新型コロナ【予防医学の観点】早くただの風邪になりますよう(願望)
(と言いつつ、予防医学の何たるかを知らないんですけど)
【予防医学とは】
簡単にいえば「病気にかからないように予防する」という考え方です。病気にかかってから治すのではなく、病気になりにくい体作りを推進して健康を維持することを目的としています。
(※google検索結果トップより)
covid-19が日本で流行り始めた頃からも、「ただの風邪」と主張する専門家は数多く居た。しかし、その根拠を「明確に」示すエビデンスは未だに一切無いため、本心では「風邪のようなもの」と思っている私も「ただの風邪」とは口が裂けても言うつもりはない。(たまに書いちゃってるけど)
実際、私は中等症に至った人も含めて何人かの感染者の経過を知っているし、重度後遺症患者の方々にもSNSでアプローチして詳しい話を聞いているため、健康体でも「ただの風邪」では済まないケースがけっこうな頻度であるということはとっくに認識している。(素人なので検証はできませんが)
なので、「コロナはただの風邪だ」と言って他所様に気を遣わず身勝手な行動を取る人は心底軽蔑する。(まぁ怒りをぶつけることはしないけど)
特性を見るに、終息は無理としてもいつかは収束するのだろうけど、ではどうしたらこの厄介な感染症を軽視できるようになるのか。それってSDGsじゃないけど、持続可能な方法でないとダメだと思う。
ということで、今回はこれまでと少々視点を変え、風邪ひとつひかない健康体の私が、風邪予防の根源について書いてみようと思う。
「コロナはただの風邪だ」と世界中の人が言える日が来ることを願って。
◆ 遺伝のハナシ(前フリ
少しずつ街の風も冷たくなってくると、風邪をひきやすいあなたの事が気になりますよね? 冬の匂いが僕を通り抜け始めると、溢れるほど切なくて逢いたくなりますよね? (夏真っ盛りや)
そう、世の中には風邪をひきやすい人とひきにくい人が存在するのだ。そして私も以前はひきやすい部類だった。
SARS-CoV-2の受容体はACE2であり、従来風邪コロナの一種(HCoV-NL63)と同じで伝播しやすいことがわかる。ACE2発現量は東アジア人が最も多いため、日本人も感染しやすいというのは確かだ。
ただ、SARSもそうだったが、どれもACE2を受容体とするスパイクタンパクであるため、過去に似たタイプのウイルス曝露により、対応可能な抗体を持っている可能性はゼロではない。(さらに日本人にはマスク文化が定着している現状、諸外国に比べて被害は少ないものとなっている)
そして抗体情報はある程度は遺伝するものなので、自分の親や祖父母の過去の病気を知ることも重要だと思う。
ここで、(週刊誌系は好きではないのだけど)気になる古記事を貼ってみよう。
予防医学に詳しい産業医の正富千絵先生はこう話す。
「やはり遺伝で起きる病気も少なくないですから、両親がかかったことのある病気のチェックは行った方がよいですね。特に婦人科系の病気の場合は、進行も早いゆえに若い人でも重点的に調べるようにしましょう」
この先生、現在は臨床から離脱しているようだけど、さすが本職、ほぼ風邪をひいたことがないとのことだ。今はなき私の親は風邪をひきやすかったので、親のかかりつけ医がこういう先生だったら良かったのにと心底思う。(本心です)
私は若い頃に片親を亡くしている。そしてほとんどの先祖が同じ病気で若くして他界している。病名は伏せるが、私も年齢を重ね、数年前に親と同じような前兆症状が出たときは「もうこの先長くないか」と頭を抱えたものだ。
