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推し活も旅も、全ては想像を裏切ることへの楽しさを知るためにーわたしが旅好きになった理由―POOLO JOB 2期生インタビュー・ぽっぷさん

 皆さんこんにちは。トラベルライターのあずあずです。

 今回取り上げるのは、POOLO JOB*2期生のぽっぷさん。大阪で石油会社の仕事一筋なぽっぷさんは、あることをきっかけに8年ほど前に旅に目覚め、日本各地を転々と訪問。現在はいつか地元大阪の地域魅力を発信していきたいという思いをカタチにするため、POOLO JOBでライティング、写真、SNSブランディング力を学んでいます。
 ぽっぷさんがどのようにして旅と出会い、その世界にのめり込んでいったのか?ぽっぷさんのこれまでとこれから、POOLO JOBを通じて成し遂げたい夢まで、存分に語っていただきます。

*【POOLO JOBとは】
旅を仕事の1つにすることを目標としたトラベルクリエイターコース。3ヶ月間、実際に旅を仕事にするトラベルクリエイター講師の講座や、プロ編集者の添削サポート付きの課題を通じて、旅先の経験をコンテンツ化する力と発信力(ライティング、写真、SNSブランディング力)を磨きます。
(※引用元:POOLO JOB公式ページ



えいや!で開いたその扉 ー POOLO JOBとの運命の出会い


—早速ですが、POOLO JOBに参加したきっかけを教えてください。


POOLO JOBを知ったのは、たまたまSNSに流れてきた広告がきっかけです。ちょうど社内で副業してもOK、とルールが変更になったタイミングでの出会いでした。

毎日フルタイムで働いており、これまであまり副業を意識したことはなかったのですが、最近よく同業他社でAIを導入し始めたというニュースを聞くように。
「あ、もしかしたらこれは将来的に自分もAIに取って変えられてしまう立場にいるのかもしれない…」と突然危機感が襲いかかってきたことをきっかけに、副業探しをスタートさせたんです。

元々旅が好きで、それを元に副業ができたらいいなと思っていたこともあり、POOLO JOBの広告を初めて見たとき、率直に「面白そうやな!」と思いました。
一方で、「いや、これ本当に私に身につけられるかな…絶対無理やな…」なんて思ってたんです。自分には元々クリエイティブなスキルがないし、課題も多いと聞いていたので本当に自分にやりきれるのかなって。
でも、昔から私はポジティブ思考なこともあり、「やりきれなかったとしても学んだことは一生もんやろ!」と考え方を変えたんです。まだ自分にはこれといったスキルや実績がないものの、POOLO JOBを通じてライティングスキルを身につけられたら、今後様々な分野で活かせる。確かにそれもいいよね!よし!行こう!という勢いで飛び込みました。


POOLO JOBメンバーとの交流(※画面上部がぽっぷさん)

きっかけは舞台観劇から ー 新たな発見が繋いだ旅への道

—旅に関心があったとのことですが、元から旅がお好きだったのでしょうか。
そんなことはなかったんです(笑)というのも、勝手に自分の中で”旅に出ること=ハードルが高い”と思い込んでいたので、家族旅行や修学旅行で遠くに行くことはあっても、自ら出向いたことはほとんどなかったです。趣味といえば、吹奏楽部に所属していたので楽器を演奏することくらいでした。

—旅自体とは縁遠い生活だったんですね(笑)そこから旅好きになるきっかけはどこにあったのでしょうか?
きっかけは、学生時代にマンガ『テニスの王子様』の舞台を鑑賞したことですね。
たまたま弟が少年ジャンプを読んでいた影響を受けて、私も一緒に読み始めたんです。で、私のクラスの友人にも少年ジャンプを読んでいる子がいて。その友達が特にハマっていたのが『テニスの王子様』。「一緒に実写版の舞台を見に行こう!」と誘ってくれたことをきっかけに初めて舞台を見に行きました。

—なるほど!実際に見た舞台の魅力はどんなところにあったのでしょうか。
マンガの中で平面で見ていたものが、舞台という場で立体的になったことに、面白さを感じましたね。例えば、テニスボールって舞台上ではスポットライトでボールを演出するんです。そういう、些細なものを舞台上ではこういう風に表現するのか、という新しい発見が私の目には舞台の魅力として映り、そこから舞台観劇にのめり込んでいき、いわゆる推し活が始まりました。その一環で、旅にも出てみた、という流れです!

