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【CL新潟Day2、シティ準優勝】サーナイトデッキ解説[全文無料]

~目次~
①はじめに
②デッキ解説
③不採用カード
④環境デッキへの立ち回り
⑤まとめ

①はじめに

お久しぶりです!"はる"と申します☺︎
以前サーナイトexが登場したタイミングにサーナイトexについてのnoteを執筆させて頂きましたが、環境やカードプールが変わった事に加えて、サーナイトと言うデッキに対する認識が色々変わったので改めてnoteにまとめました。
サーナイトを使って出場した中規模以上の大会では、

CL新潟 Day2進出 予選8-1
シティリーグ 準優勝 6-1
カードラッシュ杯 4-2
かつた杯 4-2

と比較的安定した勝率を保つ事ができました。
そんな魅力があるデッキについて細かく記述したので最後まで読んで頂けたら嬉しいです!☺︎


②デッキ解説

最終的に纏まったのがこちらのリストになります。
準優勝したシティリーグではこのリストを使用しました。
こちらのリストを元に解説して行きたいと思います。


イカれた仲間を紹介するぜ !!!


・サーナイトex×2
以前は3枚採用していましたが、手札をトラッシュするカードの採用が減ったのと、
すごいつりざおが登場した事によりサイド落ちを加味して2枚の採用に落ち着きました。

・サーナイト(アルカナシャイン)×2
当時トップシェアだったロスト系統が数を減らし、環境にVstarのポケモンが増えた事とリバーサルエネルギーが登場した事により2枚目の採用を決断しました。
序盤はこのサーナイトに進化する予定のラルトス、キルリアに手張りして行く事が多いです。

・キルリア(リファイン)×4
ロスト対面以外では必要な場面を除き無闇に進化せず、このキルリアで止めて少しでもナンジャモやツツジによる手札干渉への耐性を持たせる様心がけています。

・ラルトス(テレポートブレイク)×3
このラルトスを優先して採用している理由はHPが高いのは勿論、テレポートブレイクで10点乗せておく事により、
サーナイトのブレインウェーブのエネルギー7枚(手張り+単体で付与できる上限の6枚)の270点でHP280ラインのVstarポケモンを落とせる点も微量ながら優秀です。

・ラルトス(メモリースキップ)×1
アローラロコン対策で1枚散らして採用しています。
最初はボスの指令で濁しながら戦っていけばなんとかなると思っていましたが、相手の練度が高い場合メモリースキップがないと勝てないと判断しました。

・クレセリア×1
主にミラーとロスト対面を意識して採用しています。
CL新潟のDay2ではロスト系統とサーナイトの母数が増えると判断し2枚採用していました。

・ミュウ×1
このデッキの潤滑油
このカードが絡むと2ターン目にふしぎな飴でサーナイトに進化できる確率が上がります。
ですが積極的に盤面に出しに行く必要はなく、
ラルトス2体→かがやくゲッコウガ→"ミュウ"→ラルトス3体目
くらいの優先順位で大丈夫だと思います。

・マナフィ×1
現環境だと基本的にロスト系統、パオジアン対面で出します。
逆にこの対面ではマナフィを優先的に出さないと負けに直結する場面が多いので常に意識しています。

・かがやくゲッコウガ×1
このデッキの潤滑油
元々かがやく枠はアマージョを採用していたのですが、ロストの分布が減った事と、再現性を高める為にゲッコウガを優先しました。

・ザシアンV(けんのほうこう)×1
このカードは勝ち筋にも負け筋にもなり得るので極力使用するギリギリまで盤面に出さずにプレイしたいです。
例外として序盤にエネルギーに触れる事ができる量が少ない場合は盤面に出し、けんのほうこうでエネルギーを供給しに行く場面もあります。
また、このカードでスタートした場合に手張り込みで2ターン目から殴って行く場面もあるので、けんのほうこうでのエネルギーのつけ先には注意したいです。

