癌と自己免疫疾患の相関性(妄想記事)

 癌と自己免疫疾患は、一見全く関係のない病気のように思えますが、実は密接な関連性があることが近年明らかになってきているようです。


1. 免疫システムと発症の関係

1.1 自己免疫疾患と発癌リスクの関連性

 自己免疫疾患とは、本来、病原体などを排除するはずの免疫システムが、誤って自分の正常な細胞を攻撃してしまう病気です。代表的な疾患としては、関節リウマチ、橋本病、バセドウ病、1型糖尿病などがあります。

 研究によると、自己免疫疾患患者は、そうでない人に比べて、ある種のがんを発症するリスクが高いことが分かっています。例えば、**SLE(全身性エリテマトーデス)**患者は、リンパ腫や肺がんを発症するリスクが高く、潰瘍性大腸炎患者は、大腸癌を発症するリスクが高いことが報告されています。

 このメカニズムはまだ完全には解明されていませんが、自己免疫疾患によって慢性的な炎症状態が続くと、DNAが損傷を受けやすくなり、それが発癌につながるのではないかと考えられています。

1.2 癌と免疫療法の関係

 一方、癌の治療法として近年注目されているのが免疫療法です。これは、患者の免疫システムを活性化させて、癌細胞を攻撃させる治療法です。

 免疫療法は、従来の抗がん剤や放射線治療とは異なり、副作用が少なく、効果が高いことが期待されています。しかし、自己免疫疾患を発症するリスクがあることも分かっています。

 免疫療法によって活性化された免疫細胞が、正常な細胞まで攻撃してしまうためです。実際に、臨床試験において、免疫療法を受けた患者の数%~十数%で、皮膚炎、大腸炎、肝炎などの自己免疫疾患が発症することが報告されています。


2. 複雑な相互作用

 先述のとおり、癌と自己免疫疾患は、免疫システムを介して複雑な相互作用を及ぼし合っています。その要因を掘り下げていきます。

2.1 遺伝的要因

 この相互作用の背景には、遺伝的要因が大きく関わっていると考えられています。自己免疫疾患と癌のどちらも、発症に遺伝的要因が関与していることが知られています。

 例えば、HLA遺伝子と呼ばれる遺伝子は、自己免疫疾患と癌の両方に関与していることが分かっています。また、特定の遺伝子変異は、自己免疫疾患の発症リスクを高めるだけでなく、特定の種類の癌を発症するリスクを高めることも分かっています。

2.2 環境因子

 遺伝的要因に加えて、環境因子も癌と自己免疫疾患の発症に関与していると考えられています。例えば、喫煙、感染症、紫外線暴露などは、癌と自己免疫疾患の両方に関与するリスク因子として知られています。


3. 今後の課題

 癌と自己免疫疾患の相互作用に関する研究は、まだ発展途上にあります。今後、さらなる研究によって、この相互作用のメカニズムを解明し、新しい治療法や予防法の開発に役立てることが期待されています。

 特に、免疫療法の副作用である自己免疫疾患の発症を抑制する方法の開発は、重要な課題です。また、自己免疫疾患患者の癌リスクを評価し、適切な癌検診や予防法を提供することも重要です。


(参考情報)


あとがき

 某AI様に「癌と自己免疫疾患の相関性を教えて下さい」と聞いたら、上記文章が吐き出されました。(若干校正)

 私の親も、自己免疫疾患か?と思える症状(掌蹠膿疱症)が長く続いたあと、スキルス性胃がんが発覚し、発覚半年で他界しました。(n=1事例)
 私にも掌蹠膿疱症ができた2014年、「俺も死ぬのかもな」という焦りから医療系の研究論文を漁りまくり、「腸内細菌叢の改善」「酪酸菌のつくる酪酸による、制御性T細胞の分化誘導」「自己免疫疾患への民間療法」にたどり着きました。それ以来10年近く、超健康体を維持しています。

 癌と自己免疫疾患には密接な関係があると、素人ながらに思っています。まず自身の「自己免疫疾患」にアンテナを張ること、そして、何らか症状がある場合は、軽度のうちに「腸内細菌叢を整える」こと。

 研究が早く進むことを祈ります。


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