ストレングスコーチングに出会った。
1年ちょっと前にストレングスファインダー®という診断を受けたのはいいものの、その後の扱い方がわからず放置していた。結果から何を感じ取りどう活かせばよいかわからぬまま当日を迎えることとなる。
X(旧Twitter)で何気なく呟くと、わたしのライフコーチ aimiさんからメッセージが。
aimiさんのおすすめなら間違いがない!と思い、早速連絡を取ることに。
きっかけはどこにあるかわからないなあと。
少しでも誰かの参考になればいいなという気持ちで、わたしのストレングスコーチングから得たことを記録する。
ストレングスファインダー®とは
いろんな診断ツールがありますが、まずストレングスファインダー®とはなんだろうか。
流行っている16Personalitiesのような、適性診断ツールです。しかし少しジャンルが違う様子。
今回はしんさんの、ストレングスファインダー®(以下、SF)をもとにしたコーチングを受けてみた。
SFの概要から活かし方まで、丁寧に教えていただける時間となった。
今回のコーチ、しんさん
本編に入る前に、しんさんのご紹介をします。
自己理解やSFに詳しいお兄さん。
今回わたしが参加したのは、【第2弾】ストレングスコーチング体験モニター。
このモニター以前は関わりはほとんどなし。わたしの知人からの紹介で出会った。
ストレングスコーチを体験
ストレングスコーチングの流れ
3つのパートから、資質の扱い方を知るというのが大きなテーマだ。
理解すること
受け入れて感謝すること
活用すること
持ち合わせている資質を上手に扱うには、以上のステップが必要になる。SFを活かすのって想像していたより難しい。単に受けた結果を眺めるだけだと心理テストで終わってしまう。ここからが本番。
わたしのSF結果
コーチングの感想を記録する前に、SF結果を振り返る。
わたしが受けたのは1年くらい前だが、問題ないとのこと。
今回のコーチングでは上位10個の資質をメインで扱うので、
最上志向
未来志向
適応性
責任感
ポジティブ
共感性
内省
収集心
運命思考
戦略性
以上10個の資質を理解するところから始まる。
コーチング中に常に自分の上位資質を見ながらお話しできるように!とプレゼント。
※顔写真や名前部分は一部note用に修正。実際のコーチングでは顔出しで左上に名前を出していた。
SFの結果レポートは長めなので、すぐ確認できるツールがあるところが良いなと勝手ながら思っていた。配慮が完璧。
資質を理解すること
強み(上位資質)に着目し、普段無意識に起こしている行動に対してどの強みが発揮されているかを洗い出す作業。未来を見て生きているタイプ(未来志向)のわたしにとって、コーチに壁打ちできたのが良かった。
私の場合は、資質を組み合わせることで発動する行動が多く現れていた。
相手の様子を察して行動する→適応性✖️共感性
物事に対してより良くなる手段を考える→戦略性✖️未来志向✖️最上志向
気まぐれさん→適応性✖️戦略性
結果的に良かった!と思うことが多い→ポジティブ✖️運命思考
など、1つの行動に対して複数の強みがかけ合わさっていたということに気づく作業だと感じた。
不思議だと思うのは、反対の意味を持つ資質同士が上位にランクインしているという点である。
私の場合は、
未来志向(未来を考える)↔適応性(今が最優先)
責任感(慎重に行動する)↔ポジティブ(楽観的)
このあたりだろうか。
また資質の現れる流れがあることに気づいた。
例えば、未来志向が働いたのちに戦略性が働いているような感覚。
常に良い方向を目指している状態が活力になるのかもしれない。
他にもたくさん見つけ、しんさんからもフィードバックを頂いたが、数え切れない程あるので一旦ここまで。(大変ありがたい)
無意識にできることが強み。
文字を書くときに利き手でペンを持って書く行動が無意識なのと同じだ、としんさんは言う。
資質が上位に行けば行くほど、無意識の間に発揮している可能性が高いのだと。何気ない行動から強みを感じる鋭い視点。わたしにできることなのだろうか。コーチあり気の作業だと感じることに。
受け入れて感謝すること
個人的にはこのパートが1番新鮮だなあと感じた。
自分はこういう資質の人だ!と認めてあげることが大事。そして頭で理解するだけで終わらせず、心でも受け入れてあげることがSFを上手に扱うコツだという。
また、資質を発揮しやすい環境に身を置くことも重要そう。
人それぞれ相性の良い場所、悪い場所があるということは誰もが持ち合わせているもの。実際わたしは、居心地の良い場所に身を置くことが重要だと感じる。
私の場合だと、より良い未来を考え続けられる仕事(最上志向・未来志向)において力を発揮できるという仮説を立てたとき、その仕事ができる場所に身を置けばいいとなるだろう。
資質との付き合い方
無意識に発動される強み。これを野放しにすると行動や感情をコントロールできない。
「わたしってこういうところあるな」
