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「働くこと」に関する記事

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私自身の興味関心度が高い「働くこと」に関して書いた記事をまとめています(ほぼ自分用です)。
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自分と仕事との折り合いをつけていく

週一回行われる地域の高齢者の方々とのワークショップ。今日のテーマは、『これまでの人生を振り返りながら、自分の強みについて考える』。 その中で特に印象に残った語りを一つとりあげる。 この語りからわかることは、この方は小学生の頃 「従順 」という特性を持っていた。また「従順」とは、この頃の強みでもあった。しかし仕事が一つのターニングポイントとなり、これまで「従順」であった自分に変化の必要を感じたことを機に、仕事経験を重ねるとともに「芯がある」という強みを持つ人に変わっていった

会社=自由が制約される場所なのか

私の中では、「会社 = 自由が制約される場所」というイメージが形成され始めている。 本当は、「会社 = 自分の能力が発揮でき、社会の役に立つためのフィールド」であるはず。 私にとって「自由」とは、抑圧されることなく、自分の気づきやアイデアが活かされることであり、社員一人ひとりが「自由」を持つことによって、みんなで会社をよりよくし、大きくしていくことができると考えている。 会社に自由度がないことは、きっと必然ではない。やり方によっては、自由と規律を兼ね備えた会社をつくるこ

勉強ってどうすれば楽しめるのか

ビリギャルのモデルとなった小林さやかさんに、なにかと共感できることが多い。 さやかさんは学生時代、「勉強することの意味がずっとわからなかった」こと。 そして恩師であり、“見た目や学力で判断せずに可能性を信じてくれて、ワクワクさせてくれて、自分にもできるかもしれないと思わせてくれる大人” である坪田先生に出会えたことで、「たったひとり、わくわくさせてくれて、なんで勉強するか、勉強した先に何があるか納得させてくれて、そしてなにより、『こんな人になりたい』と思わせてくれる大人に

「お金を稼ぐ」って、難しいけど、すごいこと

昨日ある授業で、「最近高齢者関係の仕事がしたいかもって、なんとなく思います」と話すと、「企業で働くってことはビジネスをするわけだから、企業の利益にはなっても人のためになってないってあなたなら言ってそう。会社の営利を目的にしない、公務員とかの方がいいんじゃない?」とある先生にいわれた。 この先生はすごく親身になって話を聞いてくださる方で、全然授業の主旨とは関係ないのに、その授業は私にとって、半分キャリア相談の時間みたいになっている(笑)。 この春学期間キャリアに対しての考え

偶然の出会いが、人生を変えていく

計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)は、心理学者のジョン・D・クランボルツ氏によって提唱されたキャリア理論である。 私が「この先どうしよう」と将来のキャリアについて悩んでいると、「思い通りにいくこともあるけど、大抵のことは思い通りにいかない。人生は5年周期くらいで、全然違うように変わっていく」と母は言った。 たしかに言われてみれば、5年前だと私はまだ大学一年生の18歳。その頃はまさか、自分が大学院に進学するなんて思ってもいなかった。