見出し画像

1.ボーダレスジャパン起業家選考の心得【二次面接で落ちた私が教えます】

ボーダレスジャパン起業家選考のコツ【二次面接で落ちた私が語る】

■はじめに

私はボーダレスジャパンの起業家募集オンライン説明会に参加し、ここで何かやりたい!と思い応募しました。説明会の雰囲気や"ボス"と呼ばれる田口一成さんに魅かれてエントリーしたはいいものの、やりたいこともはっきり無かったので完全に0から事業アイデアを練り二次面接まで進めました(二次で落ちたとも言えます笑)
田口さんのTED TALKS

U29起業家募集:選考ステップ(2020年度選考の場合)

・webエントリー
・書類選考
・1次面接(オンライン)
・2次面接(オンライン)
・最終面接(対面:福岡)

<ボーダレスジャパン選考突破の心得>

・ソーシャル/ビジネス2本柱の順番
・社会課題の深堀り
・すでに動いていることが重要
・1人で考えない

特に「1.ソーシャル 2.ビジネスの順でプラン作り」という点が重要だと感じました。
正直、"ビジネス"の部分が60%くらいの詰めの甘さであっても突破できるのがボーダレス社の特徴かと思われます。
この4点のポイントについては後の記事に記載しますので是非お読みください。

【もくじ】

・ボーダレスジャパンとは?
・書類選考
・一次面接
・二次面接

【ボーダレスジャパンとは?】

ボーダレス・ジャパンは、社会問題をビジネスで解決する、
「ソーシャルビジネス」しかやらない会社です。
国内・海外や、分野を問わず、30以上のソーシャルビジネスを展開しています。

とBORDERLESS JAPANのHPに記載があります。
HPにある通り多種多様なソーシャルビジネスを展開する会社で、簡単に言うとボーダレス社を親会社としそのグループ会社のような形で30社を超える会社や団体が集まっています。
そのグループ会社の起業家を公募し選考に通れば起業家!社長!というのがこの会社の面白いところです。

【書類選考】

webエントリー後にメールで事業プランシートが送られてきます。
項目には「動機」「事業タイトル」「事業内容」など6つか7つほど100~200文字で簡潔に記載するようになっています。
私は自身の経験をもとに「障害者手帳を持たない軽度症状を持ったシニアの復職人材紹介」で事業案を提出。
大変時間のかかる作業で、当時ニートだった私でも完成までに1か月半を用しました。
書類で合否が分かれるかは謎ですが、私は書類を送り1~2日で1次面接の日程が決定しました。

【1次面接】

1次面接は1対1のオンライン面接。
大体はシートに沿った質問がされました。

・事業概要説明
・解決したい社会課題の現状と原因
主にこの二つを軸に様々な質問がありました。

面接の雰囲気としては、穏やかでありながら質問で確信を突いてくるといった感じでした。
リラックスして挑みつつ事業案についてはしっかり説明できるよう準備をしておくのがいいですね。
30分の予定が約1時間かかりました、そしてその場で結果が告げられます。
私の結果は...「合格」
うわお!まさかド素人の私が通過できるなんて10%くらいしか思ってなかったのでとっても嬉しかったです。
面接後のメールで2次面接の日程が決定。私の場合は5日後くらいでした。

【2次面接】

2次面接も1次面接の面接官と同じ方と1対1。
同じく30分予定でしたが、1時間近くかかりました。
結果から言うと2次は「不合格」となってしまいました。

二次面接前に新たに事業案シートが送られて来て、それを面接当日までに提出し面接で詳細に説明するといった内容で、シートは事業の「ソーシャル面」と「ビジネス面」のように分かれいました。

主な面接内容

・1次面接の反省を含めての事業概要説明
・1次面接の後に何か自分で行動したか
・社会課題について専門的な質問

面接の雰囲気は1次よりも緊張感があったような気がします(たぶん自分の緊張のせい)

1次面接と同様にその場で結果が通告されますが、上記の通り不合格。
女性の面接官の方はその理由も丁寧に教えてくださいました。

私の改善点は

・社会課題の深堀が甘い
・専門知識と経験がない
・ターゲットの顔が見えない
・"ビジネス"部分はサポート可能だが"ソーシャル"部分は自分で完全に把握しておくべき

そして今後のアドバイスも貰うことができました。

・ペルソナを明確に
・当事者の生の声を聴く
・社会課題を深堀する

2つめの"当事者の声を聞く"に関しては15人ほどにヒアリングしていたものの、まだまだ足りないとのことでした。
面接官の方は本当によく話を聞いて下さり話す中で事業案の改善点や社会課題の本質について考えがまとまっていきました。選考を通してボーダレスジャパンのファンになってしまうほどいい選考でした!
そのほか冒頭に記載している選考突破の心得やソーシャルビジネス案の組み立て方については次の記事でご紹介します。

お読みいただきありがとうございました!

次の記事⇒⇒


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?