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【世界遺産】世界遺産検定1級 一発合格した勉強方法☺︎

私は学生時代に世界遺産検定1級、2級、3級を取りました。(高校3年の夏に3級、大学2年の夏に2級、大学3年の冬に1級を取りました!)

今回はその世界遺産検定1級に一発合格した勉強方法をお伝えします✎*

■そもそも世界遺産検定1級って?

まず世界遺産検定1級についてご説明します。
問題形式は2、3、4級と同様にマークシート形式で、問題数は90題、試験時間は90分、合格基準は200点満点中140点以上、つまり7割以上で合格です。ただ出題範囲が世界遺産全件と大幅に増えますのでその点が一番のネックになると考えられます。平均合格率は大体2割前後らしいのでそこからも難易度の高さが伺えます。また1級は2級に合格していないと受験する資格はありませんのでその点にも注意ください。

■使用教材と文房具

教材📕
世界遺産検定1級公式テキスト すべてがわかる世界遺産大事典<上><第2版>
世界遺産検定1級公式テキスト すべてがわかる世界遺産大事典<下><第2版>
世界遺産検定公式過去問題集 1・2級

文房具✏️
・暗記用緑マーカーと赤シート
・蛍光ペン
・付箋
・ノート

■勉強方法

(1)公式テキストをとにかく読み込む
膨大な量にはなりますが、とにかくテキストを読み込みました。
読んだ上で、私は以下の方法で勉強しました。

・テキスト内の赤字・太字になっている部分を暗記用緑マーカーで引く
→赤シートで暗記(この部分は絶対に覚える!)

・それに加え、説明文の見出し・建物の説明・人名・国名・都市名・宗教・建築様式・歴史・生態系など重要そうなポイントを蛍光ペンで引く

というのも1級は2級までとは違ってテキスト内の赤字・太字以外から出題されることが多く(特に日本の世界遺産や基礎知識)、テキスト全体を読み込んである程度頭に入れる必要があるためです。

・それらを暗記して、”覚えていない・自信がないもの”に付箋をつけて重点的に勉強する

やはり全てのページを何度も読み込むのは大変なので、自信があるものと自信がないものとを仕分けして効率的に勉強するのがオススメです。

(2)知識が頭に入ったな、と思ったら過去問を解く
勉強したての頃に一度解いてみたら全然分からず、モチベーションがガタ落ちした経験があるので、ある程度「できるかも!」と思ってから方がいい気がします。
ただ1級に関しては過去問から同じ問題はあまり出ない、と言われています。なので何回も解く、というよりはあくまで力試しという形で使用しました。
しかし「傾向として問題に出やすい遺産がある」とネットで見たことがあった為、問題に出ていた遺跡を重点的に勉強しました。

(3)世界遺産に関する時事ネタをチェックする
1級ではテキストに載っていない世界遺産や、世界遺産に関する時事ネタの問題が必ず出てきます。(例えば昨年度や今年度登録された最新の世界遺産、世界遺産委員会が開かれた国やその国の世界遺産のこと、さらに日本の暫定リストなど。)

私の場合は、
・世界遺産検定事務局のツイッターをフォロー
↑試験前になると勉強のポイントなど出題問題のヒント的なことを教えてくれます

世界遺産アカデミー研究員のブログを読む

・週一くらいで「世界遺産」とネットで検索しニュースを読む

という方法で時事ネタをチェックし、ノートにまとめました。

あと、まことしやかに囁かれている噂ですが、受験する回のメインビジュアル(ポスターの表紙やHPのトップなど)になっている世界遺産から問題が出題されることがあるそうなので、こちらもチェックした方が◎(私の時は出題されませんでしたが・・・)

■勉強のポイント

・ノートや暗記カードは作らない
2級までは赤字・太字を抜き出したノートや暗記カードをわざわざ作っていましたが、1級に関しては出題範囲が膨大になるため、それらを作っているだけでとても時間がかかります。また上記の通り、テキスト内の赤字・太字以外から出題されることが多いため、ノートや暗記カードに頼って勉強してしまうと抜けが生じる可能性があるのでオススメしません。(テキストに載っていない世界遺産をまとめるノートは例外です!)

・基礎知識と日本の世界遺産は徹底的に勉強する
1級の問題の比率はこのようになっています。

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つまり全体の45%を占める基礎知識と日本の遺産で完璧に点が取れれば、あとその他で約半分点が取れればいいという計算になります。1000件以上ある世界の遺産をやみくもに勉強するより、基礎知識と日本の遺産の150ページを完璧に覚える!という方が効率がいい気がします。
ただ上記の通り、問題範囲が狭い分問題の難易度は上がりますので、テキストの隅から隅まで読み込む必要があります。

・特徴のある世界遺産を優先的に覚える
トランスバウンダリーサイトやシリアルノミネーションサイト、危機遺産など、出題頻度が高いと言われている遺産を優先的に覚えました。

・ヤマをはる!!!!!
今年登録された遺産と同じテーマだったり、同じ建築家だったり、同じ国だったり、どこかで関連している遺産が出るのではないかとヤマをはる!例えば明治日本の産業革命遺産が登録された年、長崎の軍艦島に関する問題が出された時には、同じ「産業革命の遺産」としてイギリスの産業革命関連の遺産が出たと記憶しています(正確に覚えていなくてすいません!)
かなり賭けではありますが、関連付けて勉強するのはオススメです。


以上、長くなりましたが、勉強方法を書いてみました。
あくまでも私なりの勉強方法になりますが、今後受験される方にとって何かの参考になれば幸いです。

私も現在、1級リスタに向けて再度勉強しています!
一緒に合格目指して頑張りましょう︎︎︎✌︎

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