2019年10月前半に観た韓国映画16本 感想まとめ
■2019年10月1日～15日に観た韓国映画の感想です。
■視聴は主にU-NEXT、Netflixなどの配信サイト、たまに劇場。
■今回はファン・ジョンミン、ソル・ギョング、イム・シワン、ハ・ジョンウ率高め。
■チョ・スンウは別腹。あとリュ・ジュンヨルも最近は別腹。
■観た中で特にオススメの５本（視聴順）
『毒戦 BELIEVER』
『戦場のメロディ』
『テロ、ライブ』
『殺人者の記憶法』
『明日へ』
９月後半の感想まとめは → コチラ。
９月前半の感想まとめは → コチラ。
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1) アシュラ
『#アシュラ 』
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 1, 2019
極悪非道な市長と周囲に蠢く修羅どもの血みどろ抗争。極悪すぎて逆にコメディな部分も。今まで観た韓国ノワールの中でいちばん血が流れてた。『ザ・キング』の外道検事や『弁護人』の外道公安やらの外道アベンジャーズによる天下一武道会。優勝は #ファン・ジョンミン 。#韓国映画 pic.twitter.com/6TeFtdd5bP
2) ハイヒールの男
『#ハイヒールの男 』
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 2, 2019
身も心も女性になりたいと願う刑事ジウク。血みどろノワールだけでもなく、LGBTだけがテーマでもなく、不思議なテイストの作品。でもなんか見ちゃう。孤独に悩み続けてきたジウクがやっと自分の人生を歩めそうになったところで闇に飲み込まれていく姿が切ない。#韓国映画 pic.twitter.com/beKGgiBfHD
お目当てだった #パク・ソンウン アジョシは、それはそれは私が見たかった、冷酷非情、極悪非道（でも検事）なパクソンウンでした。あの氷のような目がたまらない。あと思いがけず『インサイダーズ』のウネ（#イーエル ）にも遭遇できて、なんかお得感あった！#ハイヒールの男 #韓国映画
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 2, 2019
3) 監視者たち
『#監視者たち 』
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 3, 2019
凶悪犯罪グループと警察の監視班の息詰まる攻防。班長のハヤブサ（#ソル・ギョング ）と、とある特殊な能力を持つ新人（#ハン・ヒョジュ ）のコンビを始め、監視班の信頼関係が本当によい。久々に裏切りや復讐のない（でもスリルはある）作品を観てなんだか清々しい(笑)#韓国映画 pic.twitter.com/OdW1toa1Ae
「カメレオン俳優」こと #ソル・ギョング 、マジで以前見たどの作品ともほんっっとにイメージまったく違って、クレジット見なければ気づかないレベル。今作では飄々としつつ暖かみのある人間臭い刑事。こういうのも好きだなー。#監視者たち #韓国映画
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 3, 2019
監視班の新人の #ハン・ヒョジュ 、『ビューティー・インサイド』のヒロインだったのか！ 気づかなかった！ 透明感あって好きな女優さん。
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 3, 2019
犯罪グループのリーダー役は、みんな大好きハンサム #チョン・ウソン 。100%気づくチョン・ウソン。#監視者たち #韓国映画
4) アジョシ
『#アジョシ 』
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 4, 2019
犯罪組織にさらわれた少女を救うためたったひとり立ち上がった孤独な男。#ウォンビン 初履修。強すぎて相手が極道だろうが警察だろうが負ける気がしない。なのに抱えた過去が壮絶すぎてその影に魅入る。でもなんで髪切った。。#キム・セロン の天才子役ぶりも堪能。#韓国映画 pic.twitter.com/1aYhckfjCt
『不汗党』（邦題：名もなき野良犬の輪舞）の冒頭シーンに出てた2人が兄弟役でわちゃわちゃしてるのが可愛かった。（やってることは腐れ外道で可愛くないけど）#アジョシ #韓国映画
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 4, 2019
5) 毒戦 BELIEVER
『#毒戦 』観てきた！！
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 5, 2019
