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新型コロナ【ワクチン後遺症2】やはり自己免疫疾患?

 ここ1ヶ月ほど、twitterにて「ワクチン接種後の副反応」と思しき症状が長く残っている人(後遺症)のツイートをウォッチしているのだが、50人ほどウォッチする中、ざっと半数ほどが夕方から夜にかけて症状がよろしくない様子。
 昨年、covid-19の後遺症の方々をウォッチしていた時とかなり似た状況となっており、症状もcovid-19後遺症ほど酷くはないが非常に似通っている。

 なお、私はモデルナ2回摂取済みだが、これらmRNAワクチンには思うことが多々あり、推奨派でも反対派でもない。

◆ スパイク蛋白への攻撃で自己免疫疾患を誘発?

ウイルス感染によるcovid-19後遺症はざっくり3パターンと踏んでいる。
1. ウイルス攻撃(増殖)による各臓器の損傷
2. 血栓、血液凝固による症状
3. 自己免疫疾患(自己免疫攻撃)による症状

 今回のワクチンはmRNAによりSARS-CoV-2と全く同じスパイク蛋白を生成し、免疫に攻撃させるものであるため、ワクチンやスパイク蛋白が同時に大量に血流に乗ってしまった場合は血管内もしくは到達した先の臓器で免疫の集中攻撃を受けることとなり、その血管移行量によっては免疫暴走サイトカインストームを起こす可能性を否定することはできない。

 なお、なぜ夕方以降夜にかけて後遺症の症状が強く出るかというのは、リンパの活性タイミングに関与していると思われる。リンパは一般的に夕方から夜にかけて活発になるので。
 covid-19後遺症の方もそうだったように、ワクチン後遺症の方も自己免疫が狂わされているのではないだろうか。

◆ 筋注は血流に乗せることを目的としていない

 これまでに何度か「ウイルスを血流に移行させないように」といった記事を書いてきているが、ワクチンも同様で、「ワクチンやスパイク蛋白を大量に血流に乗せない」ということも、とても重要だと思っている。

 SNSはじめネットでは「ワクチンを早く全身に巡らすため毛細血管の豊富な筋肉への注射なんです」や「ワクチン接種後の加圧トレーニング(無酸素運動)のススメ」的なことを書いている医師も居て唖然とするのだが、このような間違った認識の専門家が間違った知識を世界に容易に発信できてしまうのはどうにかならないものだろうか。

本来であれば、

 静脈注射可能な薬剤以外は、一般的に血管内に直接入ると急激な作用で循環器系変動リスクが高まる
(循環器専門医 北村医師のブログより)

 というのが多くの医師の認識だと思う。そりゃ多少血流やリンパにも乗るだろうけど、同時に大量に乗ったらどう考えてもアカンでしょ。

 私の親族は一番早い人でR3.6月頭に接種だったため、私はそれまでにワクチン副反応やワクチン後遺症など、海外の事例や研究論文をかなり調べていた。私の親族には「接種1週間くらい前から腸内細菌叢を整えておけ」「打ったらしばらく無理すんな」「激しい運動と深酒禁止」「あまり接種側の腕を使うな」と伝えていた。そのおかげかどうかわからないが、親族では高齢者から高校生まで、全員極端な副反応も後遺症も無くやり過ごしている。

◆ 太い静脈と毛細血管拡張の話

 気になるワクチン後遺症だが、そうならないためにワクチン接種における注意点として2点、気になっていることがある。「接種位置」「接種後の行動」だ。接種後の行動については先述の通り毛細血管経由で大量に血流移行させないことが重要だと思っているのだが、「接種位置」というのも同じで、あまり下の方に深く打つと太い血管めっちゃ近いよね?という理由だ。(「摂取直後の逆血を調べろ」と訴えている医師も多いようで)

 私も2回目の接種位置が1回目よりも5cmほども低い位置だったこともあり、「これ大丈夫か?」と少々気になっていたが、重大な長期副反応は出ていない。(若干むくみやすくなったのと、若干の手指の痛みといったところ、あと、頭髪密度が少し減ったかも?← 全部気のせい)
 ※このあと、絶対ワクチン関係ないと思っていた筋の痛みをワクチン由来と疑うようになったのですが)

 なお、私は成長期に結構ハードな筋トレを行っていたため、筋肉細胞量は普通の人よりもかなり多いはずだ。その証拠にもう何十年も筋トレ等していないが、普通に筋肉質体系を維持できている。それもあり、三角筋の毛細血管も普通の人より多いだろうと考えて、接種後は無理せず、毛細血管を活性させない様にのんびりだらけて過ごしていた。(それはいつもか)

 なお、一般的には接種後の経緯は下記のとおり。

・接種後速やかに細胞侵入(接種付近の筋肉細胞)
・接種3~5時間でmRNAに拠るスパイクタンパクの生成が始まる
・スパイクタンパクに対し、順次免疫攻撃が始まる
・接種後数日でmRNAが役目を終えて分解される
・接種後最大2週間ほどでスパイクタンパクも消失する

 注意点は「ワクチンおよびスパイクタンパクを同時に大量に血流に乗せない」こと。
 接種部を揉むのがアウトなのは当然として、激しい運動や過剰飲酒は筋肉内の毛細血管を拡張&活性化させて、血中移行を促すことになるので、特に倦怠感や微熱の有るうちはスパイクタンパクがまだ多く残っていると考えて、激しい運動や過剰飲酒を控えたほうが無難だということ。長風呂もやめとこ。
 「肩の三角筋」付近で抗体を生成できるようおとなしくしておこう。

 ※ワクチンやスパイクタンパクが大量に血中移行すると、血管内や行き着いた先の臓器で免疫攻撃を受けることになり、その攻撃により炎症を起こすことがあるので。

◆ まとめ

 とりあえず、免疫がSARS-CoV-2とそのスパイク蛋白を攻撃する際に血栓や血液凝固と免疫暴走が起こるとされているのだから、ウイルスと同じスパイク蛋白を作るワクチンでも当然起こりうる。「ワクチンおよびスパイク蛋白を血流に大量に乗せない」ことが重要なのは当然だと思うのだけど、なぜそこについてしっかりアナウンスされないのだろうと不思議で仕方がない。

 日本の行政はよくやっていると思う。ただ、副反応予防のアナウンスが足りていないのではないだろうか。
 シンガポールのように「接種後1週間は激しい運動を控えるように」(深酒も禁止)といった接種後行動に関するアナウンスをもっとしっかりすべきではなかろうか。


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