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おひとりさまと孤独はイコールではないという事🐣

 みなさまこんにちは。生まれし、命です。
単独行動についての話をしようと思います。


①友達について


 突然ですが、私には愛してやまない友がいます。
 高校の時は教室、部活いつも一緒にいたし、仲良く浪人もした。私服の学校だったから、だんだん着る服も似てきて、三年生の頃なんか服を気回したりするので、誰だか分からなくなったりもしてました。

 そんな私の友達ですが、進学・就職を経て、今は離ればなれになってしまったので、大体1年に一回ぐらいのペースで会っています。

友達と会う時は大まかなパターンがあって、

①見た目適当、とにかく喋って鬱憤を晴らす
②ちゃんとおしゃれをして、出かける

この二つ。この前大宮駅であった時なんか、相手は岩盤浴帰りのお肌つやつやすっぴん、私は肌治療DT+前日抜歯でしたからね。近くの韓国料理屋でしこたま己の食べたい物だけを頼み、そして食べ、ただひたすらに食べ、ROUND1に行くという流れでした。抜糸後特有の疼痛に眉をひそめつつ食べたヤンニョムチキンは美味しかった。思いつくまま気の向くままに動いて、それでいて一緒に居て楽しいんだから最高です。

今はなきスペースマウンテンにて。
一番好きなアトラクション!


 こちらは2人で突然行ったディズニーで撮った写真。浮かれてるのが伝わるでしょ。
 この間なんか突然ぴかぴかのアルトサックスの写真が送られてきて、買ったって言うものだから腰抜かした。かっけえ〜、良かったね。中高アルトサックス貫いていただけある。吹奏楽への愛がでかい。

 基本一人でふらっと出かけるけれど、たまに友だちと一緒に遊ぶというのが、私の基本的なスタイルです。

②一人で何をしているか

 さて、私の主張として単独行動は最高という話なのですが、これには理由があります。
 他人に気を遣わなくて済むのもあるけれど、私の場合、友達との話のネタになるという事。

 一人で色々なことをしました。ひとりディズニー、人生初のタワテラはその場にいた外国人の女の子と一緒に乗り、あんまり私が叫び過ぎたのか、乗り終わった後少々引き気味に「bye………」と告げられたり。

 誕生日に一人侘しく焼肉屋に行き、誕生日パフェを差し出されてお写真撮りましょうか?と店員さんに気をつかわせてしまった事。分かるよ、そういうサービスだものね。今の私だったらノリノリでぼっち写真お願いします🎶って言えるけど、当時21歳の私にはそんな事できなかった。

ハッピーバースデ‐トゥーミー

  ひとりご飯はランチ、カフェ、居酒屋、ラーメン屋に行きました。料理を待つ間のそわそわ浮ついた気持ち、なんだか自分がいる事が申し訳ないような、心許ない気持ち。頼んだ物が目の前に置かれた瞬間、お店の椅子に座る事を許されたような気分になって、ほっとしながら一口目を運びます。

 映画館、美術館、科学館など「館」とつくものは必ず一人で行きます。対象と相対し、見つめる事しかできない大きな建物の中で、固有名詞を持った自分ではなく、ただの鑑賞者を愉しむ。歩き回ってみたり、椅子に座ってみたり、スケッチしたり。

ケーキバイキングも行きました🍰


③なぜ1人が好きなのか

 私は、思い立ったら即行動するタイプです。でも、なーんにもしたくない時はとことんぼんやりしている。そして体調や気分にムラがあるので、今日やりたい事が明日もやりたい事であるとは限らない。
 なんだか今日はこれをしたい気分かも〜と思いついた瞬間動き出しているので、他人を誘った時に返事が遅いとそれだけでやきもきしてしまう。

 そしてこれは私のポンコツな脳みその性能なのか、頭の中では常にぐるぐると独り言が渦巻いています。とにかくよく喋る。でも口からは出ない。他人と喋るまでに至らないんです。これに関しては、私が一行日記やnoteを始めた話につながるのですが、またの機会に詳しく書こうかなと思います。
 自分の中で流れやリズムがあるので、他者によって妨げられたくないのが大きな理由ですね。

④ひとり行動のルール

 簡単にひとつだけ決まりがあります。
それは、人の手が加わっていない自然の中に一人では行かないという事です。
 街中だったら人も電波もあるから、最低限スマホを持っていればなんとか出来るけど、自然はそうはいかない。だからトレッキング、キャンプ、海岸沿い等はひとりで行かないようにしています。興味もあるしやってみたいけど、私の中の個人的な線引きです。

⑤おひとりさまは孤独ではない、という事

 単独行動が好き、が成立する場合。それは、生活が孤立していない状態の上に成り立つものだと捉えています。今日あったことを話す人、いつも一緒にいられないけど、心の繋がりがある人。繋がりの形は様々だと思うのですが、孤独感を抱えたままで単独行動を謳歌するなんてできないと思うんです。おひとり様を楽しめるって、生活の充実や満足感を得ていて、かつ自立できている証拠なんだろうなぁ。
 

最後に

 単独行動を苦手とする方もいると思いますが、私にとってはそれこそ才能の域だと思っています。他者との和を重んじる事ができる。それってすごくないですか。私にはできない。できたとしてもかなり疲れてしまうので。

 友だちとは、多分お互いひとりでいる事が結構好きで、そしてそれが充実しているのだと思う。で、たまに会った時にこれ面白かったよー、とか、こんな事したよ!ってLINEで報告したりする。お互いの生活が確立されているから、久々に会った時に楽しくて仕方がない。個と個、1たす1で世界が広がるので、落ち着くけれど、刺激的でもある。

 恋人関係にも通ずる所があると思うのですが、一緒にいてリラックスできる相手というのは、共に堕落した生活を送ることではなく、気を抜いてもある程度きちんと生活できる人同士の事を指すものだと思っています。

 離れていてもくっついていても上手く関係が続いているのは、こういう部分があっているからだと自分なりに考えています。
 
 大袈裟かもしれませんが、出会ってくれた友達のおかげで私は情を知り、人間になれたと言っても過言ではないでしょう。どこで何していたって、元気で過ごしてくれればそれで良いし、困った事があれば何でもしてあげたい。見返りなんかいらないです。私の寿命勝手にあげるから、すんごい長生きとかしてほしい。心からそう思っています。

 私の人生の出来事、友達が笑ってくれるためのエンタメで良い。私というコンテンツに思ってくれれば、これ以上の事はない。なんだかうまく行かないなって時、でもこれ話のネタになるなと思えば逆にラッキーでしかないのです。

 私なりの単独行動は、友達との充実した日々の上に成り立っている。思い出の積み重ねが私を強くしてくれてるってワケなんですね🎶🎶

という事で、今回はここでおわりにしておきます。

一生かかっても追いつけないであろう、友のセンス

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