酸味と呼吸

最近は朝一で１時間歩いている。

「夜は日中に動き回った人間の気が街中に充満しちゃってるけど、夜中のうちに木々が呼吸してそれを綺麗にしてくれるから朝の空気は気持ちいいんだって」って教えてもらってから朝歩くのが少し好き。60％好きって気持ちで40％はもっと寝ていたい。

帰宅してからシャワーを浴びて朝ごはんを食べるんだけど、今日は伊予柑とキウイを食べた。朝にフルーツを選ぶのは何年ぶりだろう。

たぶんここに引っ越してくる前、お気に入りのあの部屋では気持ちが大きくなる傾向にあったので「私は田中みな実」と呪文を唱えながら色鮮やかなカットフルーツを食べていた気がする。

そう考えるとまあ2年半くらい前？あの頃に「まだまだ」って嘆いていた体重は今となっては充分なくらいで「ちょっとふっくらくらいが健康的じゃん」って思う。

体重を気にしなくなったかといったらウソになっちゃうけど、自分の奥底に今の体重でも健康に生きてるしちゃんと爪も髪も可愛くしたりして、まあ元気なときに減量とかはすればいい、みたいな感じ。

そんなことを考えながら、鬱々とした去年までのnote記事を下書きに移した。伊予柑の皮、まだ片づけてないから呼吸するたびにいい匂いがする。