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推しが名前を変えた日


"恋とか愛とかはわからないけれど
推しへの気持ちはいつだって明確
これは絶対にすきって気持ちだ"


私の最愛の推しが名前を変えた


推しも、そのためにつけた名前の私も
いなくなった

自分の一部が消えたようなそんな感覚
出会ったのは3年前
色々あって一緒にいたのは604日

そのどれもが大事だった


学生時代はオタクだった
その私が、今までのはなんだったのかと思わされるほど惹かれた

顔も知らない
名前も知らない
歳も知らない

ただ
声、話し方、テンポ
見えないものすべてが私に刺さったのだ

たくさん話した
たくさん色んなことを一緒に経験した
たくさんゲームを見せてくれた
たくさん歌を聞かせてくれた


人の歌でこんなに心が動くものなのか

知らなかった感情をいくつも教えてくれた


本当のサヨナラではないけれど
やっぱりちゃんとサヨナラで
涙もありがとうも止まらなかった


またね

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