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2016.8第一子を出産、2019年2人目妊活開始→2020.3死産(26w)→202…

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2016.8第一子を出産、2019年2人目妊活開始→2020.3死産(26w)→2020.10稽留流産(7w)→2021.3稽留流産(10w)→2021.6化学流産 原因不明不育症のわたしの話 https://www.instagram.com/___ikuko___

最近の記事

ご報告です。

ご無沙汰しております。 実は、妊娠6ヶ月に入りました。 死産した娘についての記事の途中でしたが、ありのままを記していきたいと思ったので、報告させていただきました。 死産の後立て続けに2回の稽留流産、その後さらに化学流産。 もう生きた子供は生めないのでは?と思いました。 そんな中やってきてくれた新しい命。 ひとまず、今までの経験が嘘のように、今のところ順調に育ってくれています。 とは言え、持病持ち、不育症疑い、複数投薬有りの高齢出産なのでハイリスク。 いつまた何

    • 400gで生まれた娘 9

      NSTは異常なく、赤ちゃんはとても元気だった。 次は心臓の専門の先生にも診てもらうので2日後になった。 エコーでは相変わらず異常は見付からない。 トキソプラズマやサイトメガロウイルスの感染症が原因でもなかった。 だとしたら、他に一体どんな可能性が…。 毎日毎日、ひたすら検索の日々。 勉強していくうち、母親の血液が凝固しやすく血栓ができやすくなり胎児へ十分な酸素や栄養がいかなくなる母体の血液の病気があることや、胎児に染色体異常があり成長が遅れる、もしくは止まることがある等

      • 400gで生まれた娘 8

        エコーに映し出された胎児は元気そうに動いていた。 動いていたが、、、 『……うん…、体重は大体320gくらいかな、前回は300ないくらいだったので、2、30gは1週間で増えてるようですね。 ただ、大体この時期の胎児は1週間で100g前後体重が増えていきます。ですので、やはり体重の伸びが良くないですね…』 ショック… さすがに50gくらいは増えてるだろうと思ってた。 ほんの数十g…下手したらエコーの誤差レベル。 『でも良く動いていますね。あ、性別聞いていましたっけ?』

        • 400gで生まれた娘 7

          1週間後、検診の日。 この1週間、サイトメガロウイルスについて調べて落ち込んでいた。 サイトメガロウイルスはどこにでもあるウイルスでほとんどの人がすでに罹患し抗体を持っているとされているが、近年の生活環境の変化で抗体を持っている人が減ってきているということ。 抗体を持たない妊婦が初めて感染すると、血液を介して胎盤経由で胎児に感染する恐れがあり、先天感染を起こしてしまうと、エコーではしばしば胎児の発育遅延を認め、それにともなう低出生体重、他に脳室内石灰化、脳室拡大、肝脾腫

        ご報告です。

          400gで生まれた娘 6

          それからほどなくして、大学病院への初めての診察の日になった。 1人でなんて行けなくて、夫に無理言ってついてきてもらった。 もしかしたら即入院と言われるかもしれないと、色々と覚悟はしてきた。 幸せそうな妊婦と女性スタッフしか居ないレディースクリニックとは違い、院内の重苦しく物々しい雰囲気が、より一層不安を掻き立てる。 紹介状を持っているとはいえ初診だったからか、結構待たされた。 いよいよ呼ばれて診察室へ。 若い男の先生だった。 『赤ちゃんが小さいとのことで……とりあえず

          400gで生まれた娘 6

          400gで生まれた娘 5

          診察の後は、赤ちゃんを4Dエコーしてもらう予定だった。 通っていたレディースクリニックは4Dエコーの設備がなかったので、別途料金はかかったが、こちらでお願いした。 我が子を白黒のエコー以外で見るのは初めて。 どんな顔をしているのかな? 性別はわかるかな? 不安はありながらも単純に愛しくて楽しみだった。 『それでは見ていきますね〜』 初めは白黒のエコーで映し出されて、良い感じの角度になったら4Dに切り替えられる。 しかし我が子はまだ4Dエコーに適した大きさではなかったら

