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人生は有限!40代になって現実と直面しました

見ず知らずの、ただ身なりのとても美しい推定70代男性が言っていました。

「人生は有限なんだよ。」
「1日のうち15分間は1,440回しかない」
「1年にすると525,600回」
「案外少ないと思わない?」
「それをね僕は18歳の時に気づいちゃったの」

凄い話です。私は40代半ばに差し掛かった頃に、ようやく自分ごととして受け入れざるを得ない出来事が起きました。

多分、自分の中で「死は自分と関係ない」と避けていた思います。

父方の祖父母は私が生まれる前にはいませんでしたし、母方の祖父母は年に2度(盆と正月)しか会わない人でした。だから、20数年前に祖父母が亡くなった時は、正直自分事として捉えていませんでした。

ただ父も母ももう70代。まだ若いと捉えるか、もうこの年齢と思うか、微妙なトコロです。だからこそ、その時、その時を大切にしたいですし、変化も辛いですし、お別れも辛いし、できるならしたくありません。

私は昔から、「死」に対し、異常に反応する子供でした(比較対象ないけど)

夜になると突然泣き出し、両親に捲し立てる。「お父さんとお母さんが死んじゃったら、私はどうなるの?」「どこにもいかないで!」「ずっと一緒にいて!」
そして、両親の寝ている部屋に入り込むのでした。

今も、その時と気持ちは1ミリも変わりません。

分かっちゃいるけどね、きっと自分は孤独が怖いんだと思います。親という絶対敵味方がいなくなる恐怖。それは言い換えると、「親以外に絶対的な味方はいない」と言う、自分の価値観なのかもしれません。

また「親を絶対敵味方と思えるのは幸せ」という考えもあるかもしれなですよね。そうも思えない親子関係が存在するのは、ニュースを見ていれば理解できます。

介護に携わったことで、親から命をかけた「人生とは?」と「愛とは?」を教えてもらっているような気がします。そして言えることは「人生は有限」「どう生きたいか」ただ、それだけなんだと思います。
人のお伺いばかりしていちゃ、もったいないですよね。

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