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第3回!Jリーグ筆おろし女王決定戦【2022年J1編】

誰だって、忘れられない女性(ひと)がいるー

W杯楽しかったですね!
ここからはそんな余韻を台無しにしていく「Jリーグ筆おろし女王決定戦」のお時間です。私もメッシに浸っていたいけど仕方ないんだ、誰かがやらなきゃいけない事なんだよ。
「筆おろし女王決定戦 W杯編」やろうかと思ったんですがさすがに国際問題になりそうだし、下品なのはアルゼンチンGKマルティネスくんでお腹いっぱいです。

全ゴールを手作業で根性マイニングする本企画、2021シーズンは920ゴールだったJ1総ゴール数が、2022年は771ゴールにまで減少!ありがとう18チーム制!なんで2024年はまた20チームなんだよ馬鹿!

しかし私、記録をまとめていて、とんでもないことに気が付きました。

去年(※2021シーズン)、J2編やってなくね??

なんということでしょう(※劇的ビフォーアフター)
第2回大会の時、J1編を書いたまますっかりJ2編のことを忘れていました。マジで自分でもびっくり。今年は必ずやるのでまずはJ1編いってみましょう!

J1でもっとも慈愛に満ちた姉さんは誰なのか?
青春のワンナイトカーニバル!!
第3回、J1筆おろし女王決定戦~!

※第1回2020年シーズンはこちら!
※第2回2021年シーズンはこちら!

(全てのデータは根性マイニングのお供、J.LEAGUE.jpを参照)

ルール
・対象は『Jリーグ初ゴール』とし、リーグ戦のゴールのみが対象。ゼロックス杯・ルヴァン杯・天皇杯・ACLは除外するものとする
・対象期間は2022年J1第1節~最終節
・J初ゴールが対象なので外国籍選手も対象とする
・2種登録選手も対象とする
※J1初ゴールではありません。
例:「2021年にJ2・J3でゴールを決めた選手」が「J1初ゴール」を決めても対象外、筆おろし済みです。


筆おろし女王決定戦~J1編~

第3位

筆おろし人数:2人

第3位は3クラブ!
昨年の第3位が3人、7クラブだったことを考えると大丈夫でしょうか。日本の少子化が心配です。

早速、内訳を見てみましょう。
※カッコ内はJ初ゴールを決めた選手の所属チーム、選手名。カッコ内の並びは試合日順。

鹿島アントラーズ(川崎:佐々木旭 清水:ベンジャミン・コロリ 
浦和レッズ(横浜F・マリノス:宮市亮 清水:山原怜音)
川崎フロンターレ(C大阪:ジョアン・パトリッキ 京都:パウリーニョ)

3人で何冠だよってくらい国内からアジアまで幅広く股に、まさに股にかけている姉さんが揃いました。めっちゃ圧が強そう。

まずは2年連続圏外だった鹿島アントラーズ姉さんが初のランクイン!
やんちゃなイメージとは裏腹に実はシャイで奥手だった鹿島姉さん、ギャップがたまりませんね、、

そして2年連続3位にランクイン、浦和レッズ姉さん!
誰もが「いや初めてだったんかーい!」となった帰国子女・宮市亮の初物ゲットです。海の向こうでの長い旅を終え、母なる川に帰ってきたサケを狙うクマのような抜け目なさですレッズ姉さん。マスコットは犬だけど。

そして2年ぶりに3位ランクイン、川崎フロンターレ姉さん!
さすが羽田空港のお膝元、外国人ばかりインターナショナルです。ワオ!
そして筆おろし相手が、パウリーニョ選手。恐らく川崎サポーターも全員忘れている昔の男を思い出したんでしょうか
ってか川崎フロンターレ公式サイト、J参入以降の過去在籍選手の記録が全部残っていて最高ですね。海外移籍した瞬間、選手データを消すJ.LEAGUE.jpにはマジでフロンターレのHPを1万回写経してもらいたいです。