          400gで生まれた娘 5

          400gで生まれた娘 4

          大学病院の診察まで、正気で待っていられなかった。 赤ちゃんは本当に小さ過ぎるのか、異常があるのか、別の意見が聞きたくて、今日明日ですぐ診てもらえる病院を探して行った。 家から20分ほどのそこそこ大きくて新しい産婦人科。 事情を説明して先生にみてもらった。 『いま、22週ね…』 エコーをお腹に当てる。 先生と共に、息を飲んでじっくり見る。 『本当に22週?…ちょっと小さいね』 やっぱり、この子はすぐにわかるほど小さいのか…。 胎児の体のサイズを測りながら首をかしげる

          400gで生まれた娘 4

          400gで生まれた娘 3

          酷いつわりを耐え無事に心拍も確認でき、ひたすらつわりが楽になるのを待った。 ずっと仕事を休むのは精神衛生上良くなくて、起き上がれるようになるとすぐ復帰した。 妊娠初期の検診での胎児は順調だった。 大きさも週数通り、NT(むくみ)や異常を指摘されることもなかった。 とにかくダラダラ続くつわりをひたすら耐え、やっとの思いで安定期に入り、それからちょっとして。 21週の検診で、先生に『赤ちゃん小さいなぁ…』と言われる。 エコーを見ると、全体的に大体1週分くらい小さいと出ていた。

          400gで生まれた娘 3

          400gで生まれた娘 2

          とにかく早く結果が知りたい私は、高温期9日目から海外製の早期妊娠検査薬でフライング検査を実施、10日目あたりから薄っすらとした陽性を確認、どんどん濃くなっていくのを毎日チェックし、生理予定日1週間後に息子を生んだレディースクリニックへ初診に行った。 生理予定日付近から今にも生理がきそうな鈍痛がずっとあり、不安だった。 エコーで見ると、まだ米粒のような胎嚢を1つ確認。 先生からは『4週ちょっとの大きさだね』と言われる。 『胎嚢1つしかない…やっぱり双子じゃないんだ…』 『

          400gで生まれた娘 2

          400gで生まれた娘 1

          『きっとまたすぐ妊娠できるはず』という自信は、私の『予感』に基づくものだった。 第一子の頃から、私の頭の上の上の方にこれから生まれる子がふわ〜と居て、その子が私の体内に入るイメージ。 (スピリチュアルな話が苦手な方は申し訳ありません。) 第一子の時は、ものすごい勢いと生命力で私の体内に入ってきたイメージだった。 で、2人目妊活を始めようと思った時、頭の上の上の方にもや〜とその子たちが居るんです。 男の子と女の子。 きっと双子なんだろうな。 男女だから二卵性双生児かな。

          400gで生まれた娘 1

          まさか、私が。

          まさか私が流産するとは思わなかった。 まさか私が死産するなんて考えもしなかった。 なぜそんな自信があったかというと、約4年前に出産した第一子の息子は、妊活を始めて1周期目ですぐ授かり、妊娠経過もなんの問題も無く、私自身の体調も安定していて、分娩も初産にしてはまあまあスムーズだったから。(ただ分娩後出血が止まらず大きい病院に搬送され緊急手術をうけるはめになったけど。) 私は何事も自分の勘、というか感覚で動く性分で、結婚すらまだの20代の頃から、『30歳までに○○○という名

          まさか、私が。

          はじめまして。

          初めまして。 ikukoといいます。 1985年生まれの今年36歳。 1児を育てながら古着屋でパートをしつつバンド活動やその他活動をしています。 2014年に8年付き合った1つ年上の夫と結婚。 2016年長男出産。 2019年から2人目の妊活を始め、2019年10月妊娠判明、しかし2020年3月に妊娠7ヶ月で死産。 大学病院で死産の原因を探るも原因不明。 不育症の可能性有りとのことで血液検査を受けるが異常無し。 それから心身共に立て直し、2020年8月に再び妊娠判明

          はじめまして。