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留学5日目に38.2°出した時の話

こんにちは!

海外に行ったら、「はっきり言わないと伝わらない」ということは、よく聞く話だと思います。日本人は「察する」という風潮があるけれど、海外ではそれがないので、いやならいやだとはっきり言わないといけません。留学経験のある先輩からも、「はっきり言う」ことが大切だよ、とアドバイスをもらっていました。

留学して5日目、朝起きたら突然38.2°という熱を出していました。

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ありえないですよね・・・。絶望しました。

とりあえずルームメイトにそのことを伝えると、コロナの簡易検査キットを持っているからくれるとのことで検査をしました。(陰性でした)

完璧に風邪をひいてしまい、どこにも動ける体力がなかったので`ルームメイトに今日は一日部屋にいるねと伝え、部屋でおとなしくしていることにしました。

11時半ころ、「一緒にお昼ご飯食べに行かない?」とグワムからきた留学生から連絡が。その子からごはんに行こうと誘われるのは初めてだったためとっても嬉しかったのですが、どこにも動ける気力がなかったため、「ごめん熱があって・・・」と返しました。その後「hope you get better soon !!」と返信がきたため、私は眠りにつくことに・・・。

風邪薬の効果もあってぐっすり寝ていたら、突然爆音の火災報知器が鳴り響きました。ベッドから飛び起き、すぐにドアを開け廊下に出ると、寮生が大勢EXITの方にむかって小走りで移動していました。私が状況を全くの呑み込めず圧倒されていると、一人の男の子が、「ー---(なんて言っているかわからなかった)ー--fire!」と私に向かって言いました。

私「fire????」彼「fire!!!」こんな簡単な言葉で緊急事態って意思疎通できるんですね。とりあえず火事があったらしいとの雰囲気のみ理解した私はわけもわからずみんなの後に続いてEXITから外へ避難しました。

熱があるのに外へ強制的に出されるなんて、、。寮の中にいた人が大体みんな外へ避難してきていたのですが、その中に先ほどのグワムからの女の子もいました。

女の子「体調大丈夫?」

私「ちょっとまだしんどいよー」

女の子「ダイニングにお昼ご飯食べにいかない??」

私「?????????????(さっき熱あるって言ったやん泣)」

私「ごめん体調悪くて、行けないよ」

と言うと、分かってくれたっぽかったです・・・。

日本では体調が悪いからと言うと、それは「行けない」ということだと全員に伝わると思います。しかし海外では、体調が悪い、だから「行けないよ」というところまで言葉で伝えなくては、分かってもらえませんでした。文化違いを顕著に感じた出来事でした。

そして夕方になると日本からの留学生と韓国からの留学生が夜ご飯を持ってきてくれました。(本当にありがとう)

そして、だんだん体調も回復してきたように思いました。そんな時、

ルームメイト「夜ご飯たべにいかない???」

私「???????(熱あるから今日は一日部屋にいるねって言ったやん)」私「・・・ごめんまだ体調しんどくて、行けないよ」

熱があるときにこんなにごはんに誘われたのは人生で初めてです。海外の人は熱があってもごはん食べに行くんですかね?わからないです。

ちなみに、火災報知器はだれかが間違えて押してしまったらしいです。

私はそんなに頻繁に体調を崩す方ではないのですが、留学してわずか5日目にして体調を崩してしまったため、やはり自分が気づかないうちに体は異文化の影響をうけてるのかなと思ったりもします。

風邪薬、胃腸薬、など薬は絶対にもってくるなり初日に買うなりしておいた方がいいですね...。(私は韓国からの留学生に薬をもらって何とかなりました。)

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