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ジブリパークにて


先日ジブリパークに行って参りました。


最初にお伝えしますが、ジブリ好きな人なら絶対に確実にまじで行くべきです。


現在ジブリパークのチケットは人気すぎて争奪戦です。

私は14:00からのチケットしか取れず、かなり時間が限られていましたが存分に楽しめました。

その理由をつらつら語りたいと思います。



まずは「青春の丘」です。


ここに着く前、私は体調が悪すぎて意識が吹き飛びそうでした。

しかし着いた瞬間、興奮で全てを忘れる程素晴らしい空間でした。

ここでは、『耳をすませば』に登場する地球屋が再現されています。主人公の月島雫が猫に連れられて辿り着くアンティークショップです。


まず、衝撃だったことは、基本全部触れる!!!椅子にも座れる!!!なんなら匂いもする!!です。


ディ〇二ーの〇ニーの家に行ったことある人ならわかると思うんですけど、家具はガチガチで作り物感満載じゃないですか。あれもあれでもちろんいいんですけど、ちょっと寂しさはあります。


ジブリパークは違うんです。細部の再現度の高さがドギツいです。手に取って触れるものまであります。


階段を降りると、天沢聖司がバイオリン制作を学んでいた工房があって、室内には作りかけのバイオリンや制作に使う道具がずらり。

鼻から木の匂いぶわっと香ってきて、木くずとか使いかけの汚れたウエスまである。本当に凄すぎる。


こんなに沢山触れたら、壊れることもあるだろうしすぐに劣化してしまうのにと思いますが、
五感での体験を優先させてくれるジブリの粋な心意気に感動しました。


そして次は「ジブリの大倉庫」です。

ジブリの大倉庫は、まさにジブリの大博覧会。
1つの巨大な施設の中に、映像展示室をはじめ、3つの企画展示、ショップやカフェなど、"ジブリ"がぎゅっとつめこまれています。

公式から引用



まず目に入ったのは、『コクリコ坂から』に登場する哲学研究会の部室。本当にアニメに登場するそのままの熱量で再現されています。


続いて、ジブリ作品の企画展示。

「食べるを描く。」の展示が素晴らしかったです。資料や原画が見られて、アニメで登場している食卓やキッチンの再現が多くありました。

私は『コクリコ坂から』のメルの料理シーンが特に大好きなんですけど、そのシーンが鮮明に思い出せました。


キッチンの戸棚を引くところに爪とかで出来てしまう傷があってジブリ恐るべし!!ってなりました。この経年劣化があぁ良い!!!って興奮しました。伝わってほしい。

質感やディテール、手書きのイラストにこだわるジブリならではですよね。

そして「ジブリがいっぱい展」の様子。



他の企画展示ももちろん素敵でした。
実際に行ってみてほしいのでこの辺で黙ります。


おわりに


ジブリパークは、ジブリスタジオでもジブリランドでもなく、博物館や美術館に近い公園と最初に捉えておかないと誤解するかもしれません。

アトラクションもなく夢や希望を与えてくれるキャラクターがいる訳ではありません。


しかし、その必要がないと思うくらいの満足感を得られます。

繊細で丁寧に作られているジブリパークの作品たちを守るにはきっと莫大な費用が掛かっているはずです。

これから行くかもしれない人たちへ
大好きなジブリの作品を守るためにも、ジブリ愛でグッズを爆買いしてください!!!

ジブリの存続と維持のためにも財布の紐を緩めましょう。


24年3月には「もののけの郷」「魔女の谷」という第2期エリアがオープンするそうです。

絶対行きたいのでまた行きます。

来年も再来年も行きたいと思える場所に出会えて幸せです。デザイン・監修をして下さった宮崎吾朗様とジブリ作品に感謝です。

7月公開の『君たちはどう生きるか』も楽しみだねえ


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