と思うことが何度あったことだろうか。
成功体験をしたときに、何の資質が働いたことで起きたのか認知すると良いらしい。
反対にうまくいかなかったときは、資質が出過ぎていたり、上手に使えていなかったりしている傾向が。ケースバイケースでいろんな捉え方があるみたい。
自分の強みをコントロールすることが、成功のカギなのかもしれない。
わたしは反対の意味を持つような資質を両方持ち合わせていることがある。これを「個性」と言えるかもしれないし、「他の人にはない才能」とも言えるかもしれない。としんさんは表現していた。
わたしにはこの「個性」のバランスを保つことが大事かもしれない。
スモールステップで感謝すること
より良いを目指したから達成できた。
そんなときは、最上志向に感謝しよう。
臨機応変に対応できたから、その場が丸く収まった。
そんなときは、適応性や共感性に感謝しよう。
持っている才能に感謝しないと意識的に使うことができない。
意識的に使うには常に問いかけ、成功体験から学ぶこと。
学び続けてコントロールできるようになると、強みを活かせるようになるのだと。
強みを擬人化するのをおすすめされたので、上位資質の小人を心にたくさん飼うことにする。
うまく行かないときはどうしよう
強みを考える時間は、ポジティブな行動を褒められるので楽しい。
しかし、うまく行かなかったときの資質の働き方を考える時間はあまり乗り気にはなれない。
わたしは共感性と内省が大きく影響する日は、この世の終わりみたいな気分になる。
些細な音や匂い、光に敏感になり心により負担がのしかかる。
そんなとき、上位資質で補おうとするだろう。
ポジティブで前向きに考えようとしたり、運命思考でこうなる運命だった…とちょっぴり諦めてみたり。
資質が持つ負のエネルギーを別の資質が持つ正のエネルギーに変換する作業で、辛い感情を軽くするコツなのだと知った。
コーチングを終えて
資質を知ることは、強みを知ること。
強みを活かすためには、持って生まれた資質に感謝して、行動するたびに意識して使うこと。
ティンカー・ベルのお話を見ているような感覚になった。
才能を知ること。受け入れること。というテーマの映画なので、興味のある方はぜひ。
自分の強みを知ることは、前向きに生きられるようになると感じた。
日々の行動をエピソード化する癖をつけたほうがいいということも学んだ。1つな行動に対して、自分はどういう思考をするのかを記録していく。この繰り返しがSFの効果に繋がるのかもしれない。
生きていて気になった行動とコーチング中の悩みをお伝えし、その行動にはどんな強みが隠れているのかを導き出す。それがストレングスコーチの仕事のなのかもしれない。
おまけ
アウトプットまとめ
課題に対してのアウトプットということで、実際に頂いたフィードバックとコーチングのまとめを抜粋して振り返ろうと思う。
★未来思考⇒戦略という考え方の流れがありそう。
・常にいい方向を目指し続けることが活力な気がする。興味のあることはいっぱいものごとを経験する。
⇒未来志向、収集心、適応性、最上志向、(学習欲も感じた)
・良いと思うことを、1人でもいいが、誰かと共感できるといい。嬉しさ倍増。積極的に話そう。考えや思ったことを一旦言おう。
⇒未来志向、最上志向、ポジティブ、共感性
・それで相性が合わない人はそういうもんだって受け入れる。⇒最上志向、適応性、ポジティブ、運命思考、(戦略性もありそう)
・ただ、自分の適応性が働くと、どうすればこの人に伝わるかなって働く。⇒戦略性、内省、共感性、適応性?
無理したときの対処法は決めておくべし
・気軽に切り捨てる&無理だったらそれも運命だと諦める力を持つ。⇒適応性、ポジティブ、最上志向、戦略性
・無理しない程度に適応性を働かせる。責任が現れると辛くなるまで歯止めが効かなくなる。適応性で止める。
・限界はあるぞ。無理なものは無理。⇒最上を抑えて、より良い未来を見据えること。ポジティブ、適応性、運命思考、戦略性
感想
①上位10個フルで活用してた気がする。バランスが乱れがちなだけで。そこさえ押さえればいいんだなって。
・上位と下位の差がきっぱり別れている気がする。⇒最上志向?だからこそ強みにフォーカスできている。強みを伸ばせているのでは?弱みは捨てることができているのかな?を考えると良さそう
②一人で行動に結びつく資質を思い出すのは難しいなって聞いて思った。なるほどねの連続だった。
自分だけで気づくのは難しい部分もある。才能は無意識にやってしまう「行動、思考、感情」。話していて、めちゃくちゃ才能使えてるなと感じた。
③無理してしまう原因は責任感かも。私がやらなきゃ。疲れちゃう。
⇒「人に頼むのも自分の仕事」…っていう考えるのも「責任感」の良い使い方かも?
=人に頼れば、コミュの成長にも繋がる。それができることで得られるものも増えそう。
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