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2021年6月 観た映画まとめ

デッドプール2

2018年5月18日 アメリカで公開
監督:デヴィッド・リーチ

続編もちゃんと観ましたよん。
個人的には1の方が好きです。どちらも面白かったですけどね!
感情が揺さぶられるのが2、ハイになって観れるのが1って感じですかね?(個人的見解)
忽那汐里が出てきたのはびっくりでした。

不思議惑星キン・ザ・ザ (原題:Кин-дза-дза!)

1986年12月1日 ソビエト連邦で公開
監督:ゲオルギー・ダネリヤ

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ソ連全土で1570万人もの観客を動員した脱力系カルト映画。
ちょっと楽しみにして観たはいいけど、あのダウナー加減にうとうとしてしまって、始まって30分ぐらいで寝てしまいました(笑)
とにかく意味がわからない・・・これであれだけの観客を動員したってどう言うこっちゃ。ソ連の人たちの感覚凄いな・・・

悪女 (原題:악녀)

2017年6月8日 韓国で公開
監督:チョン・ビョンギル

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父親を殺された少女・スクヒは北朝鮮マフィアの若頭ジュンサンに拾われ、彼の元で育て上げられた。やがて二人は恋に落ち結婚するが、ジュンサンは敵対組織に無惨に殺されてしまう。スクヒは敵対組織のアジトに乗り込み組織を壊滅させ復讐を遂げるも、警察に逮捕される。一人で組織を壊滅させるほどの身体能力を買われ、スクヒは国家が極秘で運営している暗殺者養成所で数年間訓練を受けることに。
ついに養成所を出て、身分を偽り国家直属の暗殺者として第2の人生を歩んで行くのだが・・・。

本編が始まってすぐに繰り広げられる、7分間ものワンカットのアクションシーンで一気に引き込まれます。
何が恐ろしいかって、スクヒを演じた女優キム・オクビンが9割以上ノースタントでアクションシーンを演じているのです・・・!彼女はテコンドーと合気道の黒帯所有者で、今回の役のために何ヶ月もかけてスタントの訓練をしてきたそうです。
バイクを運転しながら・バスの中・結婚式場のトイレの中・中華料理店の厨房の中などの凄いシチュエーションで、日本刀やら斧やら銃やらライフルやら、あらゆる武器が飛び交います!
少し「The Witch 魔女」に似ている気もするけど、どちらも爽快なぐらいの殺人マシーンっぷりなので好きです。

るろうに剣心 最終章 The Beginning

2021年6月4日 日本で公開
原作:和月伸宏
監督:大友啓史

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久々にシネコン行って観てきました!
やっぱり佐藤健のワイヤーアクションのシーンは凄いですね。
敵が何人いようと一人で斬りかかっていく姿にときめく・・・
そして血飛沫ビシャビシャで血塗れになった佐藤健もかっこいい。イケメンは血塗れでボロボロになっても美しいです。
まだFinalを観れていない・・・観に行かねば。

2gether THE MOVIE

2021年4月22日 タイで公開(延期)
2021年6月4日 日本で公開
監督:ウィーラチット・トンジラー、ノッパナッ・チャウィモン、カニタ・クワンユー

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世界中で大人気のタイ発BLドラマを映画化。
今回の映画では、ドラマ全話のダイジェストとメインカップル・サラワットとタインが付き合い始めて数年後の話が描かれています。

本国タイではコロナの影響で上映が延期になってしまい、世界最速で日本で公開することになりました。劇場版を観たくても観に行けないファンが世界中にいるので、映画本編が始まる前に「ネタバレになるようなことをSNSで公開しないでください」という注意書きが出されました。
とても残念な話ですが、それでも俳優陣やスタッフが日本語でツイートしてくれたりメインキャスト2人が日本語を話している姿や日本のファンに向けたコメントの動画をTwitterに上げてくれたりと日本公開を盛り上げてくれたのが嬉しかったです。

ずっと楽しみにしていました。楽しみすぎて初めてムビチケカードを購入しました。公開第一週の入場者特典のポストカードもゲットできて嬉しいです。

ラブゴーゴー (原題:愛情來了)

1997年9月 台湾で公開
監督:陳玉勳

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叔母が営むパン屋でケーキ職人として働く阿盛は、ある日店にレモンパイを買いにきた美人の客が小学生の頃の友人であり初恋の相手・麗華だと気付く。
阿盛は小学生の頃に両親を亡くしていて、孤独だった彼を支えてくれていたのが麗華だった。しかし彼女は卒業間近に転校してしまい、彼女とはそれっきりだった。
奇跡の再会を果たした阿盛は麗華に想いを伝えるために歌番組に出演することを決意する。

大大大好きな映画。初めて観たのが半年前ぐらいで、レンタルもDVDも無かったのでそれからは見れずじまいだったのですが、この間奇跡的に再び映画館で見ることができました!
カラフルでポップな色使いや個性的かつ魅力的なキャラクターなど、チェンユーシュン監督の世界観にどっぷりハマっちゃう。
台北の街が恋しくなるな〜〜〜

フラワーズ・オブ・シャンハイ (原題:海上花)

1998年5月1日 台湾で公開
監督:侯孝賢

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台湾映画の巨匠・侯孝賢が中国古典「海上花」を映画化。
清朝末期の上海にある高級遊郭で繰り広げられる男女の愛憎劇。

