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銀岩塩vol.5 舞台「ABSO-METAL2 群盲の逆襲」

こんにちは、あおちゃんです。

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて上演されておりました、
舞台「ABSO-METAL2 群盲の逆襲」の観劇に行ってまいりましたので大遅刻ですがレポを。(ネタバレあり)

2月13日ソワレ、14日マチネは劇場で、大千穐楽は配信にて拝見。
今作はタイトル通りシリーズ2作目となっているわけなんですが、前作観ていなくても楽しめます!(ニュアンス)ってHPに書いてありましたので予習せず行きました!😌

舞台「ABSO-METAL2」について

舞台の詳細については以下の公式HPをご覧ください。

感想(ネタバレ有)

これまたすごいのに出会ったなというのが率直な感想です。
まず何よりセット。
セット自体は割とシンプルでしたがすごいのが紗幕。(※①)
特殊な加工が施されており、スクリーンとして映像を投影することが出来るようになっておりました。

(※① 紗幕)
光が透過する薄手の幕のこと。照明を利用して様々な演出上の効果を生み出すことが可能。

本来の紗幕にも映像投影は出来るのですが、薄い幕ですので後ろが透けてしまい映像自体が見にくくなってしまいます。(その特徴を利用した演出もあります)
はたまた映像投影を重視しスクリーンの様なものを設置してしまいますと、実際に舞台上で繰り広げられる物語というのが見にくくなってしまいます。
今回使われていた加工が施された紗幕に関してはスクリーンと紗幕の良いとこ取りという感じでめちゃくちゃ良かったです!◎
劇場て観ている際は映像も紗幕越しの舞台も全く気にならなかったし寧ろこんなに違和感無いものなのか!と驚いたのですが、配信となると少しだけ気になる点が。
幕越しに舞台を見ている状態ですのでアップになると画質が荒く見えたり、1枚隔てている訳ですから顔がハッキリ見えない瞬間があると感じました。
実際に1枚隔てるものがあるのでしょうがないとは思うのですが…。

ストーリーは思い出すだけでも胸が苦しくなります。
本当に運命というものは残酷だなと感じました。
いや、そうじゃない物語もたくさんあるんですけどね…
今回のアブソメタルに関してはとても残酷だなと、しんどかった〜!!(本音)

ここから先は特に印象に残っているシーンを抜粋してお送りします。いつものことですが語彙力は胎内に置いてきちゃったので大半何言ってんのかわかんないです。

アイコとの戦いにより眠りについたルカに話しかける、ヴィヴィアンのシーンから物語は始まります。
初っ端の感想がこんなんで申し訳ないんですが、ヴィヴィアン役の伊藤萌々香ちゃん可愛いし顔ちっちゃいんですよ…え⁉️豆粒⁉️ってなりました(めちゃくちゃ褒めてる)

そしてルカは7日間の眠りから目覚め『ルカの眠り』という歌を歌います。
ルカ役の正木郁さんめちゃくちゃ歌上手かったです。ヴィヴィアンがずっと近くにいると感じていたけれど実際にはいなかった寂しさ、悲しさ、切なさが歌声から伝わってくるようでした。

少し飛んでルカが眠っている7日間に起きた悲惨な現状を告げられるシーン。
"裏山の墓石""もう誰もいない""新しいナンバーセブン"ルカには重すぎる現実に胸が張り裂けそうでした。今回の目当てはダミエ役の髙﨑俊吾くんでしたので、ダミエの名前が挙がった瞬間「え?出る前から死んでるんだが?」って混乱してしまいました。前作見てないからだよ…って感じですが😒笑

死の7日間。ルカが眠っている間、学園で起きた惨劇が舞台と映像の融合で表現されておりました。呼吸を忘れてしまうくらい見入ってしまったシーンのひとつです。
ネタバレありって最初に書いたので全部言っちゃいますけど、ダミエが必死に約束の言葉を言おうとしてるのに最終的に伝えられないの切なかった。『歌の上手い一年生の娘』もヴィヴィアン、あなただよって。
なにも覚えていないって周りからしたら本当に残酷なんだろうな。

アイコのもとに2本の剣が戻るシーン。初見ではどういう状況なのか(アニエス?マドセン?ってなっていました)理解できてなかったけど、改めて考えると今回キーになる瞬間だったのでは?と思ってます、知らんけど。

続いてはお気に入りのヤマダとヴィヴィアンが剣を交えるシーン。
設楽銀河くん演じるヤマダ、クセ強くてめちゃくちゃ面白かったです😂
新ナンバーセブンになったヴィヴィアンの真相を解き明かすような『カイバ』というワードも出てきましたが、今回は息が詰まるようなシーンが多かったので一時休戦みたいな雰囲気好きでした。
ヴィヴィアンに顔が可愛いというそこのヤマダ、ほんっとそれな?????

