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新型コロナ【後遺症のハナシ】※リアルネタ

 後遺症に関するプレ論文に初めて出くわしたのが去年の3月中頃。ちょうどその頃から実際に感染されて後遺症が出ている方々のtwitterをウォッチするようになり、「どこで喰らった可能性が高いのか」「どんな症状が出ているのか」「経過は」「陰性後の症状は」など、現実に苦しんでいる人達をチェックさせてもらうため、4月末時点で20人ほどリストに登録していた。
 最終的にはのべ50人ほどウォッチし、その中から数名の方と直接やり取りを行い、色々と当方の提示する成分を医師経由で試してもらい、全員が完治に至った。
 
 ここでは、実際の重度後遺症患者の方たちとのやり取りと、その流れや考察について記録しておこうと思う。

◆ 仮説

 当初、covid-19の主な後遺症は「味覚障害」や「嗅覚障害」とされていたが、ウォッチしていた方々は明らかに違う症状が残っていた。論文でも出ていた「膠原病」や「川崎病」などに近い症状だった。
 夏になる頃にはさらにウォッチ人数も増え50人ほどとなった。TVに出る方などもみえて、コロナ陰謀論の人たちから執拗に叩かれていたのが記憶に新しい。

 日に日に後遺症を訴えるアカウントが増えてきた6月末。第一波の時に喰らってICU一歩手前まで行った若い方がやたらと目につく。陰謀論派の方々は「政府のバイトだろ」とか「コロナ関係ない」とか「かまってちゃんだ」とか心無い声を物陰から投げつけていたが、自分にはどうしても他人事に思えなかった。

 この頃、論文や実際の病態から、後遺症についてある仮説を立てていた。多くの後遺症のうちヒントになった症状は以下。

【ヒントを得た主な症状】
・ 長く続く熱
・ 倦怠感(特に夕方から夜間)
・ 湿疹
・ リンパの腫れ

・・・どれも免疫に関わることばかり。
 倦怠感やだるさを訴える多くの方が「症状が右側か左側に偏る」「夕方から夜にかけて特に辛くなる」と会話していたのを見た。
 まずリンパを疑った。リンパの流れは身体の「ヘソ上上半身右側」と「それ以外」に区分されている。そして、リンパが活発になるのは一般的には夕方以降夜にかけて。
 これらの情報に加え、covid-19は血管と免疫を攻撃される感染症であることは3月時点の研究でほぼ確定していたため、「主な後遺症の主犯はウイルスにリンパを狂わされることに拠る自己免疫疾患である」と仮定(というか自分の中では断定)した。
(受容体の多い臓器を直接やられてしまったパターンの後遺症と、血栓と血液凝固由来の後遺症についてはまた別のハナシ)

 そして、、、もしかしたら自分の過去の経験が役に立つかも知れない。もしかしたらこの人達を救えるかも知れない。そう考えた私は偉そうにもSNS経由の治験を試みることを決意した。
 初めて重度後遺症患者にメッセージを送ったのは6月23日だった。

「免疫機能を正常化してあげたら治るんちゃうか?」という仮説を元に。

◆ 治験もどき

 調べたこと、自分が実際に経験したことを元に立てた仮説と対処法を、気になっていた3名の方に送った。もちろんそれぞれの症状や度合いや環境に合わせたメッセージを。
 まず返事をいただけたのは1名。3か月以上重い後遺症に苦しんでいた若い男性。彼に出ていた後遺症状は下記の通り。(あくまで陰性退院後の症状として)

・ 微熱(36.9~37.5度を行ったり来たり、ピークは40度)
・ 猛烈な倦怠感
・ 頭痛
・ 肺痛
・ 血管痛
・ 湿疹
・ リンパ節の腫れ
・ 心拍数過大
・ 息切れ

