私が大切にしたい「今」は、きっとありたい姿に繋がっている

朝の9時、今の私の始業時間。シーンとして、誰も喋らない、空気が張り詰めたオフィスに今日もいた。朝の雑務をしながら、今年の秋、私の朝9時は全然違うものになっているんだろうな〜と思った。（ちなみに会社の雰囲気が悪いとか、大嫌いだとかは思ってはない。）

手続きが上手くいけば、9月には学生になる。朝の9時から13時までは学校で授業を受ける。言葉が通じない国で学校に通うなんて初めてだから、最初からずっと楽しいなんてことはないのは重々承知だけど、学びたいことを学べる時間を自分で掴みに行くのだから、わくわくしないわけがない。

学生になった時、私は朝9時を憂鬱だと思うんだろうか。楽しかったら良いな。とにかく息がしやすかったら良い。そこに自然にいられたら良い。

強い言葉や悪い印象が目につくもので、留学したことがある人、今まさに留学している人のネガティブな発信が目につく。「そんなに甘くない」って突きつけられている気がする。

それでも私は留学するし、辛いことが起こることも想定した上で、全部抱えて自分の責任で行く。今私が想定できる範囲なんて超える厳しさがあるのだろうというのも理解して行く。行く意味も、行って何をするのかも、行って良かったかを決めるのも自分。

手続き関係でやらないといけないことや調べないことは山程ある。でもそれ以外のことの方が、とても多いしとても重要何だと最近思う。情報の取捨選択をしっかりするとか、人の意見に流されないとか、行って何がしたいのか、何を体験したいのか、何を見たいのか、異国で住むために今私はどんなベースを作っておいたら良いのか、色んなことを考えて実行しておくとか…………。最低限の手続きが済めば行くにはいけるかもしれないけど、その他にも考えておくことや整えておくことがたくさんある。留学に行く前からもう既に勉強だし、鍛えられているように思う。

学生になった時の私が、朝9時を楽しく過ごしていて欲しい。少なくとも今よりは自分らしく過ごせていると思っていて欲しい。

私はそのために、今準備するんだ。これはきっと、恐れからくる、ネガティブなものじゃないと思う。これだって、今を大切にしているってことになると思う。私が大切にしたい「今」が、ありたい姿の私に繋がっていると良いな。