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The 4th of July(Independence Day): アメリカ米軍基地で初めて過ごすアメリカ独立記念日 

今日はアメリカの独立記念日。国の祝日の中でもアメリカ全土で大きく祝う祝日だ🇺🇸
今回はアメリカ3年目、結婚後初めて、更にミリタリーベースで暮らし始めて初めてのThe4th of Julyなので特別にここに記そうと思う。

みんな、特に都会ではお祭り騒ぎなのだが、私たち夫婦は特に何か特別なことはしなかった。というのも、運悪くちょうど次の日に仕事が入ってしまい、もともとインドア派の旦那は家で寝て休みたいというのが主な理由(笑)断然外に遊びに行きたい派の私にとっては少し物足りない祝日だった。ほんとだったら旦那の友達たちとパーティーあったはずなのに‥

それはさておき、昨晩腰の重い旦那を駆り立てて終了間際の1時間だけ参加したベース内で開催されたFreedom Festivalについて少し書こうと思う。何も特別なことしなかったっていったくせにしてるじゃん!って思った方、流石になーんにもせずこの祝日を終えるのは苦難の技だったんです😅1時間だけだったけどなかなかアメリカを感じられました((満足満足))

そんなこんなで昨日のことをシェアする前に改めて独立記念日について学んでみようと思う。
こういう時くらいしか勉強しないから皆さん付き合ってくださいな:)

独立記念日?

1776年7月4日 アメリカがイギリスから独立を宣言した日
The Fourth of July/Independence Day

独立宣言書著者
Thomas Jefferson
John Adams/Benjamin Franklin/Thomas Jefferson/Robert R. Livingston/Roger Sherman

1492年 コロンブスがアメリカ大陸発見
1620年 ピルグリムがメイフラワー号で移住
1754年 アメリカの植民地支配の戦い
1765年 印紙法制定
1773年 ボストン茶会事件勃発
1775年 アメリカ独立に向けて立ち上がる
1776年 トーマスジェファソン独立宣言
1783年 パリ条約 13州完全独立
1789年 初代アメリカ合衆国大統領 ジョージワシントン就任

Founding Father 建国の父
John Adams/Samuel Adams/Benjamin Franklin/Alexander Hamilton/John Hancock/John Jay/Thomas Jefferson/Robert R. Livingston/James Madison/George Mason/Robert Morris/Peyton Randolph/Roger Sherman/George Washington

🫘知識
・The 4th of Julyと言っているが、もしかしたらThe 2nd of Julyになっていた可能性もあったそう(7月2日に13植民地全会一致で投票が行われたが、世界にしっかり公式に宣言したいという理由で二日遅らせたそう)

・お祝い:お酒と花火
“Ought to be solemnized with Pomp and Parade, with Shews, Games, Sports, Guns, Bells, Bonfires and Illuminations from one End of this Continent to the other from this Time forward forever more.” -John Adams
↑はジョンアダムスが妻に送った手紙の一部。この通りに毎年派手に祝われている

*戦争中も祝うほどだったそう:1778年ジョージワシントンが兵士に通常の2倍の量のラム酒を配ってアメリカの独立を祝ったとのこと

*花火は戦艦の大砲の代わり

去年はワシントン州のエドモンズダウンタウンにホストファミリーと訪れました。
そんなに大きくないダウンタウンだけど盛大にパレードが行われて人もたくさんで盛り上がってました:)


勉強はこのくらいにして‥やっとこさ昨晩の

Freedom Festival

について記していこうと思う(これが本題)

にしても高校の頃あれだけ必死に覚えた世界史の教科書丸々頭からすっぽり抜けててショックが大きい😨

家から車で2分の場所で開催されてました🥳
米軍基地内って小さな街みたいなんですよね。これもまた後ほど別でシェアします☺︎

実は16時から21時までだったところを20時に家を出て21時まで楽しむっていう。まあ外に出たくて仕方がない私と家でダラダラしてたい旦那の間を取ってのデート。結婚生活難しい(笑)

