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あの頃のように、熱い思いを書けるか?

noteを日記代わりに公開し始めてから、自分の気持ちがうまく流れるようになってきたと感じる。

心の中にあった澱みが、すーっとキレイになるような感覚。

前までは、自分の喜怒哀楽を「カッコよく」、しかも「読者の方に有益な形で」表現しなきゃいけない!と勝手に思い込んでいた。

身構えて、これもダメ!あれも面白くない…と、下書きが溜まっていくばかりだった。

でも、もっと簡単で良かったんだよね。
単純に、文章で自分の思いを表現する。
noterさんたちの文章を見ていると、みんな自由に、生き生きと自分を表現している。

羨ましい~!
私も書きたい~!

そんな熱い思いがあふれて、私もこんな形でnoteを書くことにした。

「思いがあふれる」といえば、過去にこんなことがあった。

無料ブログが流行った高校~大学時代、私も当時の「推し」について書いていた。
その人は、テレビや雑誌にいつも出ているような有名人ではない。
端っこで踊っている、映るかどうかもわからないようなバックダンサーだった。
周りに推しを知っている人がいなかったくらいだ。

だけど、私は話したいの!この人のこと!
だって、めちゃくちゃカッコいいんだから!!!!
この人を見たら、みんな惚れるはず!!!!

そんな熱い思いから、どーにかこーにかしてブログを開設。
推しをどれだけ好きか、どのメディアのときにどこにいて、どんな風に踊っていて、どういうところがカッコいいかを文章で熱く語った。
ライブや舞台に行くと、その人がどの曲で踊っていて、どの動きが魅力的かをブログに書きなぐった。

そうしているうちに、徐々に読んでくれる人が増えていった。
なかなかマニアックな推しだったので、私のブログはその人の有名な応援ブログのうちのひとつになっていた!と今でも思っている。
「ブログ見ました!気持ち、すっごくわかる!カッコいいですよね~!」とコメントしてくれて気が合い、頻繁に会うような友達になった子もいる。

読んでくれる人がいると思ったらたくさん書きたくなり、気づいたら書き始めて2~3時間経っていることもよくあった。
ライブの感想を1日がかりで書き上げたこともある。

書き出せられれば、あとはもう気持ちをぶつけるだけだった。
手が勝手に動いた。
楽しかった、自分の気持ちを書くことが本当に楽しくて仕方なかった。

あの頃みたいに書きたいな、とたまに考える。
今でもあんな風に、熱い思いを持って書けるだろうか?

昨日の北海道ライターオフ会で、それぞれの推しの話をした。
本業と育児、ライティングでなかなか思い出せなかったけど、久しぶりに自分の推しについて話して、緊張がほぐれた。
他のライターさんも、推しのことを話しながら顔がほころぶ。
なんだかこっちもニヤニヤしてしまう…!

いつ思い出しても心がほっこりする!
やっぱり推しって最高だね☺って話。

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