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小さな幸せ


よしもとばななさんの「小さな幸せ46こ」に触発されて、自分にとっての小さな幸せなんだろうって書き出してみることに。(とても素敵なエッセイでした。)



夕飯後にドライブしながら向かうスタバ

コーヒーブレイクとして、そして一人の時間になれるドライブをしながら向かうスタバ。そして、そこで飲むソイラテが至上最高に美味しい。前まで大好きだったチャイティーラテのソイ変更ですら、最近甘くて飲めなくなってしまった。だからもっぱらソイラテ。グランデサイズを頼む。好きな本を持って出掛けて、時間を忘れるほどゆったりしてしまう。その後、暗くなった帰り道をゆっくりドライブするのも至高。行きよりも少しだけローテンポな音楽を流しながら、考えを巡らせながら、時々歌いながら、安全運転で帰宅するのが幸せ。


夏の夕焼け散歩

散歩はできるだけ、涼しい時に行きたい。夏こそ夕焼けの中散歩できるから、夏の散歩が一番好きなのかもしれない。田舎に住んでいて、自由にひとりぼっちで歩ける農道があることが本当に幸せ。たまに聞こえなくて、後ろから軽トラのおじいちゃんにクラクション鳴らされちゃう時もあるけど、それも含めて最高。歩いている時も、割と常に何か考えながら歩いているけど、夕焼けを見ている時は純粋に「綺麗だな〜」と思いながら、頭の中がスッキリしていくような、そんな感覚になる。


ワンピース

服の中で何が好き?と言われたら、「ワンピース」と答える。ワンピースを着て出かけると、自分が物理的にではなく軽ーくなったような気がする。一枚しか着ないという楽ちんさが、精神的な楽ちんさを生んでいるんだと思う。Tシャツにデニムも好きだけど、どこも縛られていない窮屈さがないという点では、ワンピースが一番だと思う。色んなサイトや路面店でワンピースを見ている時間も幸せだ。自分が着ていることを想像しながら、心がワクワクしてくるよう。今も部屋の壁に飾られたワンピースを見ながら文を打っている。ワンピースだけは、クローゼットにしまわずに、いつも見えるところにいてほしい。


お風呂

一人になれる時間。ここ数年でぐっとお風呂の時間が長くなった。水を飲みながら、好きなドラマや映画を見る。仕事が忙しい時は、良く考えたり泣いたり明日やることを整理してみたり、私の感情を受け止めてくれたのはお風呂だった。(まるで人のように言うね)湯船に浸かっていると、本当に一人になったみたいに感じる。それは悪い方ではなく、良い方に捉えている。日々誰かと向き合っていると、やはり疲れることや考えることが多くて、完全に一人になれる時が少ないように思えてくる。だからこそ、お風呂は私の孤独を受け止めてくれるのだ。


近所の中華料理屋で飲むお酒

地元の憩いの場であり、市内外からたくさんのお客さんが足を運ぶ中華料理屋がある。とにかくいつも混んでいる。そこのご飯は全部美味しい。メニューもユーモアに溢れているし、味は全て確約で美味しい。チャーハンを一口入れるだけで、「ボール一杯にチャーハンを食べたい。」と血迷ってしまうほど、絶品。注文したらすぐ聞こえてくる料理音も、愛を感じて、私の愛も止まらなくなる。そこで昼からお酒を飲むのがもう至高。美味しいおつまみと、大ジョッキで出てくるサワーと、地元の友達がいればもう幸せ。お盆はみんな地元に帰省してくる。その時はみんなそこに集合。ほろ酔いになりながら、内輪ネタで盛り上がる。(その後に、花火をするともっと最高になります。)


カーテンを閉めずに寝る

できれば星が見たい。眠る前に星を見て、笑顔になって眠りたい。雨が降っていたら、雨音を聴いて窓に滴る雨粒を見ながら、眠りたい。自然のパワーやヒーリングを受けたい。受けただけで、体も心も満たされていくような気がする。遠出してみた海より、苦労して登った山より、日々の中で得られる力を感じていきたい。そんな思いもあって、カーテンを閉めないで寝ることに幸せを感じる。(朝はすぐ起きちゃうけど)



よしもとばななさんが、あとがきで引用していたふなっしーの「足りないものより恵まれたものを数えて」って言葉が身に沁みる。探せばもっとあるはずの日々の幸せ。マイナスなことより、プラスなことに目を向けて、愛を感じていたい。こうやって書き出しただけで、心が満たされた。またやろう。



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