DドライブにUbuntuを入れるメモ

2024年1月30日 20:41

・WindowsにWSLのLinux環境を導入できる
・別ディスクに引っ越せる

・Windows10Pro 22H2
・2024/1/E時点

Ubuntu

Ubuntuは、Linuxをベースにした無料のOSです。
Linuxのほうが環境構築が楽なことが多いので導入してみます。
今回導入するのはCUI（コマンド）環境までです。

Ubuntuの導入
　・事前準備
　・インストール
　・Dドライブへお引越し

とても簡単です！

1. Windowsボタン → "Windowsの機能の有効化または無効化"を検索
2. 下記3項目にチェックを入れ OKボタン
　　・Hyper-V
　　・Linux用Windowsサブシステム
　　・仮想マシンプラットフォーム
3. PC再起動

1. Windowsボタン → "cmd"を検索 → コマンドプロンプトを開く
2. コマンドプロンプト上で下記を実行

wsl --update
wsl --update
wsl --set-default-version 2
wsl --list --online

　”wsl --list --online ”でインストール可能なバージョンを確認する。

3. Ubuntuをインストール（今回はUbuntu22.04）

wsl --install -d Ubuntu-22.04

4. インストール完了後、要求される下記2項目を入力
　　・username: 任意のユーザー名
　　・password: 任意のパスワード

インストールが終わり、Ubuntuが起動した！
再度cmdから起動したいときは"wsl -d Ubuntu-22.04"と打ち込みます。

Cドライブは空き容量を確保しておきたいのでDドライブへ引っ越します。

1. Ubuntuをシャットダウン

wsl --shutdown
wsl -l -v

Stoppedになっていることを確認

2. 引っ越し先に格納用ディレクトリを作る

cd D:\
mkdir wsl
cd wsl

3. Ubuntuをtar.としてエクスポート

wsl --export Ubuntu-22.04 ubuntu.tar

4. 引っ越し元のUbuntuを削除

wsl --unregister Ubuntu-22.04

5. tarファイルをインポート

wsl --import Ubuntu-22.04 D:\wsl D:\wsl\ubuntu.tar

引っ越しが完了した！

・起動するとrootになっているため、下記コマンドでuserとしてログイン

su - ユーザー名

Windows Terminlを使うとUbuntuの起動が楽です。

1. Microsoft StoreからWindows Terminlをダウンロードし起動

2. "Ctrl + , "にて設定 → プロファイル"Ubuntu-22.04"を選択
3. コマンドラインに"su - ユーザー名"を追加
　”C:\WINDOWS\system32\wsl.exe -d Ubuntu-22.04 su - ユーザー名”

4. スタートアップ → 既定のプロファイルで"Ubuntu-22.04"を選択
5. 設定を保存

これで、Windows Terminlを起動するとUbuntuがuserとして起動する。

プロンプトの表示からホスト名を消したい場合。

1. nanoをインストール
　※一般的には既にインストール済

sudo apt update
sudo apt install nano

2. "~/.bashrc"を開く

nano ~/.bashrc

3. ファイルの末尾に下記を記述

PS1="\[\e[32m\]\u\[\e[0m\]:\[\e[94m\]\w\[\e[0m\]$ "

4. " Ctrl + X " → " Y " → " Enter " で設定を保存し、再起動

Ubuntuを別ディスク上に構築できた！

参考にさせていただきました。ありがとうございます。

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