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二重人格

自分は「二重人格」という自覚は十分ある。それは、話す言語を切り替えたときに起こる。


最近の日常での英語:日本語の割合は6:4といったところだろうか。バイトが結構入ってる日は日本語が多くなるが、バイトが入ってなければ朝起きて、妹と英語で話して、英語で調べものして、英語でネトフリ見て、英語で友達にDMして、英語でミーティングする。


バイトしてるとき、親と話すとき、SNSを使う時は日本語を使う。


日々頻繁に言語を切り替えて段々とわかったことがある。日本語を話しているときの自己と、英語を話しているときの自己は全く違う。


私の本名はユウミだが、英語では「ウ」が言いにくいのでユミと伝える。パスポートもユミで表記してある。もう10年以上そうしているからか、英語で話すとき、私は「ユウミ」ではない。


言語のせいなのか、名前のせいなのかはよくわからないが、英語を話している自分は、日本語を話す自分と異なる性格を持っている。


英語で話しているときの方が自信がついている感じはある。声のトーンのバリエーションが多いからか、感情表現が豊かである。イキイキしているなと感じる。逆に、日本語で話しているときの方が自信がない。淡々としている。日本語で話すときの方が、クールになりがちである。


自分が持っている英語のボキャブラリーの方がそりゃあ日本語よりも少ない。でも、英語で話すときはその限られたボキャブラリーでなんとか説明しようとする。日本語は日本人だからできて当たり前、そう自分が思っているからか、ボキャブラリーは英語に比べて多いのにも関わらず、言葉につまる。正しい日本語が使えているかどうか、あまり自信がないのかもしれない。


将来を考える時、英語メインがいいのか、日本語メインがいいのかむずかしい。英語で仕事すればきっとイキイキしていて、自信にあふれている気がする。でもボキャブラリーは限定されている。逆に日本語はボキャブラリーはある程度あるが、淡々としていて自信がない。ムズカシイ。


英語で話すときと日本語で話すときと、声の高さもなんだか違う。これは昔から自覚していたが、英語で話すときの方が若干トーンが低めになる。たぶん、日本語で同じトーンで話すと暗いと思われる気がするから日本語で話すときは意識的にそうしているところはあるのかもしれない。特にバイトは接客業なので暗いとだめだ。


なんだかおもしろいなと思ったので書き残し。

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