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介護改修のジレンマ

介護の改修が必要になりそうですが、介護ルールに戸惑っております。

実家は約築40年。バリアフリーが謳われる前の基準法で建てられたマンションです。家を横断する形で、10cm程度の段があります。

日中はデイケアを利用する可能性はあるにしても、自宅での生活を目標にすると、このこの段差を何とかしなければなりません。

段差のない方の部屋もあるのですが、その部屋を使用する事を父に提案しましたが、父は嫌と涙

40年以上同じ生活習慣を続けていた人が、老人用マンションに移り住むって選択をされる方の軽やかさは、本当にすごいと思いました。

と言う事で、一昨年家の修繕をお願いした業者に、段自体が修繕可能か否か確認したいと問合せをしたのですが、業者はケアマネから申請書がなければ動けないとの回答でした。

この段差をどうにかしないといけないことは、もうわかっています。
後の手すりや何やらはその時で良くても、規模が大きくなりそうな段の修繕は、事前にできるかを知っておいた方が効率的ではと思い、「確認のみです。費用は実費で。」申し上げたところ、、、

確認だけでは受けられないとのお返事でした。つまり実費確認は実費施工と。

確認と見積もりは実費、実作業は介護保険を組み合わせる事ができないとの事。何でなのでしょう。見積もりと実作業のお財布は、必ずペアでなければならないようです。

  1. 病院が改修必要箇所指示

  2. ケアマネ申請

  3. 業者見積もり

  4. 作業日決定

  5. 住宅管理会社申請

  6. 市役所認定

  7. 施工

  8. 市役所補助金申請

  9. 補助金が戻る

1〜6まで2ヶ月6かかります。これに7の改修期間がプラスされます。

3を事前にやっておくことで、1〜3までを効率化したかったのですが、介護保険が関わるため、病院からの指示がない限り動けませんと。

母の退院時、改修も始まっていません。いっときのホーム利用も選択肢にはありますが、そもそも色々時間がかかってしまいます。

そのため、図面が分かりそうな人に、個人的にみてもらう事になりそうです。。。

介護保険。確かに金銭面の補助と言う助かる制度ですが、補助金を受けるために工事を待たなければなりません。

今回も1番必要な時に何もできないってことになりそうです涙

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