—推し活の一環で旅へ。原点となる旅について聞かせてください。
8年前、京都で行われた舞台を見に行ったことをきっかけに、私は旅の魅力を知りました。

先ほどもお伝えしたようにそもそも旅のハードルが高いと思い込んでいたんですけど、その理由の一つは1人で行動することへの不安が大きかったんです。レストランやカフェにも1人で行くことが出来なかったくらいだったので、旅行はもってのほかだと思っていました(笑)
ですが当時、新撰組をテーマにしたゲームにハマっていて、そのゲームをモチーフにした舞台が京都で行われるとの情報が。舞台を見たいという理由が一番だったのですが、どうせなら思い切って推し活がてら京都旅行してみようかなと思って計画を立て、京都へ旅立ちました。

—意を決して旅に出たんですね。実際に行ってみていかがでしたか?
一言で言うと、「あ、意外と簡単に行けるし旅って楽しいんやな」って思いました。
私自身、大阪で生まれ育ちながら、意外と京都には行ったことがなかったので、いわゆる京都の観光名所を回ったんです。そこで改めて京都の素晴らしさや魅力を知ることができて、「だからこんなにたくさんの観光客が来るんだな〜」なんて思いました。
あと勝手に自分の中でハードルだと思っていた1人で飲食店に入ることも最初は緊張したものの、入ってみたら全然いけました(笑)自分が思っていた世界と実際見てみた世界のギャップが良い意味であって、今まで知らなかったモノの魅力に気付けたからこそ楽しめたのは大きかったです。この京都旅行の経験がなかったら、多分今でも1人でご飯に行くことはできていなかっただろうなって思いますね(笑)旅自体もそこからコンスタントに向かうようになって、自分にとって大きなターニングポイントになりました。


マイルールは新し​​い発見を求めること ー 舞台観劇から旅へ繋がる共通項

—そこから「知らないものを探しに行く」ために旅するようになったんですね。特に印象に残っている旅はありますか?
3〜4年ほど前に行った九州旅行が印象的ですね。

私はマンガや舞台鑑賞以外に、超特急という9人組のボーイズグループも推していて、ちょうどその時期に彼らが日本全国各地を回るツアーを開催すると発表したんです。ライブに行くことも旅に行くことも好きな私は、「これは行かなきゃ!」という感情と共に旅行の計画を立てることに。まとまった休みが取れる時期には九州でライブがあるとのことだったので、思い切って会社を2週間休んで九州旅行へ。ライブが開催されていた佐賀と長崎と熊本を中心に、自分が行きたい!と思う場所は予め事前に10箇所以上候補を出し、時間を余すことなく回れるくらいにみっちり計画を立てていました。


—事前に2週間分の計画を立てるとは凄いですね!
せっかくの旅行という限られた時間の中で、無駄な余白を作りたくないっていう思いもあるんですけど、結局そこまで計画を立てていても、旅先では自分が想像していなかったことや経験してたことないことに遭遇するんです。それが逆に旅の楽しみになったりしているので、想像を裏切ることへの楽しさを味わうために綿密に計画を立てているところもあるかもしれません。思い返せば、舞台鑑賞も新しい発見があることに魅力を感じていたので、自分の知らないものを探しに行く、は私が無意識に大事にしているポイントだなと思います。



いつか地域魅力を発信するライターに。諦めず前のめりに自分の可能性を広げていく

—最後に、ぽっぷさんのこれからの夢を聞かせてください。
将来的には、今の仕事を続けつつ、副業としてライターになることが目標です!特に、私の住む大阪のとある地域の魅力を発信するライターになりたい、という新しい目標が最近見つかりました。これは、POOLO JOBの課題を通じて見つけた目標です。

とはいえ、今はまだライティングスキルを習得することの難しさを実感していて。多分3ヶ月という期間で副業としてお仕事を獲得することは難しいかもなとは思っています。でも、それ以上に続けることが大事だということをこのPOOLO JOBを通じて身をもって知りました。だから、このままライティングを続けていきながら、まずは1〜2年以内に1本でも自分が書いた記事でお金を稼げることを目指して、これからも日々前に向かって進んでいきます!




今もなお、旅の魅力を感じながら、同時にライターになるという夢に向かって走り続けるぽっぷさん。今後も新たな旅先でどんな出会いがあり、どんな魅力を発見し、そしてどのように発信していくのか。これからの彼女の活躍が楽しみです!


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