潜入捜査、敵対する立場でのバディ（しかも年の差）、信頼と裏切り…もう私の好きな要素全部盛りでヒャッホーーー超おもしろ！！ 結末はなんとなくわかっても途中の展開は予測がまったくつかなくて、スリリングすぎてもはや笑ってはいけない麻薬組織。#韓国映画 pic.twitter.com/8Z1d6QxtcV
6) お嬢さん
『#お嬢さん 』
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 6, 2019
日本統治時代の朝鮮で、華族の莫大な遺産を狙い詐欺師たちが謀略を巡らせる。
幻想的で美しい映像の中で、アジョシとアガシがくんずほぐれつ騙し騙されの18禁。#ハ・ジョンウ の詐欺師っぷりと #チョ・ジヌン のド変態ぶりがお見事。#韓国映画 pic.twitter.com/ZjYX8SOf2z
チョ・ジヌンは昨日観たばかりの『毒戦』との別人っぷりに驚く。『工作』もよかったし、『チャンス商会』みたいな素朴な役も合ってた。
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 6, 2019
一方ハ・ジョンウは何を演っても1ミリもブレずにハ・ジョンウなんだけど、作品の世界からも役からも1ミリもブレてないのがこれまたすごい。
7) 少女は悪魔を待ちわびて
『#少女は悪魔を待ちわびて 』
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 7, 2019
連続殺人犯に父を殺された少女の15年越しの復讐劇。邦題の「悪魔」が誰を指すのかわからなくなるほど、#キム・ソンオ 演じる殺人鬼以上に #シム・ウンギョン 演じる少女ヒジュが不気味。復讐心だけで生きてきた15年と結末を思うとあまりにやるせない。#韓国映画 pic.twitter.com/FH5IuaPKwz
連続殺人鬼の過去や、ヒジュの人生については必要最低限しか描かれないのでやや消化不良なところはある。（そのぶん残忍さが際立ってはいる） 気になるのでネタバレ探してみよう。
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 7, 2019
それにしてもシム・ウンギョンの感情の膜の薄さはすごいなあ。#少女は悪魔を待ちわびて #韓国映画
8) 戦場のメロディ
『#戦場のメロディ 』
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 8, 2019
朝鮮戦争のさなか、後方部隊に配属されたハン少尉は戦争孤児たちの合唱隊の指導を命じられる。傷つきボロボロだった人々の心が、子どもたちの歌声を通して少しずつ癒えていく。コンサートのシーンでは思わず私も笑顔が溢れた。ハン少尉役の #イム・シワン 好演。#韓国映画 pic.twitter.com/yNAgia8gsm
戦争は終わってほしい、でも話が進むと絶対何か不幸なことが起こる、でも終わってほしい、お願い誰も死なないで、と終盤はずっと心臓が痛かった。鉤爪の男はどうなっただろうか。悲しくも温かい、不思議な余韻の作品でした。とても好き。#戦場のメロディ #韓国映画
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 8, 2019
9) 親切なクムジャさん
『#親切なクムジャさん 』
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 9, 2019
濡れ衣の罪で13年服役された女の復讐劇。脈絡のないアルバムをめくるような奇妙なカットで淡々と話は進む。クムジャさんの真の目的がわかったとき、観ている私も後戻りできない復讐劇に取り込まれたかのような錯覚。ラストの白いアレでようやく罪を償えたのか。#韓国映画 pic.twitter.com/ttRMjDewAW
10) テロ、ライブ
『テロ、ライブ』
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 10, 2019
テロの予告電話を受けたキャスターと犯人との息詰まる駆け引きがリアルタイムで進む。ほぼスタジオ内だけのシーンだが緊迫感が凄まじい。人質の命運は？ 犯人の狙いは？ 緊迫した中で次第に人々のエゴも露わになり不信感が募る。重厚で見応えある作品。#テロライブ #韓国映画 pic.twitter.com/twKY8PDpX1
もうなんてったって主演の #ハ・ジョンウ が素晴らしすぎる。本当にリアルタイムでテロリストと交渉しているかのようにどんどん顔つきが、目の色が変わっていく。作品の緊迫感をひとりで背負っている。さすがだ。#テロライブ #韓国映画
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 10, 2019
あと #チョン・ヘジン （『名もなき野良犬の輪舞』のチーム長）とか #キム・ソジン （『THE KING』のアン検事）とか、最近観た作品でかっけーな！と思った女優さんたちを拝めたのもよかった。今作でもかっこよかったです。#テロライブ #韓国映画
