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思い出すのはピンク紫の夕方みたいなキス


ああまた失敗した。
今度は確実だと思ったのに。

自殺念慮が消えない私を神様は許してくれない。

神なんて居ない。

誰が阻んでいるの。





ここからは薬を飲んで少し落ち着いた私が。

色んな人に昨日の経緯を説明して色んなアトバイスを貰った。

ああ、そんな考え方もあるんだ。と思った

明日からどうなるか分からないけど、きっとストレスだらけの毎日がくるけれど、でも好きな人に会えるから、それだけを糧に頑張ろう。


完全自殺マニュアル、高校生の時からずっと欲しかった。買ってしまおうか。
人生のお守り、として

いつでも死ねるんだって余裕を持たせるために。


二重うつの私には荷が重い世の中で、ふわふわと宙を舞うたんぽぽの綿毛みたいに生きている。
吹いたらどこかへ飛んでいってしまう儚げなもの。


死なないで、と何度止められただろう。
何度無視をして死に損なってきただろう。

こんな私でも必要としてくれる人は居て、その人に恩を返せただろうか。

そんなことをぐるぐると考える朝方。
ああ今日も結局死ねなかったって絶望に支配されて目が覚めるのだろうか。

こんな日常、いつまで続くのだろうか。

死にたがりの生きたがり、これが私にとって全ての言葉だと思う。

体が生きたがっているから死ねないんだと思う。
こんな世の中なのに?こんなに難しい人生なのに?と脳みそは言っているけれど。


でも思い切りの悪さは昔からのもので。

小学生の時からベランダから飛んだら、学校の窓から飛んだらどうなるんだろうって考え続けていた。

それが自殺念慮、だとは思わずに。

大人になって明確な自殺念慮、自殺企図に気付いてしまってからはもう地獄のようで、どうしたら死ねる?ばっかり脳内を占めている。


お酒と睡眠薬の入った脳みそじゃ難しい事は何も分からない。


朝から飲んでいなかった薬を飲んで今日はきちんとベッドで寝てしまおう。

おやすみ世界。きっとまた明日。


明日も生きようね。
おやすみなさい

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