いかがでしたか、第3位。最後はJ.LEAGUE.jpの愚痴になりましたが先生本当に怒ってます。生徒会長の野々村君は早く改善してください。

第2位

筆おろし人数:3人

第2位は5クラブ!
なんと今年は大混戦、第2位が5クラブは史上最多です。
それではいってみましょう。

コンサドーレ札幌(鳥栖:中野伸哉 神戸:山川哲史 清水:ホナウド)
湘南ベルマーレ(鳥栖:藤原悠汰 広島:満田誠 横浜F・マリノス:ヤン・マテウス)
ジュビロ磐田(浦和:ショルツ、モーベルグ 鹿島:エレケ)
セレッソ大阪(札幌:中島大嘉 広島:ピエロス・ソティリウ 札幌:キム・ゴンヒ)
ヴィッセル神戸(京都:山田楓喜 ガンバ:クォン・ギョンウォン、ウェリントン・シウバ)

まずは2年連続第2位コンサドーレ札幌姉さん!
今年試される大地で試された注目選手は鳥栖の中野伸哉選手。早くから活躍していた選手ですが意外に初めてだったんですね。少年よ、姉さんを抱け。

湘南ベルマーレ姉さんも今年大躍進の満田誠にさっそく手を出した様子。湘南のビーチはやはり開放的なんでしょう。ベルマーレ姉さんは昨年3位からランクアップ。ちなみに昨年はブラジル人ばかり食いまくってました。

そしてしばらくJ1から離れるジュビロ磐田姉さん、残留争いのストレスを発散するように外国人選手食いまくっていました。来年はJ2でも若い男にさわやか食わせながらはっちゃけてください!

セレッソ大阪姉さんはなんと札幌相手に2日程で1人ずつ食べちゃう夜のH&Aを開催。なんかめちゃくちゃ大阪っぽいです、よう知らんけど。ところでお相手札幌のキム・ゴンヒ選手、検索すると韓国大統領夫人も同名なんですがどういうことでしょう?日本の「千秋」みたいに男女どちらでも成立する名前なんでしょうか、ゴンヒ。

最後はヴィッセル神戸姉さん。第1回大会の女王が貫録を見せ、京都×1、大阪×2と近場の男を食いまくっています。ガンバ15位・京都16位と苦しんだ今シーズン。ヴィッセル姉さん弱ってる男にひかれちゃう、金も仕事も失ったみたいな男についつい「・・ウチ、来ない・・?」って言っちゃうタイプですね。ダメ男を養うのは女のロマン、来年もその包容力期待しています。


特別賞

1位の発表の前に各賞です!特別賞は、筆おろし人数とは別に「筆おろしした相手の運気がどれだけ上昇したか」で決定します。今年も同じ説明しますが、俗にいうアゲなんとか(自主規制)です。
昨年はキャスパー・ユンカーを筆おろしし、見事J有数のストライカーへ羽ばたかせたベガルタ仙台姉さんが受賞したこの賞。
栄えある2022年の受賞者は・・

湘南ベルマーレです!!おめでとうございます!

ベルマーレ姉さんの受賞ポイントはなんといってもサンフレッチェ広島:満田誠選手。姉さんの筆おろしをきっかけに今年は大ブレイク。
リーグで29試合出場9得点、ルヴァン杯で12試合出場2得点、天皇杯で5試合出場1得点を記録。J1リーグ3位、ルヴァン杯優勝、天皇杯準優勝という好成績に大きく貢献しました。満田選手まだプロ1年目なんですけど、、凄すぎません??その躍進も全てはあの一夜からでしたね・・ってかベルマーレ姉さん、2020年にも三笘薫を一人前の男にし受賞しております。W杯日本のベスト16はベルマーレ姉さんの存在が無ければなかった。。
ベルマーレ姉さん、受賞おめでとうございます!

ドッピエッタ賞

昨年から新設のドッピエッタ賞です!「1試合2ゴール」という本来の意味がありますが、完全に語感で決めたタイトルです!
ドドド、ドッピエッタ~~~~!!!

今年の受賞は

サンフレッチェ広島です!!おめでとうございます!

サンフレッチェ姉さんは今シーズン唯一のドッピエッタを

5月3日:柏レイソル 森海渡選手

相手に達成!GWを大満喫です。
ちなみに森海渡選手、2022年はリーグ戦4ゴールなんですが残り2ゴールもこのあと札幌戦でドッピエッタ。サンフレ姉さんにより完全に「0ゴールorドッピエッタの男」として育てられてしまいました。2023年は徳島に期限付き移籍するそうです。J2でも0ゴールorドッピエッタの男として固め打ち期待しております!