ちなみに私はその際に独学で根源を突き止めて(とても経済的に)体質改善に成功したので前兆症状は全て消え去り、加えて(とても経済的な)予防法も確立したので、それ以来何年も風邪ひとつひかない健康体を手に入れている。(怪しい商売ではありません)
それもあり、covid-19ですら曝露量さえ少なければ自己免疫で何とでもなると思っている。(繁忙期の過労と重なりインフル1回食らったけど)
ちょっと話が飛んだけれど、要は身内の病気を詳しく知ることで、風邪ひきやすさの目安にもなるということだ。つまり予防の基礎は身内の情報からってこと。
自分のみならず親も祖父母も風邪をひきやすいのであれば、covid-19への耐性もあまり無いと考えたほうがいいかも知れない。
◆ 風邪ひきにくくするには
以前書いた妄想特効薬の記事内容がまさに該当する。(記事リンクは貼りません)
誰か予防医学を率先して研究している医学研究者様が詳しい話を聞いてくれないかなと思いつつも、こんな辺境の駄記事(しかも妄想とか言ってる)に辿り着くはずもなく、たとえ読んだとしても素人の駄文(妄想)に気を留めるはずもなく、私の妄想は後遺症患者さん数名と症状のキツかった感染者数名様にお試しいただいただけで(自己満足)完結した。(飽きたとは言いませんっ)
おっと、また話が飛んでしまった。(クセなんです)
風邪予防には、十分な睡眠と良質な食事と適度な運動が最も簡単で効果的な方法というのは当然のことだが、「免疫システムの障害と生活習慣病」には密接な繋がりがあるとされているので、メタボ体質の人や生活習慣が乱れまくっている人は早めに改善したほうがいい。
さて、SARS-CoV-2は受容体がACE2ということで、ウイルスのスパイクタンパクとACE2が結合するのを阻害してやれば、ウイルスを多少曝露したところで侵入や増殖を防げるため、もっとも「風邪ひきにくい」状態を手に入れられる。
それって何なん?と思われるだろうが、それは昨年の3月から世界中で「有効では?」と噂される成分だ。ただ、試験管での研究結果ばかりで未だ人体で検証した査読論文が無いため、ここでは言及しないことにする。(ひとつだけではないし)
別記事ではそこそこ核心に迫るところまで書いているが、所詮素人のビタミン療法とバカにされそうなので、敢えて成分名は書かないということで。(ビタミンではないのだけど)
どちらにせよ受容体が確定している以上、その結合阻害成分をどう体に取り込んでいくのかというのが最大の課題となる。一般食材にも多く含まれる成分なので、早く人体ベースでの研究が進みますよう。その成分を多く含む材料でトローチとか作ってみようかな。(粘膜ガードできそうな予感)
そうそう、結合阻害と言えば今年に入って発表された5-ALAという成分は超優秀なようだが、記事中に記載があった通り5-ALAは腸からは吸収されにくいそうなので、amazon等で高額で売っているサプリメントには手を出さないほうが吉かと。(そもそも健康関連で高額なものは一切信用しない性質なもので)
(※比較的安価に出している○○産業は会社自体信用していないのでこちらもオススメしません。)
5-ALA自体は試験管での研究成果はものすごく優秀なので、正式な薬や摂取方法が出るのを待ちましょう。(それまでは某妄想特効薬かワクチンで凌ごう)
◆ 重症化しなきゃただの風邪?
