言語化力をアップさせる3つの方法【動画まとめ】
「仕事ではできるだけ口頭でのコミュニケーションは避けたい」と思っている、Pinoです。
私生活や私語雑談、飲み会なんかはもちろん直接会ってコミュニケーションを取った方が断然楽しいと思います。
しかし、仕事上の「素早い」「正確な」「構造化された」、口頭による情報伝達は「口下手な人は不利じゃない??」と疑問を持っています。
そうはいっても仕事環境が私個人の持論に合わせてくれるわけではない。
求められていることに対して、自分できる何かをやっていくしかない。
ということで、言語化トレーニングに関してまとめました。
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想定読者
人に説明するときに言葉が出てこないビジネスパーソン
オープンな質問をされたときに回答に詰まってしまうビジネスパーソン
参考動画
三木 恵「心を動かす話し方」
登録者数 16.4K
北海道出身、東京都在住
舞台女優、司会、ラジオ局アナウンサー、IT企業総合職を経て独立。
言語化の重要性とその背景
言語化の力は、単にコミュニケーションの一部だけでなく、自己理解や他者理解、そして効果的な情報伝達のためにも欠かせない能力です。言語化の力を高めることで、私たちは自分の思考や感情を明確に表現し、他者との円滑なコミュニケーションを図ることができます。
「言語化する力」とは
頭で考えていることを言葉にする力のこと。この力が低くなってしまうと、目の前の相手とのコミュニケーションにおいて自分の言いたいことがうまく表現できなくなり、もどかしい思いをしてしまう場面が多くなってしまいます。
言語化の力が低下する原因
多くの人が自分の考えや感じていることをうまく言葉にできないと感じることがあります。この言語化の力が低下する原因には、以下のようなものがあります。
ストレスやプレッシャー:緊張や不安が高まると、言葉が詰まりやすくなります。
知識や語彙の不足:表現するための適切な語彙や知識が不足していると、思考を言語化するのが難しくなります。
経験不足:言語化のトレーニングや経験が不足していると、スムーズな言語化が困難になります。
言語化の基本
「視覚的に考える」こと。人間の情報の80%以上は視覚から得ています。例えば、「国の名前を10個あげてください」と言われたら、言葉だけでなく世界地図を思い浮かべるとスムーズに言葉が出てきます。視覚的な情報を使うことで、言葉に変換しやすくなります。視覚と言葉の回路がスムーズに繋がることで、考えていることを言葉にしやすくなります。
言語化力をアップさせるトレーニング方法
以下のトレーニング方法を、毎日5分程度行う
身の回りのものの名前を言う
自分の視界に入っているものの名前を、30秒から1分程度、ひたすら言ってみてください。例えば「スマホ、カメラ、照明器具」といった具合です。
条件付きで名前を言う
視界にある「赤いもの」の名前を言うなど、条件をつけてみてください。少し難易度が上がりますが、特定の属性に絞ることで、言葉に変換する力が養われます。
説明を付け加える
名前に一言説明を加えます。「丸い照明器具」や「5年前から使っているパソコン」などです。これにより、視覚情報と言葉の回路がさらに強化されます。
※ステップアップ
さらに実践的なトレーニングとして、足踏みや手拍子をしながら言葉を出す方法もあります。動作を加えることで、複雑な状況でも言語化する力が鍛えられます。
言語化力を高めるメリット
言語化力を高めることには、多くのメリットがあります。
コミュニケーションの円滑化:自分の考えや感情を明確に伝えることで、誤解やトラブルを減らし、円滑なコミュニケーションが可能になります。
自己理解の向上:言葉にすることで、自分の考えや感情を客観的に捉えやすくなり、自己理解が深まります。
問題解決能力の向上:考えを整理し、言葉にすることで、問題の本質を見つけやすくなり、解決策を考えやすくなります。
言語化力を活用した効果的なコミュニケーション
言語化力を高めることは、日常生活だけでなく、ビジネスの場面でも大いに役立ちます。以下に、効果的なコミュニケーションのための具体的な方法を紹介します。
1. 明確なゴールを設定する
コミュニケーションの目的を明確にすることが重要です。何を伝えたいのか、相手にどのような行動を促したいのかを明確にすることで、効果的なメッセージを伝えることができます。
2. 相手の立場に立って考える
相手の視点や立場を考慮しながら言葉を選ぶことが大切です。相手の関心やニーズに応じた情報を提供することで、より共感を得やすくなります。
3. シンプルかつ具体的に伝える
複雑な情報をシンプルかつ具体的に伝えることを心がけましょう。冗長な説明を避け、必要な情報を簡潔にまとめることで、相手に理解しやすいメッセージを伝えることができます。
4. フィードバックを重視する
コミュニケーションは双方向のプロセスです。相手からのフィードバックを受け取り、それに応じてメッセージを調整することが重要です。これにより、相手の理解度や関心を確認し、効果的なコミュニケーションが図れます。
言語化力を高めるための継続的な取り組み
言語化力を高めるためには、日々の継続的な取り組みが欠かせません。以下の方法を日常生活に取り入れることで、言語化力をさらに向上させることができます。
1. 日記を書く
日記を書くことは、言語化力を高めるための効果的な方法の一つです。毎日の出来事や感じたことを言葉にすることで、思考を整理し、表現力を向上させることができます。
2. 読書をする
読書をすることで、語彙や表現の幅を広げることができます。特に、自分の興味関心に合った本や、様々なジャンルの本を読むことで、豊富な語彙を身につけることができます。
3. フィードバックを受ける
自分の言葉に対してフィードバックを受けることも重要です。友人や家族、同僚などに自分の言葉の使い方や表現について意見を求めることで、客観的な視点からの改善点を見つけることができます。
4. ディスカッションやディベートに参加する
ディスカッションやディベートに参加することで、瞬時に自分の考えを言葉にする力を鍛えることができます。様々な意見や視点に触れることで、柔軟な思考と表現力を養うことができます。
まとめ
言語化の力は、効果的なコミュニケーションや自己理解、問題解決能力の向上に欠かせない重要なスキルです。視覚的な考え方を活用し、日々のトレーニングを継続することで、言語化力を高めることができます。また、日常生活やビジネスの場面での効果的なコミュニケーションを図るためにも、言語化力の向上を意識した取り組みが求められます。
私たちは、自分の考えや感情を明確に伝えることで、他者との理解を深め、より豊かな人間関係を築くことができます。言語化力を高めるための努力を惜しまず、継続的に取り組むことで、より効果的なコミュニケーションスキルを身につけることができるでしょう。
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