ここから少し飛んでダミエがルカにアブソメタルを預けるシーン。
ここは回想シーンで映像だったのですが大スクリーンに映る推しの顔面を見て、顔がいい…ってなってました。アブソメタルをルカに預ける前のダミエは声がめちゃくちゃ優しいし、預けた後の弱々しいダミエは守ってやりたくなるような感じでしたね。(総じて何の話)

そしてダミエが蘇る瞬間。スモークの奥からダミエが登場するのですが、ダミエの姿が見えた瞬間思わず泣きそうになりました。
そして語られる過去の話。ヴィヴィアンはルカの記憶がなくなって欲しくない一心でダミエに

「ルカの記憶がなくなったら私の記憶を全部あげる」

と告げます。ヴィヴィアンの

「私がルカを忘れても、ルカが私を忘れなければ
きっと大丈夫。ルカがなんとかしてくれる」

のセリフで感じられますがヴィヴィアンのルカに対する気持ちはとても大きかったんですよね。友情も信頼も好意も2人の間にちゃんとあった。あーまじでローク…💢

回想の中でルカとヴィヴィアンの関係性に思わず笑ってしまうダミエはめちゃくちゃ愛らしいのに、自身が限界に近づく中ルカに必死に全てを伝えようとするダミエの姿は本当にかっこよかった。
かっこよかったんだけど、演技とはいえ推しが苦しんでる姿見るのめちゃくちゃしんどかった…胸がぎゅーって締め付けられる感覚に襲われてました。声出せる環境だったら絶対テンマと一緒に「ダミエ〜〜〜〜〜!!!!!」って叫んでた自信ある。(何の自信)(まず叫ぶな)
ダミエは最期まで本当にかっこよかったよ。

ルカ、アイコ、カンヌは地上に出て、ヴィヴィアン、ロークとの戦いに望みます。
ルカの「ヴィヴィアンを殺すために戻ってきたんだ」ってセリフ、映像と舞台が重なっていてめちゃくちゃ鳥肌でした。
それに類似するシーンでいうとその少し後の「そうなる前に僕が僕の手で君を殺す」というルカのセリフ。これ複製台本には(録音声)って書いてあるんです。実際劇場で見ていてもこれは録音声だって認識ができていたんですけど、このセリフの「君を殺す」っていう言葉実際にルカ(というか郁くん)も舞台上で言っていてこれも鳥肌立ちました…。

ロークの戦いの最中、ルカはダミエとポリゴンのアブソメタルを発動させます。
舞台上手高台にダミエ!舞台下手高台にポリゴン!ルカが発動させる動きと連動していて、そのシーンあまりにもエモすぎてひとりで心臓を押さえてました。(脳内で)

「さよならヴィヴィアン、僕の愛しいひと」ってセリフ本当に切なすぎて泣きました。愛しいひとって!!!ルカ😭ヴィヴィアン😭


とここで一旦感想はおしまい。
本当は最後まで書き切りたかったのですが流石に力尽きました。虚無です。
そうです、「ABSO-METAL Re:START 1&2 」の中止です。次作決まった!急いで書かなきゃ!と思っていた矢先でした。(そもそもが遅すぎなんですけど)
最近舞台の界隈に引き摺り込んだ友人を連れて行こうと思っていたので寂しいです😭

このご時世延期、中止がすごく多いですね。
私もアブソメタル含め直近で3作品計5公演中止になりました。
もちろん客側もですが、キャストスタッフの皆様のことを考えると胸が痛いです。
また、窮屈なく観劇ができる世界が1日でも早く戻りますように。

中途半端なところで終わってしまって大変申し訳ないですが、今回のnoteはこれでおしまい!
またどこかでお会いしましょう、あおちゃんでした!☺️

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