Photo by __a_27m アイライン 7 もり はくし 2020年2月11日 11:14 彼女のアイラインが滲むのを見た。鋭かった目尻が丸まって、迷子の子供のような目線を向けられる。堪えきれなくなった感情が、彼女の頬に静かに線を描く。冬の水のように冷たそうなそれが、本当はじんわりと温かいことなど、私は触れるまで気づけない。 ダウンロード copy #詩 #言葉 #現代詩 #アイライン 7 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート