新型コロナ【ワクチン3】不妊やらADEやら
先週先々週と続けてワクチン関連の記事を書きました。
「ワクチンを打って本当に安全か」という判断は現段階ではなかなか難しく、打つべきか迷っている人もたくさん居ると思う。
私は年齢の割に超健康体なので元々は打つ気ゼロだった。(他人に移さない行動は完璧にできているので) いまでも打つ機会が無かったら別に来年でもいいし、打たないという選択肢もありかなとも思っている。しかし、(中長期的な副反応が気にはなりつつも)せっかく回ってきた職域接種の機会なので、時流に任せて打つことに決めた。
免疫反応由来の副反応についてはまったく気にしていないが、さらに先のことは知る術が無い。今後、「抗体持っていないと死ぬ」ようなウイルスが出てくるかも知れないし、逆に「抗体持ってるが故に死ぬ」ウイルスも出てくるかも知れない。
結局「先のことはわからん」てのが答えなので、考えるだけ時間の無駄かなと思い、時流と運に任せるのを選んだということでもある。
職域接種ではモデルナのワクチンが接種される。一部の人達の中ではファイザーと比べて不人気のようだが、私はどちらでも良いと思っている。
モデルナはファイザーより1週間長く待つ必要があるのはまぁ良しとして、「モデルナは希釈不要」というのは、実は人為的ミスのリスクが無いわけで、ニュースで見かける「希釈し忘れた」「希釈液だけだった」などのミスが起こりえないのは安心材料になると思っている。(特にファイザーの希釈し忘れは危険なイメージ)
さて、本題の中長期的副反応のハナシに移ろう。このワクチンのメインディッシュであるmRNAは接種後に消えてなくなるので、この先しばらく体に残るであろう「抗体」がどう作用するかというのが最大のテーマ。(さっき「先のことはわからん」って言ったくせに)
◆ ワクチン接種による不妊について
前回の記事でも書いたので軽めに。
どちらにせよ「抗体」が精巣や卵巣に影響を与えるという研究はこれまでのワクチンでも無さそうだし、ウイルス曝露の方がよほど不妊の危険性があるということはもはや常識だ。精巣に受容体ACE2が多いというのは去年の3月から言われていることだが、ウイルスと違ってワクチン由来のスパイクタンパクが精巣卵巣に到達して免疫に集中攻撃される可能性はほぼゼロなので、リスク面でワクチン効果とウイルス曝露を比べるのはバカバカしい。
気になる人は文末に河野大臣発信の公的情報を載せているので参考に。
◆ ワクチン接種に拠るADEについて
ネットでは有名な某悪魔的な方が長いことずっと懸念事項として訴えている「抗体によるADE(抗体依存性感染増強)」が気になっている。大阪大学の宮坂名誉教授も京都大学の宮沢准教授も一時話題に挙げていたので、記憶の隅にずっと残していたのだが、最近ではADEの可能性はゼロでないとしながらも「ワクチンは打ったほうがいい」という見解を多く見かけるようになった。
先日のニュースでは「抗体による重症化」の研究も紹介されていたが、mRNAワクチンの有効度(抗体の完成度)を見るに、ワクチンによるADEの可能性はゼロではないとは言え、かなり少ないのではないだろうか。
となると、ADEにおいても「ワクチン効果」と「ウイルス曝露」を比較するのはバカバカしいということになるのか。
すでに感染していて「無症状」や「軽症」で終わった人は自然免疫でほぼ対処しているから抗体はできていないか、できていても抗体価はとても低いはず。それこそ2回目の感染でADEを発症する確率は倍増するだろうから、あまり舐めてかからないほうが良いだろう。
◆ 公的情報
ということで、ここにたどり着くような人は皆さんとっくに見ているであろう河野大臣のブログを念の為貼っておこう。世に出ている多くのデマを一刀両断する、歯切れの良いブログ内容となっている。
◆ まとめ
ワクチン接種は強制ではない。様々な意見と様々な議論を見て、自分自身で判断を下す必要があり、多様な情報を得ている人ほど、どうしたらいいのかとても迷うはずだ。
内心、「covid-19は 曝露量が少なければ 風邪みたいなもの」と思っている私も打つことに決めた。身近に免疫弱者も居るし、高齢の方と接する機会もあるので、接種によって自分がウイルス伝播媒体になる確率を下げることもできるだろう。
この考察が、迷っている人の判断材料として参考になるといいなぁ。
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