豪華絢爛な調度品は驚くべきことにこの作品のためにわざわざ買い付けたものなんです。すっごいお金かかってる・・・!
劇中に何度も何度もアヘンを吸うシーンが出てきます。登場人物たちがキセルを吸う姿がとても色っぽくて好き。でも、遊郭での男女の話なのに濡れ場などは一切ありません。常に悲壮感のようなものを纏っていて、とってもムーディー。
台湾人監督で、台湾で公開された作品ですが劇中は全て上海語です。
しかし主演のトニーレオンは香港人、羽田美智子は日本人で上海語を話せないのですが、リラックスして自然な演技ができるようにそれぞれの母国語で演技をし、上海語で吹替されています。

High Flash 引火点  (原題:引爆點)

2018年8月31日 台湾で公開
監督:莊景燊

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高雄にある小さな漁村の村人たちは、工場から海に垂れ流される汚染物質のせいで癌を引き起こしたり、大切な収入源である魚が大量死したりと長年苦しんできた。
ついに汚染の原因である企業に工場の操業停止を訴える大規模な抗議運動を起こし、多くの警官やマスコミが駆けつける事態となった。すると一艘の船が大きな炎を上げながら港へ近づいてきた。船には抗議のために焼身自殺を遂げた男が一人乗っており、村では英雄として崇められるようになる。
法学医の周建生は、男の遺体を解剖していくがその遺体には多くの疑問点があった。検察官であり周建生の元妻でもある金敏照と周建生は、男が自殺ではなく他殺だと確信し、調査を進めていく。

台湾で深刻な問題となっている環境汚染と腐敗政治という2つの要素を取り入れた社会派ミステリーで、ストーリーが面白いだけでなく台湾が抱える問題について考えさせるような作品となっています。
莊景燊監督のデビュー作なのですが、デビュー作と思えないぐらい素晴らしかったです。
周建生を演じた吳慷仁(ウー・カンレン)が本郷奏多に似てるなぁって思いました。(笑)

欲望の翼 (原題:阿飛正傳)

1990年12月15日 香港で公開
監督:王家衛

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1960年の香港。サッカー競技場の売店で働くスーはヨディという男に口説かれ、一度は断るが次第に惹かれていく。やがて交際を始め、結婚を望むスーだったがヨディはそれを断り、スーはヨディの元から去る。
ヨディはクラブのダンサーであるミミに惚れられるが、彼女を弄ぶばかりで関係をはっきりさせようとしない。
ヨディの親友サブはミミに、警官であるタイドはスーに恋をしていたが二人ともヨディの魅力に溺れていて振り向いてくれることは無かった。
遊び人なヨディの心には、まだ見ぬ生母への想いが渦巻いていた。

花樣年華を「赤」とするなら欲望の翼は「緑」。
緑を基調とした色彩と湿っぽい空気感が印象的な映像でした。
甘くて危険で魅力的、でもどこか寂しそうな雰囲気を持ち合わせたヨディを演じたレスリーチャンが最ッッッッ高に適役でしたね。
「1960年4月16日3時1分前、君は僕といた。この1分を忘れない」と言った詩的なセリフがとても好き・・・

Mr.ノーバディ (原題:Nobody)

2021年3月26日 アメリカで公開
監督:イリヤ・ナイシュラー

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家と会社を往復するばかりの日々を送る冴えない男・ハッチ。
とある夜、銃を持った強盗がハッチの家に侵入してくる。ハッチは警察に通報しようとするも強盗に見つかってしまう。息子は決死の思いで強盗に立ち向かうも、ハッチは穏便に済ませようとして強盗を逃してしまう。少額の現金を取られただけで済んだが、その一件からハッチは息子と妻に失望されてしまう。
翌日、唯一自分のことを愛してくれる娘が「猫のブレスレットが無い」と訴える。強盗にお金と一緒に持っていかれたと思い憤慨したハッチは強盗の家に行って取り返そうと家を出ていく。そしてハッチの裏の顔が明らかになる・・・。

朝一で映画館に駆け込んで観に行ったんだけど・・・(笑)とにかく大量に人が鮮やかに死にます。あらゆる方法で死にます。拳銃、マシンガン、ライフル、爆弾、地雷、なんでもアリ!話のテンポもよくスカッとするし、最後の方なんか思わず笑ってしまいました。
いやーーー面白かったです。朝活にしては少々過激だけど見終わった後は気分が晴れ晴れとしていましたね(笑)

1秒先の彼女 (原題:消失的情人節)

2020年9月18日 台湾で公開
監督:陳玉勲

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何をするにもワンテンポ早い女性・シャオチー。リレーや水泳でフライングしてばかりで、写真を撮る時は毎回目をつぶってしまうし、映画を観るときも笑うタイミングは他の人より早い。
しばらく恋愛とはご無沙汰だったが、公園で出会ったダンス講師にアプローチされ、バレンタインの日にデートすることに。
当日、目覚まし時計よりも早く起きた彼女。しかし起きたのはバレンタインの翌日。なんとバレンタインが消えてしまった・・・?
消えてしまった1日を探し始めるシャオチー。手掛かりとなるものがいくつか見つかるも、謎が深まるばかり。その謎の鍵を握るのは、何をするにもワンテンポ遅い男性・グアタイだった。

私が大好きな「ラブゴーゴー」の陳玉勲監督の復帰作なので前売り券を買ってずっと楽しみにしていました・・・!
タイアップも全国で色々やっていて、宣伝にすごく力入れているなと思っていました。私が住む名古屋では、THE CUPS SAKAEで「1秒先の彼女」とのコラボ豆花が発売され、半券を見せると数量限定でプレスシートとポストカードがもらえます。もちろん映画観る前に行きましたよ!^^
肝心の映画は期待を裏切らない、陳玉勳監督ワールドでした!不器用でいじらしくて可愛い、みんなが幸せになれるラストでした。

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