そりゃそうだ。
しかし、大量曝露や免疫力低下により、covid-19は一定数の人が急激に悪化して重症化してしまうケースがあるのがとても問題なのだ。それを無視して数字や確率の話に置き換えて一喜一憂するのは現実が見えておらず、健全な議論はできないと思う。
「ただの風邪」と言うならば、万人が重症化しない具体的な方法を提示しなくてはいけない。
covid-19の特徴のひとつとして、「増殖の速さ」が挙げられる。受容体ACE2は口腔内粘膜だけでなく、血管内皮や結膜なども含め体のそこらじゅうで発現するため、たどり着いた先の細胞で増殖スピードに免疫が追いつかない場合は重症化まっしぐらだ。
そして従来の風邪ウイルスでは深呼吸などで大量に曝露してもそう簡単には悪化しないが、SARS-CoV-2の場合はそうは行かない。肺胞および付近の毛細血管で一気に増殖して、激しく咳が出る頃にはすでに酸素不足に陥っている。これに関しては多くの臨床医の方々も言及しているが、普通の肺炎と一緒にしないほうがいい。(ここまでは先述の結合阻害成分やらワクチンやらで予防ができるとしたいところ)
もう一つ予防しておきたいのは「免疫暴走」と「血栓や血液凝固」だ。前回のSARS-CoVもその節があったそうだが、今回のSARS-CoV-2も心血管系を攻撃し、免疫を狂わせる性質を持っているため、血管に大量に移行したら悪化の一途。先述の通り体のそこら中に受容体が発現するため、発現量の多い臓器、肺、心臓、脳、肝臓、あと腎臓や精巣、子宮など、行き着いた先の臓器を壊してしまう。血栓や血液凝固由来の諸症状も「どこに飛ぶのかは運次第」というのが厄介だ。さらに、免疫が狂わされることで、たとえ軽症でも長いこと後遺症に苦しむ方も少なくない。
まず免疫を暴走させないためには「免疫を正常化」しておくことがとても重要だ。(正常化するのと高めるのとは違う)
キーワードは腸内細菌叢の改善。東アジア人、特に日本人の腸内細菌叢は本来「免疫正常化」に特化しているはずなのだ。食事の西洋化やジャンクフードの増加により壊されつつあるが、本来あるべき腸内細菌叢に戻してあげることが、免疫暴走に対する最大の予防策になるのではないだろうか。(歳とともに色々減少するって言うし)
そこで私が推奨したい重症化予防策は「短期間で半強制的に且つ副作用ゼロで腸内細菌叢を改善する方法」だ。実際に長く苦しい後遺症に悩まされていた方3名様は、この方法で1~2ヶ月以内に自己免疫疾患由来の後遺症がウソのように消え去っているので、免疫正常化作用はかなりのものだと思っている。(例は少ないけれど治癒率は100%)
と言うか、予防だけならば普通に日本食食って適度な運動していれば、それで十分な気もするが。(自然志向、ナチュラル志向ってのも悪くないけれど、結局偏りすぎるのでオススメしない)
◆ ただの風邪になりますよう
私は今現在の政府の対応は過剰だと思っている。しかし、憲法で国民の自由が保証されている日本では「強制や厳罰」などを含む法律を作ることは難しく、結局のところ諸外国のような厳格な措置をとることはできないため、自粛のお願いや補償付きの休業要請が関の山だ。
唯一、完全なるエビデンスが無くとも国民をそれとなく誘導することが可能な「メディア」も、恐怖を煽るばかりで全く役に立たない。(ひたすら恐怖を煽ることで、さらなる分断を起こしたいのだろうか)
本来であれば、昨年4月頭に記された道標、「新しい生活様式」と、それに追随するメディアの協力があれば、それだけでも十分に感染拡大を防げたはずだ。しかしメディアは周知を怠り、日本人も1億総善人とは程遠く、結局「新しい生活様式」は立ち消えになってしまった。
じゃ、covid-19を「ただの風邪」にする方法は?
「大きな飛沫を他所様に浴びせない」こと、
「閉鎖空間にエアロゾルを残さない」こと、
「空間飛沫量を下げる」こと。
民度高いと言われる日本にもいろいろな人が居るので、こんな簡単なことが感染の現場ではできていないというわけだ。
政府や行政のせいにしたところで、「感染の現場」が変わらなければいつまで経っても緊縮が繰り返されるだけ。
厳しい措置を取られたくないのであれば、目の前の他所様を気遣おう。
人々のちょっとした気遣いで(曝露量と空間飛沫量を下げれば)covid-19はただの風邪になる。冒頭でも挙げたとおり、持続可能な緩めの対策がいい。
なるべく多くの人が健康を意識して、かつ他所様に優しい生活を送るだけでいい。
他所様を気遣えない人、かっこ悪いよね。
(タイトルの 予防「医学」からかけ離れてしまったので、期間限定記事にするかも)
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