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スクリャービン ピアノソナタ第4番嬰へ長調 作品30 “プレスッティシモ・ヴォランテ”

高校時代、珍しく熱を出して学校を休んだ日、一人ぼんやり小さな庭を眺めながらFMラジオを聴いていたら流れてきたのがこの曲。なぜか頭の中に平行四辺形がたくさん自動生成されて、幾何学模様で埋め尽くされトランス状態に(笑)。作品30の第二楽章が「プレスッティシモ・ヴォランテ」なんだけど、プレスッティシモとはレントとかアレグロと同じく速度標語で、極めて速く、という意味。そこにヴォランテ(飛ぶように)が付いているので推して知るべし。第一楽章がどこかドビュッシーのようなフランス印象主義風なのに対し、第二楽章からいきなりBPMが3倍になる!ピアニストによってスピード感も違うんだけど、僕はこの Apple musicのイリアさんがおすすめです。その下のYouTubeの方はアシュケナージの演奏。

https://music.apple.com/jp/album/%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E-%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%82%BF%E7%AC%AC4%E7%95%AA-%E5%AC%B0%E3%81%B8%E9%95%B7%E8%AA%BF-%E4%BD%9C%E5%93%8130-%E7%AC%AC2%E6%A5%BD%E7%AB%A0-%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%83%A2-%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%86/1436452836?i=1436452948

*画像はイメージです。オランダ・アムステルダム中央駅の駅ピアノ

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