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酒は飲んでも呑まれるな。嗜むのだ。
お酒が大好きです。
もっと言うと、蒸留酒(ウイスキーや焼酎)がダイエット向きと言われても、私は断然醸造酒(ワイン、ビール、日本酒)が大好き。
ただ、元来水分をチビチビ飲むことが苦手でして、つまり全ては喉越し。ゴクゴクと流し込んでしまうので、お酒の失敗は数知れず。
笑えるものから、本当に笑えないものまで、ありとあらゆる失敗を取り揃えております。
とは言え、最近の時勢からか、年齢からか、また筋トレを始めたことや休職していることで、お酒はほとんど飲まなくなりましたし、その場に行くことも減りました。
するとどうでしょう。
お酒が普通にあった時の「あるある」に、違和感を感じるようになったのでした。
二日酔いをドヤる習慣
飲めない人は人生損していると言う考え方
ボジョレーヌーボ過去最高論
乾杯はビールだよね論
挙げて行くとキリがないのですが、この手の「あるある」が、「なんだそれ?」って思うようになりました。
この感覚を持ってる方、少なくないような気がするのですが、気のせいでしょうか。
私の肌感で申し訳ないのですが、お酒の考え方が変わってるような気がします。世界の流れを見ても、それが透けて見えます。
フランスではワイン消費が40年前と比べると半分以下になってます。アルコールが悪いと言うことではありません。みんなで美味しく飲めるって楽しいですよね。(アルコール好きあるある)
浴びるようにお酒を飲んだり、翌日の二日酔いにドヤったりする、あの慣習がダサいと言われる、美味しいお酒を楽しむことが正義な世の中が、もうすぐそこまできてるんじゃないかなと。
ある兄さんが言ってました。
「喫煙者にまだ吸ってるの?って言うように、まだアホみたいにお酒飲んでるの?っていう時代が来そうだよね」って。
健康志向や農家の問題からも、そんな時代が来るかも知れないですねぇ。
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