軍人たちがいつもトレーニングしてるフィールドにて野営コンサート
人がゴミのようです(失礼)
Apache
ここアラバマの基地はヘリコプターパイロット育成の地なんです🚁
私の旦那も絶賛訓練中。最近やっとワンタームが終わって三種類あるうちのどのヘリコプターに乗るかが決まり、銃搭載のAH-64 Apacheを操縦することになりました💥

また少しお勉強:

AH-64 Apacheについて

・対戦車・対地空攻撃に特化した世界最強の攻撃ヘリコプター (世界で最も致命的で生存可能で展開可能でメンテナンス可能なマルチミッションヘリコプター)
・乗員 計2名
(他の陸軍ヘリは乗組員がいるのに対しアパッチーは操縦士二人のみ)
前席:副操縦士兼射撃手、後席:操縦士
(操縦士と副操縦士は経験値で決まるらしい)

胴体幅:3.28m
全長: 17.7m(回転翼含む)
全高: 4.9m
自重/最大重量: 5,165/9,525kg
発動機: GE T700 ターボシャフト(1,696shp)×2
超過禁止速度: 365km/h=M0.30
実用上昇高度: 6,400m
航続距離: 1,899km
武装:
M230 30mmチェーンガン×1(固定武装)
AGM-114 ヘルファイア
AIM-92 or AGM-122 or AIM-9
ハイドラ70 FFAR
・製造者: ボーイング社
・運用者: アメリカ陸軍/イギリス陸軍/イスラエル航空宇宙軍/日本陸上自衛隊
・名称: アメリカの先住民アパッチ族に由来

調べてみるとキリがない。窓ガラスはもちろん銃対応、世界でも1番頑強なヘリコプターみたいだ。旦那が操縦すると思うと安全性が1番心配になるところだが、不時着しても爆発することがないくらい安全性も年々アップグレードされてるよう。あとは、攻撃性能向上だったり無人機との連携などによって、より一層操縦士の危険性が減少されている。

こんな間近でヘリコプターしかも現役の戦闘機を見ることなんて結婚する前は想像もしてみなかった。でもこうやって、旦那が何をしているのか、どんなヘリコプターを操縦することになるのか実際に見ることで、

  • 旦那が米国軍人であること

  • この世の中ではまだ戦争が勃発しているということ

  • 国のために、世界のために働いている人たちがいるということ

  • それが1番近くにいる愛する自分の旦那、そして友人たちであるということ

かっこいいな〜という気持ちと感謝の気持ち、誇らしさ、そしてその背後に心配する気持ちが入り混じる。

左がBlack Hawk
(隊員や物資の輸送、メディカル部隊/4名の乗員と11名の兵士が搭乗可能/イリノイ州のアメリカ先住民族ソーク族を率いた勇猛な酋長の渾名から名付けられている)
右がChinook
(貨物、部隊輸送、捜索救助、死傷者避難、特殊作戦/ネイティブアメリカン米国北西部チヌーカン族に基づいて命名/15-50名搭乗可能)

展示されてるヘリコプターの中にそれぞれ入って見学することもできた。それぞれのヘリに各々の特徴があり、やはり実際に目にするとテンションが上がるものだ。特にチノークは中に入って実際の椅子に座ってみると映画の中にいる気分にもなった。(平和ボケ日本人)

最後にお目当ての花火をじっくり堪能。ヘリコプターを横にして見る花火はまた違う感じがして新しかった。

なかなか良い規模の花火を間近で見ることができた。
人混みの中でなく花火を見るのは初めてでした笑

10ドルもするレモネードを買うために15分並び文句を言っていた旦那も、私がヘリコプターにテンション上がっているのとなかなか良い花火のお陰で楽しめたようだ。

7月4日の夕食
アメリカ独立記念日なのでアメリカっぽい旦那の好物をと思ったけど、シェパードパイってイギリス料理でした😅(なんとも皮肉)
でも美味しいので明日レシピ載せます🙋‍♀️


ここまで読んでくださってありがとうございます。
アメリカ独立記念日に乾杯🍻

参考までに↓

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