・バトルvipパス×4
最強の初動
メインギミックで手札を切る手段があるデッキなので、無理なく採用する事ができます。

・レベルボール×3
序盤から中盤にかけての再現性を高めてくれる万能サーチ。
枠の都合上終盤の役割が少ない為、3枚の採用に落ち着きました。

・霧の水晶×4
超タイプの強みの1つで、サーチの範囲が広い事から最大枚数の投入をしています。

・ふしぎなあめ×3
ミラージュステップのキルリアを抜いた事で4枚目のふしぎなあめを採用するか検討していましたが、枠の都合上この枚数に抑えました。
環境や構築によっては4枚目の採用も検討しています。

・すごいつりざお×1
博士の研究やハイパーボールなどで巻き込んだポケモンを戻したり、同じポケモンを使い回したりできる万能カード。
山を掘り切ってつりざおでエネルギーを戻してアルカナシャインで確定エネ加速をしてリーサルを決めた時は脳汁出過ぎて椅子から転げ落ちました。

・ともだちてちょう×1
終盤の山を強くしてナンジャモやツツジに耐性を持たせてくれるカード。
山札を掘り切れるデッキが使うともだちてちょうは、サポートの現物を増やすより選択肢を増やせて評価が高いです。

・ナンジャモ×4
序盤から終盤にかけて隙が無い万能サポート。
むちゃくちゃかわいいです。

・博士の研究×2
エネルギーを複数枚落としたり手札干渉からの復帰がしやすかったり役割の多いサポート。
後述する"さぎょういん"のパワーが低いと感じサポート兼雪道対策の枠をずっと悩んでいたのですが、縦引きで頂への雪道を剥がす為のスタジアムなどを引き込み安く、1枚でもこのカードを使用した場合、高い確率で山札を掘り切る事ができる為、ゲームプランを立てやすくなったりと個人的に評価が高い1枚です。

・セイボリー×1
主にミラーを意識して採用しています。
ミラー以外にもミュウvmaxや非エク主体のデッキなど、刺さる対面も少なくないので使用感は良かったです。

・ボスの指令×2
高火力でバトル場のポケモンを倒しやすかったり、山札を掘り切る事ができるデッキ性質上
サイド落ちを加味して2枚採用しています。

・ボウルタウン×2
初動の傘増し兼雪道を剥がす為のカード。
こちらの展開に余裕がある場合は、極力貼らない様に意識しています。

・崩れたスタジアム×1
主にロスト対面を意識しており、基本的にダメカンが乗っているポケモンをトラッシュする用途で採用しています。
他にも盤面に残ってしまったエネルギーがついているポケモンをトラッシュし、エネルギーを再利用する役割もあります。

・基本超エネルギー×11
前述したザシアンvでヒスイヌメルゴンvstarのアイアンローリングの返しにワンパンする為の10枚+サイド落ちなどを加味した1枚の
計11枚採用しています。
環境や構築次第では1枚減らしても良い枠だと思っています。

・リバーサルエネルギー×1
主に非エクのサーナイトに貼ります。
欲しいタイミングはそこそこあるカードなのですが、強く使えるタイミングにムラがあるカードなので、基本的に引いたタイミングで非エクのサーナイトに進化する予定のポケモンに付けておけば事足りる場面が多いのと、
サーナイトexにも1枚までなら付けても支障はないので腐る事がない1枚採用に留めています。


③不採用カード

・エルレイド(バディキャッチ)
状況に応じて的確なタイミングでサポートを打ち分けられる点は魅力的なのですが、
後半はある程度手札が整っているのでサポートをサーチする必要がない場面が多いのと、序盤からラルトスラインを落とされた場合、エルレイドに進化する余裕がなくなる為、不採用になりました。

・キルリア(ミラージュステップ)
選択肢を持たせられる点は魅力的なのですが、1ターン目にラルトス以外で番を返した場合、1ターン目と2ターン目の両方で手張りを要求されるのと、ミラージュステップを打った返しには殆どの確率で倒され、盤面のキルリアが−1になる事がほぼ確定している為、動きとしては弱く要求値の割にはリターンが薄い為不採用と判断しました。

・フワンテ+勇気のおまもり
ザシアンvや非エクのサーナイトに比べて少ないエネルギーで高火力が出せる点は魅力的なのですが、
・ロスト対面に弱い
・メタに弱い
・そもそも要求値が高い
と言う上記の3点から採用を見送りました。

