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今に不満があるわけではないけど、つまらない人

人生に対して「退屈だな」と思ったことはありますか?
「毎日が楽しい!明日が待ち遠しい」と言っている人を見て、何かしらけた気持ちになってしまった経験はありますか?
私はあります!しかも長い間そう思っていました(笑)

例えば、小学4年生から塾に通っていた時。好きじゃない部活をやって、学級閉鎖が起きた荒れた中学校に毎日通わなくちゃいけなくて、ずっと下を向いて片道40分かけて徒歩通学をしていたとき。高校でも大学に行かなきゃいけない雰囲気を感じて、また塾で苦手な勉強をしていた時。
就職して楽しいはずなのに、毎日研修やお手伝いの仕事ばかりで自分がやりたい仕事ができない時。やっと自分中心で仕事を回せるようになったと思ったら、いきなり入社してきた人が自分の上司になって会議から外されるようになった時。
元夫が好きなスポーツ観戦を、疲れた体で一緒に見に行っていた時。
書いてみると、こんなにもず〜っと我慢していたんだ!と自分でも驚くくらい(苦笑)。

もちろん楽しい時もあったし、自分の人生を不幸だとは思いませんでした。塾に通わせてもらって、そのおかげでいい教育を受けさせてもらって。
好きな職種の仕事をやらせてもらって、それでお金をもらって。
こんな自分と結婚してもらって、一緒に楽しい時間を過ごそうと考えてもらって…。
…そうなんです、ものすごく受け身だったんですよね、私の人生って。

周りの空気を読んで危機回避をして、受け身になった人生に何が起きるかというと、「不幸ではないが退屈」という感覚がやってくるんです。
そこにくっついてくるのは、「どうせ」「私なんか」「仕方ない」という言葉たち。すごくマイナスではないけどプラスでもない、プラスマイナス0の周辺をナイナス寄りにうろうろするような人生になります。

結構これを「中庸」だとか勘違いしやすいんですけど、これは中庸ではないですよね(笑)中庸の場合は、もっと自分の意思を理解しているはずですから。

つまらない毎日に気づかないこともあり得ると思います。それが通常化しすぎて、とにかく何とか日々をこなすことだけを考えているとそうなります。

でも大丈夫、つまらないという感覚に気づいた日が吉日です。その日から自分のことを1分単位で大事にすると世界が変わってくるはずです。

「あ、トイレに行きたいんだな」「美味しいもの食べたいんだな」「何にもしたくないんだな」そんな体と心の声に気づき始め、その通りにしてあげると、ああ自分ってこんなに自分で自分を満たしてあげられるんだ!という当たり前の喜びに気づくんです。(私は以前、いつの間にかトイレも我慢していて何度か膀胱炎になりました)

つい仕事や家族のために頑張りすぎてしまう人ほど、要注意です。そういう人は、「忙しいから仕方ない」「私がやらないと仕方ない」とごもっともなことを言いつつ、実は自分に退屈している可能性があります。
そのまま頑張り続けた先は、自分がわからなくなるという結果が待っています。まずは退屈している自分を知って、何かしたら退屈しないでいられるか?を聞いて叶えてあげることが第一歩です。
そしてその願いを少しずつ大きくしていくうちに、いつの間にか自分の人生がまるで思いもしないワクワクを帯びていると思います。

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