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人の笑顔がみたいからホテル業界に入りたいって単純?

noteは4月からアカウント作っていたけど、ブログのほうに集中しすぎておろそかになってしまっていた。。。


ブログはやはり自分の日記というよりは情報重視。noteは想いを、思考をそのままに。ただ自分の考えや思ったことを書き連ねる。ブログはこちら。

※グーグルで検索した時とブログ名が違いますが中身は一緒です。


ホテル業界で働きたい


ホテル業界に興味を持ったのはキリロムに入学してから。もともと家族で長期休暇は必ずどこかへ旅行に行っていたからホテルは結構行ってるほうだ。その時は無意識だったが、今思えばホテル比べみたいなものを頭の中でしていたのかもしれない。

「今日行くホテルは星何個?」

「なんかアメニティクオリティ低い」

「テレビないの?」

こんなこと言ってたなあと。特に子供の頃の私と妹はテレビの有無にこだわっていた。スマホがまだなかったので、エンターテイメントがそれくらいしかなかった。今なら、別にテレビがなくてもスマホとパソコンがあればいい気がする。今の時代の子供ならおそらく、WIFIの有無を聞くに違いない。時代の変化で、ニーズも変わってくる。


大学入るまでは夢なんかなくて、在学中に決められたらいいなと思っていた。東大を受験したのも進振りがあるから、夢を見つけられると思ったから。思いがけなく、今カンボジアのキリロム工科大学でホスピタリティ経営を学んでいるが、ようやく夢が見つけられた気がする。ホテル業界で働きたい。


こう思ったのはキリロムに来て授業が始まって間もないころだった。ホスピタリティ経営の専門授業を受けているうちに、自分が家族や友達と行った旅行の記憶がよみがえってきた。


ディズニーランド内のホテルに泊まった時のあの気持ちの高揚。

移動のために朝早く起きてホテルを出たときのけだるさ。

両親にテレビがないホテルに連れていかれたときの苛立ち。

日本からカンボジアに飛び立つ前日、カプセルホテルで流した涙。


ホテルやゲストハウス、旅館に訪れる人にはみなストーリーがある。ホテル業界で働いて、そのストーリーをすべてを知ることはもちろん不可能だが、ストーリーの一部にはなれる。その一部になりたいなと思う。


インターン中に見た数々の笑顔


キリロム工科大学はインターンが特徴の一つで、一回生の私も大学に隣接するキリロムパインリゾートでインターンをしている。(詳しくは下記の記事で)


このインターンの目的の一つはまだできて間もないリゾートの改善点を見つけ、スタッフとしての視点も持てるようになることが挙げられる。それももちろん大事なのだが、お客様の笑顔を見たときに達成感を味わうことができることもポイントだと思う。


アクティビティ(乗馬やジップラインなどの体験を提供する部署)でインターンをしていた時、キリロムは二回目だという家族連れがいらっしゃった。子供用のジップラインをしたいということで、私とスタッフは準備して、子供たちに器具を取り付けていた。子供はおおはしゃぎ。「他の体験もしたいよー!」とねだっていて可愛かった。


ジップラインをしているときも、キャーキャーワーワー騒いですごく楽しそうだった。そしてその時印象に濃く残ったのが、スタッフの対応だった。朝5時起きだという彼は、疲れているような顔は一つもせず、その子供たちと笑顔で触れ合い、じゃれあったり、たくさん話しかけていた。「それだけ?」と思うかもしれないが、これがなかなか難しい。みんながみんなできるわけではない。


ジップラインは3回という決まりが一応あるが、「もう一回したい!」という子供の要望に応えて4回目をさせてあげていた。スタッフは確かにガイドラインを守らなければならないが、ガイドラインが絶対ではない。スタッフはあくまでガイドラインに沿って、お客様に最高の体験を提供する。


私もこのスタッフのように笑顔をたくさん生み出したいと思った。直接スタッフとしてもそうだし、経営側として笑顔を生み出すホテルの土台を作るのでも。


できるものならホテルを作りたい


これはずっと思っていたことだがいずれは起業したい。今若者が起業している波に乗っているとかではなく、新しいコンセプトのホテルを作りたいからだ。


個人的に、ヒルトンやハイヤットなど、名だたるホテルにはあまり興味がない。一度は働いてみたいと思っているし、それらが一流ホテルとして今人気があるのも、様々な工夫が施されているから、研究したいと思っている。だけど、私は今までにないようなコンセプトのホテルを作る。内装がなんとなく想像できるような一般的なホテルではないものを作る。ホテルという形ではなく、ゲストハウス・ホステル・ラブホという形になるかもしれない。でもどんな形であろうと、お客様のストーリーの一部になりたい。


「そういえばあんなホテル行ったなあ」と思ってもらえるように。







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