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グローバル時代の祈りについて。

グローバルな社会によって、人々は距離を超えて関係性を持つことができる。同時に、グローバリズムの問題の一つにテロリズムがある。遠い距離の事件ですら、当事者や関係者になる可能性がある。例えば、京アニの事件により、世界中のアニメファンがテロリズムの影響を受けることになってしまった。

グローバルに祈りを表明できる手段は、現在インターネット上にしかない。しかし、インターネットでの祈りは本来的にフロー、流れてしまうものである。
墓や石碑や形見が重要なのは、流れていかず、ずっとそこに存在する限り、忘却への対抗装置になり得ることだ。しかし、現在の墓や石碑は具体的な場所に一個しか存在しえず、遠い距離の人はアクセスが難しい。

それを踏まえて、グローバルの時代の墓とは何か?それは可能か?という問いを考えている。

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