新型コロナ【感染症後咳嗽】後遺症の一種 ※日記です&なんか見た

 実は私、コロナ禍が訪れる直前、2019.12.30からの数日間、インフルエンザにかかっていました。忘年会の席で眼の前の方がインフル病み上がりで(感染力の高い状態で)参加していたそうで、私の隣の方も喰らいました。
 ちなみに感染者の隣の人は無事だったので、会話飛沫が正面の人を襲うと言うのはまぁ間違いないなと確信でき、コロナ禍直前に良い勉強になりました。

 さて、コロナ後遺症に対して風邪後遺症を持ち出して比較しているコメントを見かけましたので、私のインフル後遺症談を書いてみようと思います(誰得


 インフルエンザ自体はタミフル服用で2日で回復したのですが、数年ぶりに病気にかかったということもあり、その後、感染症後咳嗽で苦しむことになるのでした。(昔は風邪ひいたあと数ヶ月咳が続くことが多々ありまして)

 2020年1月末、covid-19に関して中国の新聞を読み漁っていた頃の話。その日は喘息のような咳も心なしか落ち着いていたので、予定していた友人たちとの新年会を楽しんでいました。しかし、タバコの煙のせいか、途中から猛烈に咳き込んでしまい、途中で帰宅することに。
 私はコロナ禍関係なく、もともと咳やくしゃみが出るときはハンカチなどで口を抑えるという他所様に優しいタイプなので、その日も空間に飛沫を撒き散らすような行為はしていません。でも、さすがに人の多く集まる屋内で激しく咳き込んでしまうのはよろしくありません。友人たちから心配されつつも、帰宅することに決めました。

 実際、咳は帰る頃には落ち着いてきたのですが、その後も何らかのきっかけで激しく咳き込んでしまうことは数日続き、covid-19の話題も日に日に大きく取り上げられるようになり、「これめっちゃ嫌がられるやつやん」と思い、「感染症後咳嗽」について調べまくりました。(もともと病院にはかかっていたのですが、喘息用のステロイド吸引薬しか処方されず、全く良くならなかったので)

 たどり着いた答えは「鼻うがい」でした。

 私はもともと慢性副鼻腔炎の気があり、咳の出るときは「後鼻漏」のような症状が出ていたので、「これはもしかしたら鼻うがい効くかも?」との推測から試してみたのです。

 試したくなったのが夜中だったので、たまたま卓上観葉植物用に買ってあった100均のミニ水差しとイヤホンのシリコンパッドで鼻うがい装置を即席で作り、家人のコンタクト用蒸留水と食塩と重曹で鼻うがい液を作ってみました。

 鼻うがいを試して数分後、かつてないほどの鼻奥の爽快感とともに、咳の原因となっていたかもしれない喉の違和感が和らぎ、とても快適な状態になりました。咳は止まっています。翌朝も夕方も同じ様に鼻うがいをして、それを数日続けていたら、一切咳は出なくなりました。

 私の感染症後咳嗽の原因は「副鼻腔」にあったようです。


 covid-19でも「咳が残る」という方が一定数いらっしゃるようですが、もし副鼻腔由来で咳が残っているとしたら、咳の症状だけなら鼻うがいで一発解消できるかも知れませんね。


 実際の患者さんに話を聞いていると、コロナ後遺症はこんなものではありません。身近でも後遺症の出た方がいらっしゃいます。曝露量の違いなのか、ウイルスが増殖した部位(臓器)の違いなのか、人によって全く違う辛い症状が出ています。
 「風邪だって後遺症がある」と一括りにしてしまうのはあまりにも乱暴かと思います。従来風邪コロナウイルスと違って増殖も細胞侵入も早いわけですから、大量に曝露してしまったら、従来風邪の後遺症とは比べ物にならないかと思います。(実際の感染者の話に耳を傾けてみることをお勧めします)

 私は、「SARS-CoV-2は、大量に血流に乗せてはいけない」と考えています。血流に乗って行き着いた先で増殖したら猛烈な免疫攻撃を食らうことになるのだから、当然と言えば当然のこと。受容体ACE2は身体のそこらじゅうで発現しますので。

 そして、covid-19のワクチンも同じ。ウイルスと違って増殖しないとは言え、大量に血流に乗せたら危険だと思っています。その行き着いた先で猛烈な免疫攻撃を食らうのですから。


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