姫はじ(自主規制)賞

さあ、姫はじ(自主規制)賞です!
今年も特に説明はありません!

今年は大混戦、第2節の2試合で筆おろしが生まれたのですが、どちらも15時03分同刻キックオフだったため、なんとゴール時間の勝負に!
その2試合がコチラ

筆おろしクラブ  対象選手(所属クラブ)
鹿島アントラーズ:佐々木旭(川崎フロンターレ)
湘南ベルマーレ :藤原悠汰(サガン鳥栖)

そして気になるゴール時刻は
佐々木旭(川崎フロンターレ)→前半17分
藤原悠汰(サガン鳥栖)   →前半24分

なんとわずか7分の差でアントラーズ姉さんの筆おろしが早かった!!!!!出会って17分で筆おろし!!!!!!!!!!
というわけで2022年の受賞は

鹿島アントラーズ!!おめでとうございます!

ちなみにアントラーズ姉さん、2年連続の受賞です、、
日本の伝統文化姫はじ(自主規制)を守っていく姉さん、とてもエモい。


第1位

筆おろし人数:4人

18チーム化で試合数減少により今年の1位は4人!
機会減少に苦しむ若者に愛の手を差し伸べた、慈愛あふれるクラブは・・

柏レイソル!!
京都サンガ!!
おめでとうございます!!!!!!

なんと今年は2クラブが1位に輝く大混戦でした。愛があふれてますね。
柏レイソル姉さんは26節まで筆おろしゼロの奥手っぷりですが8月26日第27節から怒涛の3節連続4人筆おろしという夏女っぷり。
内訳は
FC東京:バングーナガンデ佳史扶、ルイス・フェリッピ
ジュビロ磐田:吉長真優
浦和レッズ:アレックス・シャルク
と関東近郊中心に4人を大人に。水戸街道の女王として夏をエンジョイしたご様子。

京都サンガ姉さんは
ヴィッセル神戸:初瀬亮
ガンバ大阪:ダワン
サンフレッチェ広島:ナッシム・ベン・カリファ
名古屋グランパス:藤井陽也
の4人。なんとサンガ姉さんの手によって、初瀬亮選手がまさかの初めてだったという衝撃の事実が発覚。これには各地の姉さんたちから、大物食いしたサンガ姉さんに嫉妬の声が上がったとか上がらないとか。筆おろし界に衝撃が走った2022年でした。

それにしてもサンガ姉さんも関西近郊を中心に食い散らかし、レイソル姉さんとともに近場キラーがトレンドでしょうか。「知ってるか?○○高校の○○さん、お願いすれば何とかしてくれるらしいぞ!」という情報がどこからともなく回ってくる高校1年の夏休みを思い出しキュンとなりました。両姉さんはこれからもJリーグの若人に夢を与え続けてくださいね!!

番外編:卒業No.1クラブ

ここからは、筆おろしとは逆に「最も多く卒業した選手が多かったクラブはどこなのか」がこの番外編です。開幕前とシーズン最終戦、集合写真を見比べてください。きっと大人になった彼らに気付くはず・・
そんなちょっと甘酸っぱい記憶が残るシーズンを経験した選手が最も多かったクラブはどこなのか!?2022年J1リーグ、卒業No.1クラブは、、、

清水エスパルスです!!!!!!おめでとうございます!!!!!

・ベンジャミン コロリ(30歳)
・オ セフン(23歳)
・山原 怜音(23歳)
・ホナウド(26歳)