・クレッフィ(いたずらロック)
以前よりロスト系統の分布が減った為、
不採用となりました。
環境によっては再び採用を検討します。

・チャンピオンズフェスティバル
値段が高く購入が困難な為、採用を見送りました。

嘘です。


今回はフワンテを非採用にした為、採用を見送りました。
ザシアンvはチャンピオンズフェスティバルの恩恵が殆どなく、
非エクのサーナイトは序盤の手張りの選択さえ誤らなければリーサルに影響する事は殆ど無く、単純な回復の効果が影響してくるロスト対面では後半にベンチを埋める事はない為、現状の構築では優先度が低いと判断しました。

・さぎょういん
雪道を剥がす手段としてエルレイドからサーチできる点は優秀なのですが、今回はエルレイドを採用していない為、スタジアムの現物を引き込みに行ける博士の研究を優先しました。


④環境デッキへの立ち回り

・ミラー(五分)
基本的には先行を取った方(先殴りした方)がゲームを有利に進めて行く事ができる場合が多いです。
ボスやクレセリアで相手のキルリアを集中して落とし続けて、リソースを枯らして行くのがベストだと感じました。
セイボリーを適切なタイミングで打てると
激アツです。

・アルセウス系統(有利)
最短でサイドを取り切れる様に立ち回る事を意識しています。
基本的にサイドレースで負ける事はないので
有利だと感じました。
構築によっては頂への雪道が採用されている事がある為、注意が必要です。

・ロストギラティナ(五分)
1、2ターン目はクレセリアかゲッコウガを前に出してターンを返す事と、できるだけ手張りでアタッカーを育てて行く事を特に意識しています。
サーナイトexは極力前に出さず、非エクで戦って行く事も重要になってきます。
このデッキも構築によっては頂への雪道が採用されている事がある為、注意が必要です。

・ロストバレット(微不利)
この対面も序盤はクレセリアかゲッコウガを前に出してターンを返す事と、できるだけ手張りでアタッカーを育てて行く事を意識しています。
他にも、
・非エクのサーナイトにリバーサルエネルギーを貼って殴る
・マナフィの2体目を用意したい為、つりざおは的確なタイミングまでキープする
・崩れたスタジアムでダメカンが乗ったポケモンをトラッシュする
と言うプレイも需要になってきます。

・白ルギア(五分)
先行を取った方が有利にゲームを進めて行く事が多いと感じました。
この対面もできるだけ最短でサイドを取り切れる様に立ち回る事を意識しています。

・いちげきルギア(不利)
調整の初期段階ではそこまで不利だと感じていなかったのですが、
サーナイトexが簡単に落とされて息切れしてそのまま押し切られる試合が多く、五分ではなく不利だと感じました。
立ち回りの面では絶対にサーナイトexを前に出さず、兎に角非エクで戦って行く事を意識しています。

・ミュウ(五分)
雪道型の場合は相手が雪道を貼ったタイミングにナンジャモを合わせて行く事と、雪道を剥がす為のカードを温存する事を意識しています。
フュージョン型の場合は相手の盤面にフュージョンエネルギーを溜め込ませると負け筋に繋がる為、序盤はフュージョンエネルギーがついたポケモンを優先して倒す様に意識しています。

・パオジアン(有利)
基本的にサイドレースで負ける事はないので
有利だと感じていますが、たまに見かけるアローラロコンには注意が必要です。
中盤のセイボリーと、中盤以降のナンジャモが有効に働きます。

・ミライドン(有利)
この対面も基本的にサイドレースで負ける事はないので有利だと感じています。
このデッキは特に序盤から攻撃する為の要求値が低い為、序盤はラルトスラインを前に出さない事を意識しています。


⑤まとめ

最後までご覧頂きありがとうございました!
1年ぶりにしっくりくるデッキに出会えて個人的にはとても好きな環境で楽しかったです!☺︎まだjcs、wcsなどの大きな公式大会が控えていますが、環境が大きく変わる事は少ないと思うので、サーナイトがトップシェアになる事が予想される為、
サーナイトを使用する方、されない方共に少しでもこのnoteが皆さんのお力になれれば幸いですm(_ _)m

最後に、
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また近いうちに執筆したいと思います!
それでは!☺︎

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