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「意味」を考える

夜道を歩いていた。

私はそこで「意味」について考える。

私の周りには有意味と無意味のどっちが多いのだろうか。
そもそも意味とは何なのか。

世界にはもの・ことがただ存在しているのみである。
それ自体は意味を持っていない。

意味は人の心によって創られる偶像でしかない。

心によって創造された意味は、その意味をもって私たちの心に変化を及ぼす。

つまり、心は意味を介して自らを動かすのだ。
意味にはそのような意義がある。

そうすると、私の周りには元来無意味であり、私にとっては有意味であるものが溢れているということになる。

意味を思考することは、心の無意識な意味化の作用が前提にある。

心の無意識な意味化を認知できるようになったとき、心の動きは起こりうるのだろうか。
心の無意識な意味化は果たして認知できうるのだろうか。

そんなことを考えながら、無意味に溢れる夜道を無意味を探しながら歩いていた。

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