と4名の若者が大人になりました。どこまでも続く悠久の茶畑と広大な太平洋、雄々しき富士を望みながら大人の階段を上る若人たち。なんか大林宣彦監督の映画にありそう。

ところで清水市のラブホ調べてたら「グラード(旧バロン清水)」ってあったんですけどあのブラジル産電柱、バロン在籍時に大丈夫だったんですかこの名前・・

改名前の「ホテルバロン」

おまけ:~オ・ウンゴール選手の2022年~

おまけです。サッカーの誕生と共に生まれ今なお活躍する現役最年長、永久不滅選手オ・ウンゴール選手。このコーナーでは全く日の当たることのないオ・ウンゴール選手2022年J1リーグでの活躍をお送りします。
2022年J1リーグでのオ・ウンゴール選手の総得点は20。正規王者チアゴ・サンタナ選手の14点を大幅に上回り、堂々の得点王奪取。
昨年2021年も得点王超えを果たしたオ・ウンゴール選手。
まさに最強ストライカーです。

2022年J1得点ランク
1位:20点 オ・ウンゴール(全)
2位:14点 チアゴ・サンタナ(清水)
2位:13点 町野 修斗(湘南)

被オ・ウンゴール

次は被オ・ウンゴール、文字通りオウンゴールを食らった回数です。
こちらは全クラブランキングです。

1位:3点 セレッソ大阪
2位:2点 鹿島アントラーズ・清水エスパルス・サンフレッチェ広島
3位:1点 コンサドーレ札幌・FC東京・川崎フロンターレ・湘南ベルマーレ・ジュビロ磐田・名古屋グランパス・京都サンガ・ガンバ大阪・ヴィッセル神戸・アビスパ福岡・サガン鳥栖
4位:0点 浦和レッズ・柏レイソル・横浜F・マリノス

注目は4位の浦和レッズと横浜F・マリノス。2年連続0オウンです。攻撃的なスタイルを標榜する両チーム、やはり自ゴール前の混戦を減らすことが被オウン減少のカギですかね。マリノスとかあれだけゴール決めてるんだからもうちょっとオウン献上する可愛さがほしいところです。その点、セレッソとか体を張ってボケる感じがしてさすが関西って感じでいいですね。内訳も30節、31節と2節連続オウンゴールドローで勝ち点2ずつ失い、全力の「なんでやねーーーん!!」感が大好きです。

得オ・ウンゴール

文字通り、オウンゴールを得た回数ランキングでこちらも全クラブ対象です。

1位:3点 名古屋グランパス
2位:2点 柏レイソル・川崎フロンターレ・セレッソ大阪
3位:1点 鹿島アントラーズ・浦和レッズ・横浜F・マリノス・湘南ベルマーレ・清水エスパルス・ジュビロ磐田・京都サンガ・ガンバ大阪・ヴィッセル神戸・サンフレッチェ広島・アビスパ福岡
4位:0点 コンサドーレ札幌・FC東京・サガン鳥栖

例年得点ランク上位のクラブがランクインするこの「得オ・ウンゴール」ランクですが今年はなんとシーズン総得点が30と、アビスパ福岡の29に次ぐワースト2位の名古屋グランパスが堂々の1位となりました!!

ってかオウンゴール抜くと総得点が
名古屋グランパス:27点
アビスパ福岡:28点
自力総得点シーズンワーストが発覚してしまいました。
総得点の10%をオウンゴールで叩き出していたとは。

ちなみに今年は被オウンも得オウンも0のノーノー達成クラブはありませんでした!

まとめ

いかがでしたでしょうか?柏レイソル姉さん・京都サンガ姉さんのW優勝で幕を閉じました、2022年筆おろし女王決定戦。

W杯による強行スケジュールでしたが姉さんたちの情熱はそんなものじゃ抑えられません。今年も各地で熱いワンナイトカーニバルが繰り広げられました。個人的には、過去の記録を振り返っていると今や各チームの主力や代表入りした選手の名前があり、歴史を重ねたことに大変感慨深くなった年末でした。
ここから世界へ旅立っていく若者も生まれるJ1筆おろし女王決定戦に、来年もご注目ください。選手からすると完全に余計なお世話でしょうが。

それではそろそろお別れのお時間です!
受賞したブラボー――!!!!な姉さんたち、来年も期待しております!
(どこかでブラボー使おうと思ってたのに完全に忘れてたからここで供養します)

Jリーグ公式記録には絶対残らない筆おろし女王、2023年はいったいどの姉さんが優勝を勝ち取るのか!?
それでは来年までさようなら!

J2編もやります!

※第1回2020年シーズンはこちら!
※第2回2021年シーズンはこちら!




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