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明日、共通テストを受けるあなたへ。

この文章は約10分ほどで読み終わる内容となっています。


こんにちは。今日も勉強おつかれさまです。

元気にしてますか。元気がないなら、それはそれでいいと思います。でも身体には気をつけて。





ここからは少し具体的な話で、本番前日、当日の過ごし方や注意事項についてです。

先程も述べましたが、何を隠そう僕はセンター試験と共通テストを計四回受けているので、その経験から思う個人的なオススメや、僕の周りの人達の経験談、あとはYouTubeで色んな受験系アカウントが投稿している動画の情報をまとめました。



目次
・持ち物について
・前日の過ごし方
・当日の過ごし方
・最後に


持ち物について

当日必要なものについて、今一度確認しましょう。なるべく全てのものに予備があると安心できると思います。

すでに他のサイトなどで確認してる人は、さっと読み飛ばしてください。

①受験票、写真票
②「受験上の注意」
③学生証(身分証明書)
④黒鉛筆(H、F、HB)
⑤消しゴム
⑥鉛筆削り
⑦時計
⑧スマートフォン、携帯電話
⑨交通費、お金、財布
⑩昼ごはん、飲み物
⑪ハンカチ、ティッシュ
⑫マスク
⑬(受験票に「上履き持参」とあれば)上履きと下履きを入れる袋
⑭参考書、問題集
⑮眼鏡、目薬
⑯カイロ、上着、座布団、ひざ掛け
⑰雨具
⑱腹痛薬
⑲お菓子など

①受験票、写真票

万一忘れてしまった場合は、試験会場で仮受験票を発行できます。なので、もし電車に乗ってる最中などに忘れてることに気づいても、取りに帰らず会場に行ってください。

②「受験上の注意」

③学生証(身分証明書)

仮受験票の発行に必要になります。

④黒鉛筆(H、F、HB)

⑤消しゴム

⑥鉛筆削り

カッターで削るのはやめましょう。

⑦時計


⑧スマートフォン、携帯電話

⑦⑧はいずれもアラームなどの音が鳴らないようにします。

⑨交通費、お金、財布

かなり多めに持っていくと安心です。④~⑦を忘れた時に会場付近のコンビニなどで買うためです。

⑩昼ごはん、飲み物

お腹の弱い人は、冷たい飲み物に注意しましょう。

⑪ハンカチ、ティッシュ

試験中に鼻水が止まらなくなった時のことを想像しましょう。

⑫マスク

⑬(受験票に「上履き持参」とあれば)上履きと下履きを入れる袋


⑭参考書、問題集

多すぎると重くて体力を使うので、各教科一冊くらいにしておくといいです。直前に何を見返すかは事前に決めとくといいかもしれません。
問題集は、新たに問題を解くというより、英文や古文を休み時間に読んで、試験に向けて頭を"文章を読むモード"にしておくためですね。
試験が午後からで午前中丸々空いてるって人は、模試などを一回解くのもありです。

⑮眼鏡、目薬

⑯カイロ、上着、座布団、ひざ掛け

中でもカイロは必須です。会場内は暖かくなっていますが、指先だけ冷たいまま、ということは結構あります。ただでさえ緊張してるのに、試験が始まっても指が冷たくて上手く動かない、って結構しんどいですよね。

防寒着は、個人的には中にたくさん着込むよりは、外に重ねて、簡単に着脱できるようにする方を勧めます。試験を解く時は、寒いよりも暖かすぎる方が集中の妨げになることが多いので。
英単語などが書かれているものは着ないようにしてください。

座布団は、普段クッション付きの椅子で勉強してる人などはあった方がいいかもしれません。友達に、会場の椅子が固くておしりが痛くなり集中できなかった、という人がいました。ただ慣れずに集中できなくなる可能性もあります。

座布団やひざ掛けの使用について大学入試センターの公式サイトには、使用したい場合は、試験開始前に試験監督に申し出て許可を得てから使用すること、と書いています。

⑰雨具

⑱腹痛薬

⑲お菓子など

必須ではないですが、チョコレートやラムネなどオススメです。


持ち物についてはこれくらいです。とりあえず、財布さえあれば大抵何とかなります。当日の朝も確認しましょう。





前日の過ごし方

基本的には、普段とそう違ったことをしない方がいいとは思います。その上で、オススメと思うことを以下にまとめました。

・英語と国語の文章を最低ひとつ読む
・最後の総復習をする
・単語の復習をする
・明日の朝のシミュレーションをする
・自分自身を認めてあげる
・よく寝る


・英語と国語の文章を、最低ひとつ読む

東大医学部の河野玄斗さんが言ってました。長文を読むために脳を慣らしておく、ということですね。特に国語は波のある教科なので、その波の上の方の点を本番で出すための行いです。