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 10, 2019
11) ワンライン／5人の詐欺師たち
『#ワンライン 5人の詐欺師たち』
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 11, 2019
平凡な大学生だった主人公が金融詐欺で才能を開花させ大金を手にしていく。天性の人たらし #イム・シワン の魅力にメロメロになりすぎて、格差を正す詐欺師がなぜ悪いのか一瞬わからなくなる。ハラハラ感とかラストのどんでんはやや物足りないかな。#韓国映画 pic.twitter.com/AgSz9EQJd6
12) 殺人者の記憶法
『#殺人者の記憶法 』
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 12, 2019
認知症が進行する元殺人鬼 対 娘に近づく現役殺人鬼の死闘。娘を守るため奮闘する主人公（#ソル・ギョング ）視点で物語は進む。薄れゆく過去、曖昧な記憶とリンクした虚実ないまぜの展開から目が離せない。ハイレベルなミステリー！ 面白かった！#韓国映画 pic.twitter.com/kMWJdOLXOW
13) レッスル！
『#レッスル！ 』
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 13, 2019
息子に金メダルの夢を託す元レスリング選手。#ユ・ヘジン の面白いやつ〜のつもりで観てみたら（確かにコメディだけど）正面から親子の話。親離れ、子離れ、子育てとは。自分勝手に、だけど優しく、自分の人生を進む人々が清々しい。ポップな映像も楽しい。#韓国映画 pic.twitter.com/wNy2Mdly1I
日本以上に儒教的価値観（子は親を敬う、父は絶対）が強い韓国でもこういう作品が当たり前になってきているのだとしたら素敵なことだなと思う。
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 13, 2019
14) 明日へ
『#明日へ 』
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 13, 2019
大型スーパーの不当解雇に抗議する主婦たちの闘い。おばさんたちの青春ストーリーかと思いきや、実話ベースの硬派なストーリー。格差社会や男尊女卑に対するやり場のない怒りが積もり出口が見えないがきっとこれが現実。息子軸のエピソードに救いがあってよかった。#韓国映画 pic.twitter.com/UOcVGeiX6U
15) ベルリンファイル
『#ベルリンファイル 』
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 14, 2019
党に裏切られた北の諜報員とその妻、各勢力の武器商人、追う南のCIAなどを巻き込んだ、ベルリン舞台のスパイアクション。まー金かかってること！ 人物関係が複雑で没入しづらいものの、 #ハ・ジョンウ と #リュ・スンボム のアクションシーンは必見。#韓国映画 pic.twitter.com/pxbWGqZzCe
16) ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆
『#ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆』
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 15, 2019
実在の登山家の過酷な挑戦を描いたヒューマンドラマ。実際にヒマラヤ、モンブランで撮影したという映像がすごい。自然の恐ろしさと美しさに圧倒され、主演の #ファン・ジョンミン はじめ、極限状態での演技には心を揺さぶられる。が、しかし…#韓国映画 pic.twitter.com/HlW7T358Eb
まったくもって個人的な感想で恐縮だけど、私には登山家の価値観がインストールされていないもので、登場人物の誰にも感情移入できなかった。自分勝手でわがままで、聞き分けのいいやつなんか一人もいやしない(笑)
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 15, 2019
山に魅せられた人ならきっと感じるものがたくさんありそうだな、とは思った。
まあそれにしても作品を見るたびにイメージが上書きされるようで、あるいは固まっていくようで、いまだ底が知れる気配のないファン・ジョンミンはすごいと思う。
— さとう あゆみ (@ayu_mc) October 15, 2019
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