J.Cage (First)Construction In Metal


ヨーロッパ、日本、ときたのでにたような潮流inアメリカ。


みなさんご存知すぎるジョン・ケージ。4'33"。
なんだ馬鹿にしてんのか?笑わせたいの?って最初思っていました。ごめんなさい。
めっちゃ哲学あった。かっこいい。

まずケージとは。
武満よりちょっと前の人で、武満含めて日本の芸術音楽界に「ケージショック」を起こしたくらいだし、20Cアメリカの文化現象とまで言われる。
この辺のいろいろ新しいことしてる人たちを「実験音楽」って呼んだりする。
ケージは、ピアノにもの挟んで新しい音を探したり(プリペアドピアノ)偶然聞いた音が面白いことってあるよねという「偶然性の音楽(チャンス・オペレーション)」を発明したり、音楽から自我さえ排除した無音(4'33")を求めたり。
ちなみにゲイ。
シェーンベルクに作曲を師事したりもしてる。

先生のひとりに、物には魂があって、さわるとそれがとんでくるんだよー!って教わって作られたのが今日の一曲。ちなみに作曲当時25歳。

ゴミ捨て場から拾ってきたものたちをいろいろ触ったり叩いたりして音を出して作られてる。パーカッション作品。演奏によって素材が違ったりしてるから、色調が違う同じ音楽が色々あるのも面白い。
なんとなく法則性が聞き取れたり、リズミカルだし、わりと音楽っぽいけどまだ「ブラボー」は私は叫べないな…
耳を肥やします👂

音楽に「自分」とか「意思」が入り込むのを極端に避けたっていみだと、ケージとシュトックハウゼンは似てる。
ちなみにこの流れ(シュトックハウゼン)のもとを辿っていくと、12音技法に行き着きます。それはまた後日。

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