・最後の総復習をする

新しい問題に取り組むんじゃなく、今までの復習をします。
めちゃくちゃ時間かける必要はないです。参考書とかノートとかを、ざっと読み直す程度でいいと思います。

人間というのは忘れる生き物なので、勉強した内容も時間が経てばすぐ忘れてしまいます。だけど、前日に見た内容はそうそう忘れない。一年で一番伸びやすい日が本番前日とも言えるでしょう。



・単語の復習をする

QuizKnockの伊沢拓司さんが言ってました。今まで使ってた単語帳のざっとした見直しです。英単語を覚えるのって余計な頭を使わないから、なんか落ち着いたりしますよね。

去年の共通テスト前日に河野玄斗さんがこの動画を上げてて、お風呂に入りながら聞いてました。


色んな意見を見てきましたが、本番前日も勉強しよう、という意見が多かったように感じます。



・明日の朝のシミュレーションをする

明日の朝ベッドから出て、何を食べて、どんな服を着て何時に家を出て、そして会場までどう向かうかのシミュレーションをしておくといいです。
特に電車の乗り換えなどは要確認です。行ったことある駅ならいいですが、そうじゃなければスマホで確認、いくつかルートを把握しておくといいでしょう。電車が止まり、タクシーで行く可能性もあるので、やはりお金は多めに持ちたいです。


そして、個人的に一番のハードルは、朝起きてベッドから出るまでだと思っています。

今夜の時点ではまだ現実感がない人と多いと思います。

しかし、明日の朝アラームの音で目が覚めると、「ついにこの日がやって来てしまった」と思うことでしょう。それは普段とは全く違う目覚めです。

明日目覚めて、ベッドから出てその日を迎え撃つ心の準備を、今日の夜からしておくといいと思います。



・よく寝る!

言われなくても分かっていることとは思いますが、本当に大事なことです。スムーズに寝るために、僕はちょっとランニングしたり、お風呂に入ったりしました。

早く布団に入る、ということは皆すると思います。ただ問題は、布団に入っても中々寝付けない場合です。実際僕も共通テスト前日はすぐには寝られなかったですし、二次試験前日は布団の中で三時間以上起きていました。

ですが、そういう場合も落ち着いてください。人は目を瞑っているだけで、睡眠に近い回復効果を得られるそうです。寝られない自分自身に焦らず、落ち着いて目を閉じていてください。気分転換にスマホを見たり……とかしないように!





当日の過ごし方

まずは、覚悟を持ってベッドから出てください。それが出来たら、八割方もう勝ってます。大丈夫。

・朝ごはんを適量食べる
・トイレの場所を確認する
・リスニング直前には、英語の音声を聞く
・数Ⅰと数ⅠAを確認する
・自分の解き方のルールを、今一度確認する
・ゆっくり解きすぎない
・マークがズレてないか、何度でも確認する
・ヤバい瞬間が訪れても、焦らない
・試験終了十分前のアナウンスに焦らない
・休み時間に終わった試験の答え合わせをしない
・一日目が終わったあと、自己採点をしない

・朝ごはんを適量食べる

食べ過ぎても食べなさすぎても良くないです。ご飯とか味噌汁とか、消化にいいご飯をいつも通り食べるといいと思います。万が一にもお腹を壊さないよう。



・トイレの場所を確認する。


また休み時間はかなり並ぶことが予想されるので、並ぶ際に勉強できる参考書やスマートフォンを持っていくといいです。
ちょっと経つとすぐ並びだすので、僕は休み時間は誰より早くトイレに直行してました。


・リスニング直前には、英語の音声を聞く

英文を聞き取るための耳を準備するためです。初めて聞くものじゃなく、以前解いた問題の音声とかの方がいいかもしれません。

あらかじめスマートフォンに音声を用意しておくといいです。YouTubeとかに公開されてるリスニング音声とかもありますが、共通テストは全国同時刻に行われているので、アクセスが集中する可能性もあります。端末にダウンロードしてある音声を聞く方がいいでしょう。


