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4月に読んだ本とweb小説まとめ

ほしちかさんのnoteに感化され、4月に入ってから読んだ本の感想をツイートするようになりました。なんとか1か月続いたので記念にまとめようと思います。

いつも読書ノートに好き勝手書いているので140字に感想をまとめるのになかなか頭を使いました。以下にずらっと続けます。

4月に読んだ本

4月に読んだ本はほとんど小説でした。


4月に読んだweb小説

丹宗さんのこちらの記事に感化され、web小説の感想もまとめてみることにしました。

まだあるような気がするけど……。ツイッターに感想を残していたものをまとめました。

洲央「さゆり」
何気ないやりとり、いつもの日常がとても美しく儚いものだということ。物語そのものが桜にかかってるのが秀逸。情景描写が豊かでどの文を切り取ってもエモいのがすごい。文そのものが魅力的じゃないとこういうストーリー書けないよなあと思う。

koala「瀬戸内ドライブ」
苦い過去と向きあい心の模様が変わっていく様が、瀬戸内の景色と重なる。優しく爽やかな物語。瀬戸内の海の明るさ穏やかさを思い出しました。

法田波佳「青焼けに満ちてエンプティ―」
こちらは現在連載中。しっとりとした文体と作りこまれた設定に引き込まれます。今月も楽しみ。

丹宗あや「わたしのかみさま」
小説でなにかしらの賞に応募した経験のある方はぜひ読んでみてください。共感できるところが多く、さっと読めるのに面白かったです。

丹宗あや「リコリスの海が呼んでいる」
祖母の過去と主人公の恋が重なり合うストーリーと落ち着いた文体が絶妙です。結末ははっきりさせなくても、物語として成立するのだなあと勉強になりました。

nostalgia「月と花のプロム」
「何を食べてもいいと言われているが、それはなにを食べようが気にしていないと言われているようでもあった」。王道の女子校シンデレラストーリーに、ところどころ挟まれるはっとする一文。面白かった!碓氷さんは『青い花』の恭己先輩ビジョンで脳内再生してました。

nostalgia「水のような」
連なる言葉は美しく、物語そのものが詩のようでした。毛色の違う物語を書けるのは羨ましいです。

以上、4月のまとめでした。無理しない程度に、来月も続けられたらと思います。

読んでいただきありがとうございました。サポートしてくださると本づくりが一歩進みます。