【写真と文2】福岡 能古島

ご無沙汰してしまったけれど
何も考えれなかったのも、
タイから帰ってから心がポッカリあいていたのも事実なので、
投稿しないのも私の中のひとつの備忘録です

去年の桜です

ちょうど長澤知之のツアーと桜の時期がかぶり
4月頭に福岡に行ったお話
ちなみにこれはその数日前の名古屋公演の時
鶴舞公園で撮った桜
長澤知之のツアーはいつも数公演を数週間であるからこの時はいろんな場所で桜を見れた

福岡について、胡麻鯖を食べ、ライブを見て、友人たちともつ鍋をつつき、BOOK&BEDに泊まった、そこで本に埋れながら海が好きなので明日はどこか島に行こう、そう思った

Google マップを開き、博多辺りから
点線で伸びてる島のフェリーの時間を調べ
『能古島』へ行くことにした

港に着くと多くの人であふれていた
どうやらかなり人気の場所らしい
横から割高のシャトル船が出ていた
旅は心が大きくなる、
待ちきれずそちらに乗ることにした

そこでおばちゃんは言った
「帰りはずっと歩いて帰るといいよ、
桜が綺麗だから。」

能古島の観光名所は植物園である

島の上の方にあるので海も見える
売店でアイスを買ったらおばあちゃんに
「あんたどっからきたの、あらー、ひとり?さみしいねぇ」と言われたことはよく覚えている
アイスの味は覚えていない

帰り道は教えの通り歩いて帰った

響くのは風の音と遠くに波の音、自分の足音
すごく不思議な感覚で極楽だった

途中で携帯の電源を切った
しゃがみ込んで写真をとった
思わず道路に寝転びそうになった

とてもきれいで、思わず涙が出た
また必ず来よう、と心に決めた

ゴールは海、誰もいない海
この日は本当に人生で3本の指に入るくらい
幸せな一日だった

私は春が今の時期が何よりも大好きなのに
なのに、の続きは誰もが今に抱える気持ちと同じだろう
来年は穏やかな春を迎えることができますよう

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