 最初のメッセージでウイルスに免疫を狂わされたことに拠る「自己免疫疾患の可能性」であることを詳細まで伝えた。担当医師の方からも「膠原病の薬を投与しようか検討中」と伝えられたばかりだったようで、医師の方も自己免疫疾患を疑っていた様子。ただ、免疫が戦っているかもしれない状態で免疫抑制薬を使用するのはリスクが大きすぎるということで悩んでいるようだった。免疫抑制薬は確かに異常な免疫の動きを止めることができるけど、正常な免疫活動も止めてしまうから。
 自分が推奨したのは「免疫正常化作用をもつ成分」だ。免疫活動を止めるのではなく、免疫を正常に働かせることが重要だと考えた。きっとこれで後遺症状の8割が回復するだろうと。
 担当医師の了承も得て、治験もどきが始まった。

 1週間経過して、思いのほか効果があったため、次の段階に入った。次のステップは「血管内皮とリンパ管の修復」だ。免疫正常化成分で環境も整ったため、皮膚科などで処方されることもあるとある某ビタミンを医師経由で処方してもらった。免疫正常化の成分とは必ずセットで服用する必要があるため、タイミングもおそらく丁度良い。

 最初の成分処方から1か月ほどで血管やリンパの症状などもほぼ無くなった。紹介した成分が効いたかは調べる術が無いが、おそらく効いたのだろうと思いたい。

 最後のステップで、自分が2月頃から「妄想特効薬」と考えている「感染予防と増殖抑制」が可能な成分を摂ってもらった。この頃には症状もほとんど無くなり、運動時の息切れが多少残る程度となっていた。(ウイルスに壊された肺胞は戻らないのが残念)
 〆として肺にやさしい呼吸法を習得するようお伝えした。

以上、あくまで素人の発想の「治験もどき」を紹介してみました。このあと別の方数名様ともやり取りして、皆様ほぼ完治に至り、個人的な妄想が確信になりましたという、あくまで妄想の域を出ないお話。

◆ 妄想治験結果

 治験というほどのたいそうなことでも無いのだけど、数名の方が実際に治ったという結果は大きいもので。(実は医師の対処が良かった可能性の方が高いのだろうなぁ) 何とか各段階での対処法が見えてきたかなと感じました。(この思い込みが素人っぷりを沸々と)
 結果をざっくり書いてみます。

【妄想治験結果】
後遺症のうち、、、
・自己免疫疾患に拠る症状は「某免疫正常化成分」が有効
・血管攻撃および血栓などに拠る症状は「美容系の某ビタミン」が有効
・ ウイルスが消滅したあとや、初期段階で免疫反応が出ている状態では「受容体結合阻害効果のある某ポリフェノール」が有効

※すみません、薬事法違反に該当するため、某が何かは本投稿では書きません。 気になる方は担当医師様にご相談下さい。

 協力いただいたのは、後遺症患者5名、発症者5名+α、たったこれだけの例で治験だなんてたいそうな言葉は使えないので、あくまで妄想ということで。
 ファクターXの記事でも書いたけど、結局のところ東アジア人、特に日本人の腸内細菌叢というのは免疫正常化に特化しているのだろうなと妄想している。

◆ つまり後遺症というのは

 自己免疫疾患により自分の免疫が延々と自分を攻撃する後遺症と、血栓や血液凝固がもたらす後遺症と、ウイルスが直接臓器を壊すことに拠る後遺症の3種類に分類されるのだと思う。
 後遺症として挙げられる症状は以下。

【自己免疫疾患に拠る症状】
・発熱
・倦怠感
・頭痛、筋肉痛
・リンパ節の腫れ、痛み
・手足や頭部の湿疹(末端とは限らない)
・膠原病や川崎病のような症状
※免疫疾患症状が出ているケースでは後遺症になる可能性が高い
【血栓・血液凝固に拠る症状】
・末端毛細血管の浮き(黒色)
・血管痛
・肺胞炎症(咳、息切れ)
・薄毛や記憶障害も?
・場合によっては心不全や脳卒中など
【ウイルスに直接やられる顕著な症状】
・嗅覚異常
・味覚異常
・肺炎
※その他受容体発現量の多い臓器、肺、心臓、脳、肝臓、あと腎臓や精巣、子宮などの症状も

 肺は血液やリンパ経由でやられるケースと呼吸器系からやられるケースがあるけれど、肺胞が壊れさたらどちらにしても修復が困難なため長引いてしまうだろう。エアロゾル大量吸入による肺への到達にも気をつけたいところ。

◆ 後遺症を残さないために

  今現在はどうかわからないけれど、昨年の夏前は後遺症についての研究が浅かったのか、陰性で退院しているからなのか、後遺症が出ている方へのケアがまるで成されていなかった。
 毎日襲ってくる倦怠感、調子良いなと思ってもまたダウンする日々、病院へ行っても薬が変わって「様子を見ましょう」で過ぎていく毎日。ネットにつらい症状を投稿すれば顔もわからない人から汚い言葉で罵られる毎日。そりゃ絶望しますよ。
 今は後遺症に関して取り上げられることも多くて扱いも良くなってきているようだけど、まだまだ苦しんでいる人がたくさん居る。ウイルスが消滅している以上「それってコロナなの?」を証明することはできないから。

 別記事でも散々書いてきたけど、このウイルスは非常に伝播しやすい。多少暴露する程度であれば自然免疫で対応できてしまうほど弱毒性ではあるけれど、大量に血管に移行したらそうは行かない。
 まず大量曝露しない、させないというのがとても重要。そして、曝露から感染に至ってしまった場合に備えて免疫力を高めておくことと、免疫を正常化しておくことがとても重要だと思う。(免疫疾患が出ている状態で免疫を高めるのは逆効果と思ってます)
 そして、ほとんどの日本人にとって弱毒性とは言え、誰しも毎日健康体というわけではないので、常に他人を気遣うということが最も重要なのだと思う。理想論であることは間違いないのだけど、そういった他人に優しい社会になってほしいと切に願う。

◆ (オマケ) 頂いた言葉あれこれ

 そもそも自分の周りの免疫弱者を守るというのが最初の目的だったけれど、なんだかんだ人助けができたのかなと自負している。(SNS繋がりなので真相はわからないけど)
 以下、頂いた感謝の言葉を列記して自己満足の世界に浸りたいと思います。

・ありがとうございます。わからないことばかりで不安しかなかったので、とても心強いです。

・こんなにたくさん詳細なアドバイスくれたのはhiroさんが初めてです。

・言われてハッとすることばかりでした。全部言われた通り試してみます。

・担当医師も「それなら一定の効果見込めるし副作用無いので試してみようか」と言ってくださいました。

・全く見えなかった敵が妄想でも少し見えるようになったので、とても救われています。

・信じられないペースで快方に向かっていて担当医師の方が驚いていました。

・色んな専門家の方や優しい方々が考察やアドバイスくれますが、正直hiroさんの説明が一番わかりやすくてしっくりきました。

・まさか本当に治るとは思っていなくて、一生続く覚悟で居ました。何とお礼を申し上げたら良いかわかりません。本当にありがとうございました。

 実際のとこ、よく何処の誰ともわからない自分のメッセージを受け入れてくれたなとも思っている。何か不用意に投稿すれば得体の知れない誰かから攻撃を受けまくるような時代なので、テキスト文字だけで真剣な気持ちを伝えることはとても難しい。
 自分はネットで知らない誰かと話す時、必ず知った顔を思い浮かべながら友人知人と話すつもりでやりとりするよう努めているので、そういった思いが伝わって信頼してもらえたのかなと感じている。

 ということで、自分のアドバイスが効いたという証拠は一切ありませんが、「後遺症が残っても対処法があるかも」と思えるだけで、少し前を向くことが出来るはず。
 こんな素人記事は誰も読まないかも知れないけれど、この考察がコロナ感染や闘病中で思い悩んでいる人への一助になれば嬉しいです。
(妄想特効薬についてはまた別の記事にしようと思います)

よかったら他の記事も読んでいってください。

(勢いよく公開したはいいけど、素人が偉そうに何言っちゃってんのとか言われそうなので、そのうち消すかも)



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