見出し画像

Fall term授業について

こんにちは。

留学がはじまり3週間目に突入しました!元気いっぱいに毎日過ごしています。

今日は、私がFall term に履修している授業について紹介しようと思います。私は信州大学で、人文学部英米文学分野に所属しています。しかし、南オレゴン大学ではInternational Studiesを専攻として選んでいます。なぜ専攻を変えたのか?や、それに付随してなぜ留学したのか?などについては、またゆっくり1つのブログにまとめる予定なのでぜひ読んでください ^^

わたしがFall termで履修している授業↓

・ENG104 Introduction to Literature
・IS250 Introduction to International Studies
・NAS275 Native American Cinema(s)
・PEA180 Yoga Pilates

ひとつずつ詳しく紹介していくので、興味のある授業があったらぜひ読んでみてください!

<ENG104 Introduction to Literature>
この授業では、前半は小説分析、後半は詩を扱う予定です。扱う小説は、kazuoishiguroの「never let me go」とOctavia E. Butlerの「Kindred」です。授業の終盤では、詩を分析して実際に詩を書く課題が課されるそうです。

この授業は、私の信大での専攻と同じ授業です。せっかくアメリカの大学で授業を受けれるんだから、アメリカでは英米文学をどのように学んでいるのか知りたい!アメリカで英米文学の授業を受けてみたい!と思い履修しました。

1週間で100ページ程ずつ小説を読み進めることが予習として課されています。100ページと言われただけではあまり想像がつかないと思いますが、私が信大で受けていた同様の授業では、一週間で10ページ程ずつのスピードで進んでいました。なので簡単に言うと、日本での授業の10倍の速度で進んで行きます。実際に体感もそのくらいのスピード感です。笑 加えて毎週paperのような簡単な課題も出されます。

主に、登場人物のmotivationは?や筆者が描くenvironmentが小説のどのような理解につながっているのか?や登場人物のもつHeteroglossiaは?などの先生からの問いに生徒が意見を言いディスカッションを行う形で授業が進んで行きます。クラスのみんなで小説に対する解釈を深めていくイメージです。

毎週予習に計12時間、課題に3時間ほどをかける必要がありますが、授業の半分が1年生で構成されているので授業の内容自体は易しいです。小説が好きな方は楽しめる授業だと思います!

<IS250 Introduction to International Studies>

これは私の南オレゴン大学での専攻の授業です!International Studiesを学ぶにあたって重要だと考えられているような用語・問題について学んでいます。Grobalizationとは?などの一見簡単に思える問いから始まり、ディスカッションによって解釈を深めていく形で進んで行きます。

昨日は「urbanization(都市化)」について扱ったのですが、この事柄について考えるにあたって「urbanとruralの違いとはなにか?」や「industrialization(産業化)」との関係性など、様々な視点から考えを深めました。今学期はこの授業を履修しているのは私含めて5人しかいないのですが、全員が様々な意見・視点を持っているのでそれを持ち寄ってディスカッションをする環境がすごく素敵です。この授業は私にとって初めての学問分野なので少し難しく、私はまだ教授からの問いに1,2文の簡単な文で意見を言うことしかできず、(何についてディスカッションしているのか分からず置いてきぼりの時もある)毎日悔しい思いをしていますが、授業自体が自分の興味のある分野ですごく面白いので頑張れます。

<NAS275 Native American Cinema(s)>
Native Americanの映画における描かれ方を学ぶ授業です。正直これが私の今学期で最も難しい授業です。毎週Naive Americanに関連する論文や資料をふたつ程読み、Native Americanを描いた映画を一本みてCritic paperを提出することが求められます。

元々映画が好き+映画研究で卒論を書こうと思っている+Native American Studyに興味があったという理由で履修を決めました。

これも授業は100%ディスカッションで理解を深める形で行われています。ディスカッションは提示された論文や資料と、その週の課題として課される映画を基に行われるので、予習をしないと正直授業の5%くらいしか理解できません。論文や資料を読むのに6時間+映画をみてCritic paper を書くのに5時間ほどを毎週費やす必要があり、ここまでやって100%の予習だとして、ようやく50%内容が理解できる、という状況です。 (笑)

ですが、今まで自分の専攻としてきた映画研究と少し視点が異なった映画研究(というよりNative America研究の方が近い)ので、同じ映画研究でもこんなに違った視点で学問になるんだ、という点が面白いです。自分の卒論にも絶対に活きる授業だと思うので、これも頑張りたいと思います。 ^^

<PEA180 Yoga Pilates>

最後に、ヨガの授業です!50分間スタジオでヨガをします。私は、日本でも1年間ほどホットヨガ教室に通っていました。授業内でとるポーズが、ヨガ教室で行っていたポーズと大体一緒なので、授業中は日本での生活が懐かしくなってきています。とってもリラックスできる授業です!

私がFall termで履修している授業紹介は以上です(^▽^)

「アメリカの大学は課題がおおくて大変だ」ということはよく言われていることだと思います。私も、過去の留学生の先輩のブログを読んでいたので課題が多いことは十分に承知していました。

授業が始まってからは、夜中の2時まで課題をやり、朝5時に起きて予習をやり、朝8時半から授業、授業の無い時間はすべて課題や予習、という生活サイクルが当たり前になってきています。授業がない日も、朝8時から図書館に行き一日中次の日の授業の予習をしています。しかし、それでも100%予習ができない、間に合わない時があります。そして、必死に頑張って予習や課題をやり、いざ授業に出席してもなかなか現地の学生のスピード感についていくことは難しいです。

今授業が始まってから2週間目が終わりましたが、毎回授業が終わった後は自分が情けなくて、悔しくて涙が出てきます。授業のある棟、図書館、道、ありとあらゆるところで泣いた気がします。きっと今学期を終えるころには私の涙は南オレゴン大学の敷地すべてを制覇していると思います(^▽^)

ですが、授業紹介のところでも書きましたが、どの授業もとても面白いです。もっと理解したい、勉強したいというモチベ―ジョンとともに、まだ始まったばかりの授業、これからさらに頑張っていきたいと思います!!


最後に、

悔しさと情けなさでいっぱいな毎日ですが、こんなにも毎日勉強をすることができる環境をくれた両親や、祖父母を思い出すとすごく背中を押されます。

「挫折しないと成功しない気がする」

最近私が勇気をもらった言葉です!まだまだこれからの留学生活元気に頑張ります ^^





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?