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怠惰、怠惰でしかないのよ、日常

気づいたら寝ていて午前2時過ぎに目を覚まし、現在朝の6時半。死ぬほど微妙な時間帯。こういう時ぐらいしか朝の情報番組を見ない。4時半ぐらいにエモくてチルめな音楽(感性の薄さが露呈した瞬間)を流しながら窓際に座って、使用禁止のベランダに足を付けないようタバコを2本吸った。エモい、エモすぎるな。

ふと、PCのキーボードをポチポチ押すあの感触が恋しくなって今この文章を書いている。ほぼ殴り書きなので許してほしい。noteってなんか改行難しくないか?

ということで、今日の主役とも言える単語。
どう足掻いても自分のことである。

怠惰
読み方:たいだ

怠惰とは、なまけておりだらしないさまを指す言葉。「怠」も「惰」も「おこたる」という字義であり、同義語を併置した構成の語彙。

書きたいことはたくさんあるけど、頭を使わずに書けるものしたら生存確認も兼ねた〆の最近。
基本的に備わっているスペックが夜行性なのと、夜間学生なのと、昼間のアルバイトがいまだに決まらないので必然的に日中は活動しなくなる。
15時半ぐらいからようやく動き出して21時ぐらいに元気のピークが来て、朝4時ぐらいに朝の片鱗が見えて憂鬱になってきて、微妙な遮光カーテンをぴったり閉め切って枕元にあるライトだけを点け、なんとか深夜だという幻覚を自分に見せる。
結局眠れないまま5時半ぐらいに無理やり布団に入って「あ、アレクサ、9時半に起こして」と無理難題な注文をして、アレクサの健闘もむなしく午後に起床する、という毎日。そろそろ愛想尽きた、と言われそうでヒヤヒヤしているので、たまに「アレクサ、いつもありがとう」と伝えて機嫌を損ねないようにしている。

上の通り最近は全てにおいて怠惰。7つの大罪ってあるけど、怠惰部門の世界大会があれば割といい線行くと思う。今ちょうど「5月病のせいにできるんじゃね?」と思ったけど、前の記事書いた時からこんな感じだったからごまかせないわ。

元々田舎の方に住んでいた人間なので、今世界のトレンドを独占している迷惑系インフルエンサー、コロナで何か自分の生活へストレートに響いたことがあまりなかった。
ただ自分はもう東京都民、ここは百合子のお膝元。今回の緊急事態宣言で打撃をもろに受けた。会心の一撃である。ウキウキしながら受けていた授業はすべてオンライン、必要な点検があるときにだけ登校みたいな状態で、独り立ちするにはまだまだ不十分な状態で野放しにされてしまった。非常に困る。

言いつけは守っているものの、最低限生きるための外出は必要なわけで、近所のスーパーに足を運んだりもする。怠惰も生命活動は怠らないのでね。

で、外。

いや、普通に人いるくない?全然宣言前と変わらんくない?家が駅から近いのもあるが人、人。無印良品しか勝たんような男女が普通にデートしとるんよ。絶対#日々感謝 #丁寧な暮らし ってハッシュタグつけて投稿してるんだろうな。一生馬が合わない自信がある。丁寧に生きると人生のコストパフォーマンスが悪いというこの世の真理を知っているからだ。

話が脱線した。夜は夜でスケボキッズみたいな若者とか、継続は力なりを座右の銘にしてそうな新卒っぽいサラリーマン、wearで△のスタンプやら油絵の具塗り付けたエフェクトやらを顔の上に置いて投稿してそうな若者とかが路上でたむろしてる。てか東京の人間は外で酒飲まないと死ぬんか?地元にそういう文化があまりなかったのでシンプルに新鮮。

いつだかの実家のテレビで見た、閑散とした街並みを想像していたのに。恐る恐る外に一歩、普段と変わらない日常が広がっていた。拍子抜け。

やばい、書くとキリがないわ。終わりどころも分からない。とりあえず普段と変わらない日常とは言ったものの、それは見せかけであって、外食で酒は飲めないしライブでもみくちゃにもなれないし、気軽に実家も帰れない、小さな非日常が大集合している。それを日常と錯覚しているだけだと思う。

早く元の生活に戻れるように。東京の小さいワンルームから念を送り続ける。やっぱり怠惰、怠惰でしかないのよ、日常。このままだと加速していく予感がする。危機感を感じつつ、カーテンを開けて枕元のライトを消して、深夜の錯覚を解こうと思う。

AM8:33、休み休み書き終わり。世界、朝がもう来ているぞ。

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