あなたは才能に溢れていた。飛び抜けたものがあると言うよりは、どれも大抵のことはできてしまった。そんなあなたにも、いや、そんなあなただからこその悩みや苦しみがあったことをわたしは知っている。それでも、あなたを羨ましいと思った。時にはそれが、悔しさや憎しみにも変わった。

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