・数Ⅰと数ⅠAを確認する

これ、実際間違える人結構います。最初に二回、問題を解いてる途中でも何回か確認してあげてください。



・自分の解き方のルールを、今一度確認する。

国語は古文から解くとか、英語は長文から解くとか、本文より先に問題文を読むとか、自分なりの解き方のルールがあるでしょう。それを、開始直前、あるいは直後に、ちゃんと自分の中で確認してください。呑まれず、自分の土俵で戦いましょう。



・ゆっくり解きすぎない

本番によくある話で、慎重になりすぎてしまうんですね。序盤からいつも以上に慎重に答えを確認しすぎて、結果的に後半時間が足りなくなってしまう、ということは絶対に防ぎたい事態です。



・マークがズレてないか、何度でも確認する

実際に僕の友達に、マークズレしてる人、いました。その人はそれで数十点を失っていました。
去年の英語リーディングでは、選択肢の並べ替え問題で、選択肢の数に対して、記入する番号の数がひとつ少ないという問題がありました。要チェックです。



・ヤバい瞬間が訪れても、焦らない

これが一番大事だと個人的に思っています。

たとえば国語を解いてる時、全然内容が頭に入ってこず、問題もどれひとつ自信を持って答えられるものがない、とか。

英語リーディングを解いてる時、想定より時間がかかりすぎて、第三問が終わった時点で5分以上ロスしている、とか。

本番の試験中はそういう、「ヤバい!!」って瞬間が必ず来ます。

でもそれは誰でも同じです。自分だけじゃない。普通のことです。

落ち着いて深呼吸してください。深呼吸ってのは本当に侮れないので、是非やってみて下さい。3~4秒かけて鼻で息を吸い、6~8秒かけて口で息を吐きます。吸うより吐く方が大事です。

焦るのはみんな当たり前です。焦っている自分を、素直に冷静に受け止めてあげてください。

そして最後の最後まで、心を折らず、力を尽くして。



・試験終了十分前のアナウンスに焦らない

本番では、毎試験残り十分のアナウンスが試験官からされます。ドキリとするものですが、落ち着きましょう。



・休み時間に終わった試験の答え合わせをしない

良いことが一切ないのでやめましょう。そこで些細な安心を得たところで次の科目の点数は別に伸びません。適度に友達と話してリラックスするのは良いと思います。



・一日目が終わったあと、自己採点をしない

点が良くても、安心してしまってパフォーマンスが落ちる可能性もあります。不安は実力を発揮するエンジンにもなるので、採点せずに翌日に臨んでほしいです。
ただ万が一自己採点してしまっても、自己嫌悪はしないでください。それはそれで切り替えて明日の試験に集中するだけです。



そして、大事なのは、上記のことは全て、別に守らなくてもいいということです。これは必要ないなと思えば迷わず無視してください。培ってきたあなたの感覚の方が絶対に正しい。



最後に

一科目目の始まりを告げるチャイムがなり、問題文をめくる。同様に、周りからも一斉に用紙をめくる音がする。そしてシャーペンの芯と、紙を挟んで机がぶつかる音が響く。

普段はそれほど気にならないその音が、びっくりするくらい大きく聞こえたりもするでしょう。手は震えているかもしれない。心臓の音がうるさくて、頭が回らないかもしれない。


そんな時も、大丈夫。そんなのは、緊張していれば当たり前です。大丈夫、その程度じゃあなたは到底崩れない。


オススメなのは、緊張している自分を客観的に見てあげることです。

たとえば僕は実況席に座ってる気分になって、

「おぉーっと流太選手、手が震えている! これはとても緊張しているようだ!」

って脳内で中継してました。するとなんだか冷静になったりもするのです。



どんな時も、まずは落ち着いて。客観視するの、得意でしょう?





不安で不安で、ネガティブが爆発しそうな時は、どうかこれまでの自分を思い出してあげてください。

辛かった夜も沢山あったでしょう。もうやってらんねえよって投げ出しくなった日もあったでしょう。だけど全部超えてきた。

今までの超えてきた日々が、ちゃんと僕らにはついている。だから大丈夫。一人になったって大丈夫。戦える。




それでも怖くなったら、大切な人の顔とか思い出してね。

自分を大好きになって行っておいで!


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