自己肯定感強強の君と弱弱の私
すでにいくつかnoteを読んでくださった方はお分かりだろうが、私は大変弱々しく、うじうじした人間である。自信などほとんど持ち合わせていない。多くの人が食パン一枚分の自信を持っているとしたら、私の自信は食べ終わってお皿に残ったパンの屑ほどしかない。吹けば飛ぶような自信だ。日々自分の至らなさを痛感し、「自分はできるやつだ」「明るい人間だ」と自分で自分を説き伏せる。
こんな私と生活を共にしてくれる夫氏は、自己肯定感強強の民だ。自信しか持ち合わせていない。「僕はできるから大丈夫」「完璧じゃん」「さすが僕!」まさに彼は、食パン一枚どころか、一斤分の自信を持ち合わせている。自身の能力を信じ、それを成功へと導くだけの力を持っている。しかし自惚れはなく、不得意な分野はすぐに意見を聞こうとしてくれるし、すごいと思ったら素直に「これは天才」「やっぱ違う」「僕にはできない」と思ったことを口にする。私は私のやることに、いつまでも自信が持てないし、夫氏が褒めてくれることは、いつもとるに足らないことだと思っていた。小さなことでも逐一褒めてくれるのは、大変ありがたい。私は私を褒めることが、いつまで経っても上手にならない。
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