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新型コロナ【最近の動向】あらためて理想論をゴリ推し

 デルタ株の影響が強いようで、陽性者数も重症者数も増えてきているようだ。高齢の感染者が減っていて、若い人は体力あるせいか死亡例が今は少ないけれど、このまま感染者が増え続けたら比例して死亡者も増えていくかもなぁ。

 と、covid-19については数字や確率論や予測に全く興味のない私も、一応自分の住む街の情報だけはちょくちょくチェックするようにしている。(家族を守る義務があるので)
 最近の傾向を見ると、9割が50代以下で10代20代が目立つ。そして感染者の若年化にも関わらず最初から中等症の人が間違いなく増えている。4波までとはガラっと変わった印象だ。

 さて、今回の記事では、最近の傾向や動向を踏まえて、改めて理想論をゴリ推ししていこうと思う。
 

◆ イベント開催について

 先日、某イベント主催者様から某イベントの開催について相談があったので、下記の通り回答した。

 冬前に飲食イベント開催とのことですが、デルタ株の傾向を見るに、少々厳しいかも知れないなと思っています。

 秋中盤までにワクチン2回目接種者が増えていれば開催可能かなとも思いますが、今年の冬は接種していない人を中心に中等症以上の若人が激増するのではないかと憶測しています。
(そもそも風邪ウイルスは年中存在していて、乾燥&リンパの滞りがちな冬期に爆発するものと考えていまして)

 現行ワクチンは重症化を防ぐことはできるけれど、上咽頭や口腔鼻腔での侵入や増殖を完全に防ぐ仕組みではないので、「もう感染しない」と勘違いしたワクチン接種者がノーマスクで知らぬうちにばら撒き、普通に蔓延するんじゃないかなと。

 ただ、イベントはできれば開催推奨派なので、もう少し先の段階での動向を見極めたいところですね。

 東京や大阪ではほぼデルタ株に置き換わっており、その他の地方都市も秋ごろにはほぼデルタ株に置き換わると思われる。
 デルタ株は感染力が増しているのは確かで、増殖スピードも上がっている以上、弱毒化は全く期待できないので、これまで以上に「大量曝露した人や免疫力が落ちている人が超悪化する厄介な風邪」になったということだ。

 そもそも、「ある程度増殖しても(日本人は)ほぼ症状が出ない感染症」で元々曝露量が少なければ弱毒性であるがゆえ非常に伝播しやすいので、弱毒化にはものすごく時間かかるのだと思う。

 ただ、日本人はじめ東アジア人には、間違いなくマスク以外のファクターXがあると思っていて、それが何なのかがこの感染症を収束するカギになるのではないだろうか。(体内の酪酸や酪酸菌の量を計測比較してみると何かわかる気がする気がする気がする)


◆ 飲食店いじめ?

 もう去年からずっと続いている「飲食店への自粛要請」だが、これイジメちゃうん?と思っている人も多いと思う。(私も半心そう思っている)

 唐突だがここで、他所様に大量にウイルスを食らわせるシーンを挙げてみよう。

・ノーマスク至近距離で滑舌良くしゃべる・歌う(飛沫感染)
・ノーマスクでくしゃみ咳をする(飛沫感染)
・閉鎖空間でくしゃみ咳大声を発生する(エアロゾル感染)
・コップや箸を共用する(経口感染)
・濃厚キスする(接触感染)

 というわけで、感染の現場は間違いなく上記であり、これらが発生しやすい現場は(キス以外は)飲食の場なのだ。

 昨年の4月頭、この長引くであろう感染症との共存策が厚労省から打ち出された。おそらく共存を視野に緩めの対策を出したのは世界初ではないかと思う。そう、「新しい生活様式」だ。ただ、「眼の前の人に飛沫を浴びせずに普通に生活する」方法としては秀逸だったが、あまりの不人気とメディアの反発が強かったことで立ち消えになってしまった。

 多くの国民が他所様に気を遣って生活できれば、飲食店に自粛して貰う必要はないはずだ。つまり、感染拡大してしまうのは飲食店ではなくてお客の問題だということ。

 色々と自粛要請するには補助金がついて回る。これら補助金は漏れなく税金であり、今の若人に課せられる負債であることを忘れてはならない。

 実際のところ、お店側を規制するのではなく、お店がお客を規制しやすくなる環境(法律)を作ったほうが色々とうまく回るのではないだろうか。


◆ 不織布マスクについて

 最近は以前に増して「不織布マスクを着けていたのに!」という感染ケースを見かけるようになった。

 ちゃんと隙間なく着けられないのであれば、正面でなく隙間から大量の空気が出入りするのは当然。なので一般人には、出す方も吸う方もしっかり飛沫やエアロゾル(水分)を正面で吸着してくれる3層以上の織布マスクの方が簡単で効果高いのではと思う今日このごろ。(この時期不織布2重マスクは死ねる)

 もちろんちゃんと着けられる人は不織布推奨で。(スカスカウレタンは論外)


◆ 感染症対策について

 自由の国、日本ではどうしても「人流を抑える」というお願いベースの自粛が最大の対策となってしまうが、そもそも感染症の流行というのは「ウイルスや菌を出す側」の問題であって、ここを抑えるのがベストだと思っている。
 しかしながら、日本にも様々な人が居て、「眼の前の相手に飛沫飛ばさないで」「閉鎖空間にエアロゾル残さないで」といった超絶簡単なお願いですら守ってもらえないという現状。

 そう、自由を阻害する厳罰や規制を含んだ法律が立てられない日本では、各個人の行動規範と倫理観だけが頼り。そして、こんな簡単な「他所様に移さない対策」ができないからこそ、「人流を抑える」という過剰且つ費用対効果の薄い対策しか日本には残されていないのだ。(人権を完全無視して強制できる◯国とは違う)

 メディアは恐怖を煽る報道を止めて、「他所様に大量曝露させない方法」をわかりやすく、且つ優しく広めてもらえないだろうか。


◆ 理想論ふたふたび

 という具合に、今回も妄想に近い理想論(性善説)をぶちまけたわけだが、この感染症についてはSARSやMARSと違って曝露量が少なければ風邪のように推移していくため、最終的にこれら理想論一択となっていくような気がしている。
 弱毒化や特効薬やワクチンなど、科学的要素が間に合えばこんな理想は必要ないが、これほど容易に伝播し、免疫弱者を狙い撃ちするような風邪ウイルスを撲滅することは簡単にはできない気がしている。

 つまりこういうことだ。↓

 (他所様に気を遣いながら極力普通に生活しよう)

 (自分と他所様の曝露量を下げる努力を)


最近、記事の内容が被りまくってきた感、、、




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