見出し画像

マッチングアプリで自分をみつけた話

ここ数ヶ月、マッチングアプリを使ってみて、私は自分自身に良い変化が割とあったと感じている。

具体的には、
①自分の漠然とした趣味・好きなものが明確化した
②働く社会人から就活・進路の相談に乗ってもらえた
③純粋に、メッセージなどのやりとりにときめいた
④自身の恋愛観が涵養された

などなど、である。


私的には、①の影響が結構大きくて、自分の趣味とか、自分をアピールするためのコンテンツの存在が、自分のアイデンティティを確立させてくれたような気がした。

邦ロックが好き(特にマカえん、クリープハイプ、サカナクション、フジファブリック、ゲス極、羊文学)、ひとりでも旅に出ることが好き、写真を撮ること、他人と話すことが好き、読書が好き、言葉が好き、ドライブが好き、海が好き、・・・

なかでも、話すときはお互いのしゃべる割合が1:1(or私が聞き手になることが多いのも〇)くらいで、真面目過ぎず、趣味とかの話だけじゃなくて、たまに冗談を言い合ったりからかったりするような余裕があるとキュンとする、ちょっと馬鹿にされるくらいがちょうどいい
みたいな、これまで自分がふわっと感じていた「キュン」の感情を具体化することもできた。

また、実際に電話してみるとうまくいかないことは多くて、「人としては尊敬できるんだけど、なんか異性として見れない、、」とか「圧倒的に話が嚙み合わない」とか、しまいには「声が好きじゃない、、、」なんて相手にとっては理不尽だけど異性に対して私が潜在的に求めていたものが顕在化した場面に出くわしたこともあった。

そう考えると、「ヒトを知る」「男性を知る」「自分の好みを知る(趣味、異性のタイプ etc…)」意味でのマッチングアプリもありなのかなとも思う。


上記以外にも学べたことはたくさんあって、
・まじで会話が成り立たない人がいること
・電話してみたらメッセージの感じと違って、「人に萎える」という経験を初めてしたこと
・「俺なんて・・・」みたいな自己肯定感低めの人には何を言ってもダメなこと
・本当にいろいろな人間がいて、同じ人間などいないこと

などなど、社会勉強としてもまあまあ学べることがあった。




マッチングアプリについて、「怖い」だとか「危険」、「卑猥」、みたいなネガティブなイメージを覚える人は少なくないと思う。
かくいう私も、マッチングアプリ=出会い系=危ないみたいなイメージがあったし、「別に”そういう行為”したい訳じゃないしな」と思っていた。

けど、数ヶ月利用してみて、マッチングに対する私なりの利用価値をみつけられたし、実際に何人かには会って、恋愛観もそうだけど、自分の男性への「気持ち悪さ」を感じる人と感じない人がいることに気づいた。

何にしても経験は人に聞くより身に染みるし、百聞は一見に如かずなのは確かである。だからこそ、やるのを迷ってる人は1回期限を決めてやってみるのもありなのかなと思う。

以上、大学生のマッチングアプリ小噺 第一弾。

                              ~続く~


この記事が参加している募集

夏の思い出

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?