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【フィルムカメラ入門📸第二弾】カメラを選ぶ前に知っておくと便利なこと

こんにちは。haruです。
この記事は前回の記事の続きです↓

前回、私の使用しているカメラをご紹介すると締めくくったのですが…
その前に、知っておくと今後の記事が読みやすくなるような知識や単語を先にご紹介しようと思います。

カメラが欲しい!とネットでオススメのカメラはどんなものがあるか調べたときに、「知らない単語ばかり並んでいてよくわかんない」といった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そう思った方、諦めるのはもう少し待ってください!
単語の意味が分かったり、知識があれば諦めずに済むかもしれません!

写真を撮るうえで大切な3つのポイント

まずカメラを選ぶ前に、
カメラで写真を撮るときに重要な3つのポイントをご説明します。

  1. 絞り

  2. シャッター速度

  3. 露出

カメラに関する知識のなかでも、この3つの単語は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
これこそ、写真を撮る際に必要且つ一番大事な3つのポイントです。

1.絞り

ピント調節、ピントの合う範囲を調整する役割を指します。
写真を撮るときは、被写体にピントを合わせて撮ることが大事ですよね。
逆に、あえてピントを合わせずにぼんやりした写真も味があっていいです。
ぼんやりさせたり、くっきり写したり、それを調整することを「絞り値」とか、「絞る」などと言います。
なぜ「絞る」と言うのか、それはカメラのレンズは光の通る穴の大きさを小さくしたり広げたりすることでそれを調整しているからです。

2.シャッター速度

言葉どおり、シャッターを切る速度のことです。
理屈ではなく感覚で説明すると、「まばたきの速さ」といったところでしょうか。
この速度が速ければ速いほど、時間が止まったようにその瞬間を切り取った写真を撮る事ができます。
これを遅くした場合、躍動感や動きの表現がしやすくなるのです。

3.露出

前回の記事でも取り上げた、ISO感度と関係してきます。
写真とは、その場の光をフィルムに焼き付けることで生まれます。
なので、レンズに入ってくる光が強すぎればいわゆる「白飛び」が起こってしまうし、光が入らなさすぎれば真っ暗で何も見えなくなってしまいます。
ちょうどいい光の量を取り入れることで、しっかりとフィルムに光を焼き付ける事ができるんですね。
露出とは、その入ってくる光の量のことを指します。

フィルムカメラの種類

前回は、フィルムカメラと言ってもどういったカメラがあるのかを大まかにご紹介しましたが、今回は機能別でご紹介しようと思います。

オートフォーカスタイプ

大切な3つのポイントすべてをオートで合わせてくれるカメラです。
通常のデジカメと使い方に大きな違いはありません。
突然のシャッターチャンスが来てもファインダーを除いてボタンを押すだけでOK!

オートフォーカスタイプに所属するカメラ
・プログラムAEカメラ⇨露出の調整さえ気にしていれば、絞りやシャッター速度は自動で合わせてくれるカメラ

マニュアルフォーカスタイプ

オートフォーカスタイプとは真逆で、すべて自分で調整する必要があるカメラです。
しかし、光の加減やピントも自由自在で、自分の撮りたい写真を撮る事ができます。

マニュアルフォーカスタイプに所属するカメラ
・フルマニュアルカメラ
・マニュアル+プログラムAEカメラ⇨一部マニュアルで設定する必要のあるカメラ
*絞りorシャッター速度をマニュアルで設定+他は自動でカメラが合わせてくれる

焦点固定タイプ

焦点が固定なので、ピントを合わせたり光の量の調節などは、あらかじめ決まっているカメラです。
使い勝手はインスタントカメラに似ています。
他はフォーカスするのに部品が必要になるところ、これはレンズも固定ですのでリーズナブルという面があります。

他にも注目すべきポイント

フィルムカメラならではの"巻き上げ"、"巻き戻し"

フィルムカメラは、1枚取り終わるごとに次の撮影が出来るようにフィルムを送り出す作業が必要になり、それを巻き上げと言います。
巻き上げも自動でしてくれるカメラと、手動タイプのもの両方存在します。

また、すべて撮りきったフィルムは現像する際に巻き上げたフィルムを元に戻す必要があります。
巻き上げが自動でも巻き戻しは手動、というパターンも中には存在するので、巻き上げも巻き戻しも面倒という方は購入前に確認すると良いでしょう。
※巻き戻しを忘れて裏蓋を開けると感光して現像出来なくなってしまうので、巻き戻し忘れにはくれぐれも注意してください!

まとめ

今回はカメラを選ぶ前に知っておくと便利な知識・単語解説でした。
少しでもカメラを諦めないで頂ける方がいれば嬉しいです。

それでは次回の記事でお会いしましょう!

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